新潟駅前にある『割烹大助』を本店とする居酒屋チェーン。創業３５年になる。
『大助 海鮮問屋』『味美屋』など新潟市内に７店、新潟県北蒲原郡聖籠町のゴルフ場に１つ、埼玉のデパートに売店など２つの店がある。
古町交差点から１００m程北のアーケードのある商店街の２階にある店に行った≫人気blogランキング
あまり目立たない店だが、夕方５時過ぎに、ビジネスマンらしき男性グループが、たてつづけに数組、アーケードのあるこの古町商店街を早足で歩いてくると、店の階段をうれしそうに上っていくのを見た。
まだ早めで、通りにも人が少ない時間帯だったので、人気店のようで気になった。
階段の上り口の所にメニューが掲示されてたので、立ち止まってじっと見た。
お昼も営業してて、ランチは日替定食￥７３０からと、メニュー豊富。
夜のメニューもお手頃価格のようだったので、少し迷ったが入ってみた。
階段を上がっていくと、右手に入口がある。
中に入ると、そこは右〜左へと真横に伸びてる通路になってて、通路に沿うように、店内はうなぎの寝床のような細長い形。店内右手側は、居酒屋とは思えないような、喫茶風のテーブル席になってた。
左手側は、通路両脇に、お座敷席、テーブル席があって、その奥はお座敷席になってた。
奥の座敷席は比較的広く、ゆったりしてた。
通路を介して正面〜左手が厨房になってて、厨房にいた調理人の男性、通路にいた接客かかりの女性にいらしゃっませ、と元気に迎えられて、席に案内された。喫煙の有無は聞かれなかった。
メニューは、店頭のの他に、刺身盛り合わせなどいろいろあった。酒類もいろいろあった。まず、サッポロ生ビール（中）￥５４０、大助名物日本海の幸樽盛￥２０００、のっぺ￥５００などを注文した。
（左）お通し ￥３００（たぶん）
（右）サッポロ生ビール（中）￥５４０
お通しと一緒に、生ビールが運ばれてきた。
お通しは、イカの煮物で、お通しなのに一品料理のように量がたっぷりだった。鮮度のいいイカが使ってあるので、身がしっかりとしてて、歯ごたえがあった。
大助名物日本海の幸樽盛 ￥２０００
刺身の盛り合わせは、大助名物と言うだけあって、驚くほどボリュームたっぷり。四角い木の器に、１０種以上の魚介類が盛り合わせになってて、まぐろ、かつお、アジなど、切り身はどれもどったん切りで、ブツ切りのようなダイナミックな刺身だった。
（左）のっぺ ￥５００
（右）かきのもとひたし ￥４００
のっぺは、新潟の郷土料理の冷たい煮物。人参、こんにゃく、かまぼこ、ごぼう、しめじ、銀杏もいっぱい入ってた。
かきのもとひたしは、ほうれん草と白ゴマがトッピングされてて、彩りのいい、シャクシャクとした独特の食感のお浸しだった。
純米吟醸生酒 大助（300ml）￥８６０
生ビールを何杯か飲んだ後、日本酒を注文した。店名と同じ名前の純米吟醸生酒で、香り爽やかで、飲みやすかった。
漬物（サービス）
接客係の女性が、他の料理と一緒に、サービスですといって、漬物をテーブルにおいてくれた。
白菜、大根、人参の３点盛りの漬物は、市販品のような人工的なまろやかな味のものではなく、昔ながらの素朴な漬物だった。
生野菜サラダ ￥５２０
生野菜サラダは、キャベツ、きゅうり、トマト、いんげん、コーン、玉ねぎ、みかん、にマヨネーズ＆ドレッシングのかかった、シンプルなサラダだった。
揚げだし豆腐 ￥４２０
揚げ出し豆腐は、豆腐が片栗粉をまぶして揚げてあって、だしにどっぷりと浸かってないので、衣のサクッと感が残ってて、大根おろし、かつお節、長ネギとの絡みがよかった。
深雪もち豚串焼 ￥４２０
深雪もち豚という銘柄豚の串焼きは、大きいサイズの串焼きが１本お皿に載ってた。極めの細かい肉質で、臭みなく、ジューシーで、１本だけだったが、食べ応えがあった。
刺身を始め、とってもボリュームがあって、懐をあまり気にせず心行くまで飲み食いできる。店の人も素朴な人の良さが感じられ居心地がいい。早い時間からどんどん客が入って行くのが納得できた。
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■海鮮問屋『大助』
新潟県新潟市中央区古町通7-934
電話：025-222-8580営業時間：
11:30~14:00（LO13:30）
17:30~22:00（LO22:00）
祝日は〜21:00（LO20:00）
定休日：日曜日
