人形町駅近くの日本料理店。
浅黄色外壁の木造モルタルの３階建て。
通常は夜のみ、予約のみなのに、ランチ営業してたので立ち寄った≫人気blogランキング
昭和５０年創業の『きく家』の別館で、同じ路地の２０ｍ程東にある。
6月8日（木）〜7月22日（日）まで、山形県西川町との共催で期間限定レストラン「月山・西川 “雪と山と森の幸” 食堂」として営業し、蕎麦や和牛、山菜など、希少で限られた時期にしか味わうことができない山形の食の恵みを、地ビールや地酒とともに味わえるよう。
店頭にメニューと手頃価格のテイクアウトメニューが表示されてた。
昭和の風情漂う、狭い路地にある。
暖簾の下に空席案内が出てて、予約メインだが席に空きがあれば予約なしでもＯＫのよう。
暖簾をくぐり店内へ。
入ると、すぐ左手から奥へと暗めの通路が伸びてた。
通路中程右手に厨房があった。入口付近や通路に店の人がだれもいなかったので、厨房に声をかけると、女性スタッフが出てきて、いらっしゃっませと言いつつ、突き当たりの階段から２階へと案内してくれた。
２階は、和風レトロな雰囲気の客席で、２人用テーブル×７が配置されてた。１階が通路と厨房、３階には個室があるとのこと。
席にすわると、女性スタッフがメニューについて丁寧に説明してくれた。定食は小鉢なしでも注文でき、玉こんにゃくなどの一品料理も注文できるそう。
ちょっと考えて、月山モルトポーク生姜焼き定食￥1980、W月山ハンバーグ定食￥2200を注文した。
小鉢3品
左：凍み餅（月山西川の１口デザート）
中：山形名物だし奴
右：煮物
先に、小鉢３品が運ばれてきた。３品とも山形の郷土料理のよう。
凍み餅は、凍らせた餅を揚げてから、甘め醤油ダレが絡めてあって、煎餅〜餅の中間くらいの硬めの食感のみたらし風の食べ物だった。
山形名物だし奴は、豆腐の上に、刻んだ夏野菜（きゅうり、みょうが、昆布など）をこんもり載せてあった。刻んだ夏野菜の塩味によって、豆腐がさっぱり食べられた。
煮物は、ぜんまい、人参、油揚げの煮物で、ほんのり甘めのやさしい味付け。
月山モルトポーク生姜焼き定食 ￥1980
生姜焼き定食は、12〜3ｃｍの豚肉が小麦粉を軽くまぶしてから炒めてあり、タレがよく絡んでて、
滑らかな食感＆軟らかな肉質で上品な生姜焼きになってた。
肉の下には、千切りキャベツ2種（生のキャベツ、軽く茹でたキャベツ）が入ってて、食感の違いを楽しめた。
芋煮汁は、里芋、長ネギ、こんにゃくが入ってる醤油味仕立ての汁物で、シンプルな内容なのに滋味深味。
ごはんはふっくら炊きたてだった。温かく召し上がっていただきたいので、小盛りになっていますので、お替わりどうぞとのこと。
W月山ハンバーグ定食 ￥2200
（月山和牛＆月山モルトポーク）
W月山ハンバーグ定食は、月山和牛＆月山モルトポークの合挽で作ってある、立体的な肉厚のハンバーグで、出汁の効いたキノコ入りの餡（しめじなどいろんながきのこが入ってた）がかかってて、肉質のしっかりした和風仕立てのハンバーグだった。
店内には、予約して入店してきてた女性客が多く、月山の蕎麦に、山形のビールや日本酒を添えて食事を楽しんでた。
なかなか入店する機会がない店に入れて、山形の郷土料理がいろいろ味わえてよかった。
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■『きく家はなれ』
東京都中央区日本橋人形町1-5-2
電話：03-3664-9032
営業：月〜金17:30〜22:30（LO）
土 予約営業のみ
定休日：日、祝
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