栃木県の古峯ヶ原の500ヘクタールの領域にある、創建1300年余の神社。
関東屈指のパワースポット。
天狗が、御祭神の日本武尊の使いとして災厄を祓うとされ、祀られていることから別名「天狗の社」と呼ばれている≫人気blogランキング
鹿沼市街地から、古峯ヶ原街道を30分程行くと、大きな鳥居（神社の手前約6kmの場所にある一の大鳥居）が見えてくる。
勝道上人が古峯ヶ原深山巴の宿で3ヶ年修行の後、天応2年（西暦782年）日光の男体山に初めて登頂し大日光開山したことから、古峯ヶ原は、明治維新まで、日光全山の僧坊達の修行の場となっていた。
現在も「天狗の宿」として知られる参籠室があり宿泊参拝するこができる。
駐車場に車を停めると、参道に3~4軒の土産物屋、休憩処、食事処を兼ねる店がある。
鳥居を2つくぐり、橋をわたると、さの先右手の小高い場所に、横長の建物が見えてくる。この建物が本と併設の参籠室（宿泊施設）のよう。
本殿に行く途中、石造りの立派な天狗があって、境内のあちこちに大小、いろんな姿形の天狗が祀られているよう。
傾斜の緩やかな石段を上って本殿へ。
石段を20段ほど上ると、正面〜右手へ伸びてる建物は手入れされた茅葺き屋根が見事で、荘厳な雰囲気。
手前1／3程の場所にある本殿で、しっかりお詣りをした。
右隣の紫幕のところが、入口になってて、ここで靴を脱いで建物内に入れる。
ほとんどの人が、建物内に入ってお詣りをしてて、ご祈祷中の人もいた。
一画には、カラス天狗が祀られてて、天狗の御朱印は20種以上から選べて人気のよう。
廊下の両脇に大小の部屋が並んでて、赤青の天狗の面にはお詣りをした。
予約すれば食事もできるよう。
建物内を一巡した後、古峰園（有料庭園）へ。
入口で入園料（大人300円）を払う。
案内図を受け取った。
峰の池を一周するように、散歩できるようになってる。
池では、大きな鯉がゆったり泳いでて、心も体もくるろげる感じ。少し起伏があるので適度な運動にもなる。
園内には、抹茶（有料）が飲める草庵風の茶室があった。
池の畔の小高い展望広場には、お土産＆食事処「峰の茶屋」の建物がある。
真新しい建物で、池が見渡せる2方向窓の客席に、ゆったりテーブルが配置されてた。
残念ながら満席だったので、あきらめて参道に戻り、3軒の店をのぞく。
巴屋
巴屋は、昼時だったので店内は混み合ってて、店頭でおまんじゅうやおせんべいを販売してた。
往きから目をつけてた、天狗まんじゅう￥100を買った。
店内製造してるまんじゅうで、柔らかで、あんこがしっかり入ってて、無添加なので体にやさしそう。
栄屋
栄屋は、店頭でソフトクリームなどを販売してた。
こんにゃく、丼、うどんなどのメニューもあった。
天狗屋
窓越しに店内で男性が手打ちそばを打ってる姿が見えたので、天狗屋に入ることにした。
縦に長い方形の店内は、土産物陳列コーナーの奥が、畳敷き＆テーブルの配置された客席になってる。
左手レジで、注文＆支払をするシステム。昼時で満席に近く、60分待ちとのこと。
ちょっと考えて、にらそば ￥1050など3品を注文。
番号札を受け取ると客席へと案内された。
客席左手が、縦長い厨房になってて、6〜7人の男女が働いてて、家族経営的な雰囲気。
60分近く待ってたら、料理が運ばれてきた。
天丼 ￥650
天丼は、熱々のごはんの上に、色白の衣をまとった、天ぷら5ヶ（えび、人参、ピーマン、なす、かぼちゃ）が載ってて、煮込みこんにゃく3ヶ、漬物、そばつゆ風スープが付いてた。
値段からして、海老天なしだと思ってたのに、ちゃんと海老が付いてて豪華だった。スープには、なると、ほうれん草（冷凍品じゃない）が入ってて、しっかり手作りしてる料理だった。
にらそば ￥1050
にらそばは、もりそばの上に、茹でたにらがトッピングされてて、煮込みこんにゃく3ヶが付いてた。
鹿沼産にら使用とのことで、ニラの香りがよく、名物のよう。
そばとニラは、ミスマッチかと思ってたのに、風味がケンカせず互いを引き立てた。そばつゆも甘すぎず、食べやすく、しっかりそば湯も付いてた。
かけそば ￥900
かけそばは、若干表面にざらつきがあって、少しもっちりとしてて、そばの香りがふんわりと漂い、新そばらしい味＆食感。
色が濃すぎず、ほんのり甘めのつゆが、素朴なのに田舎っぽさなく、バランスがとれてて食べやすかった。ほうれん草とねぎの風味もよかった。
ゆっくり待ったかいがあって、丁寧に作った料理が食べられてよかった。
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■『古峯神社』
栃木県鹿沼市草久3027
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