台北から約1時間の観光地、九份の基山街で見つけたグァバのジューススタンド。

九份は夜景で有名だが、人々で賑わう夕方〜夜を避けて、電車とタクシーを乗り継いで午前中現地に到着した。

幅3m程のくねくねとした道に、露天や店が並ぶ基山街を歩いてる時、屋台の店先に10cm程の黄緑色の球形型の果実と、半割にしたピンク色の果実が並んでるのを見つけた≫人気blogランキング




基山街と交差する賢崎路(細い石階段の路地)との交差から10m程所進んだ所にあった。

見た瞬間は、小さいスイカだと思って通り過ぎたが、あたりに漂ってるにおいがちょっと違う。そう、このにおいは、昔好きでよく飲んでたグァバネクターのにおいだ。

ということで立ち止まり、数メートル引き返して、屋台の前へ。



店先に緑色と半割のピンク色の果実の並んでる、テント2つ分程の屋台で、店の貼り紙にカタカナでグァバと書いてあった。

店番は2人。男性が店番をしてる左の店は、主にジュースが並んでた。



女性が店番をしてる右の店には、緑の果実が、そのまま、ヘタを取ったり、カットしたり、(パックに詰めてある)で並んでてた。

店先にあるフルーツは、この緑の果実だけ。これがグァバの実で、この屋台はグァバ専門店のよう。



グァバジュースは好きだが、グァバがどんな色形の果物かも全然知らないし、もちろん見るのも初めて。店先で、これがグァバなんだっ!と感動していたら、店番のお姉さんが、並んでてた実を手にとって「そうそうこれがグアバよ」とにこやかに話しかけてくれた。

ジュース用ミキサーには、グァバが皮ごとカットした状態で入ってたので、聞いてみたら皮ごと食べられるとのこと。



迷わず、90元のジュースを購入した。


グァバジュース 90元

グァバジュースは、店頭の氷の中に入ってて、よく冷えてた。

太めのストローで吸うと、口の中にピューレ状のぽったりとした甘酸っぱい液体が入ってきて、芳醇なトロピカルな香りが口から鼻へと抜ける。

とにかく香りが濃厚で、しっとりとした甘さで、市販のジュースとは全く別物。

店の貼り紙に、台湾野生の文字があって、台湾で穫れたグァバのよう。日本では、沖縄、鹿児島で栽培されてるくらいで、生のグァバの実や葉っぱを目にする機会はほとんどないが、グァバは、アセロラに次いで2番目にビタミンCが多く、ビタミンE、ミネラル、カリウムなど様々な栄養成分も豊富に含んでて、飲んでるだけで美白&若返るような気がしてくる。
(ポリフェノールが含まれてる葉っぱも、グァバ茶として市販されてる)



景色を見ながら、フレッシュなグァバを堪能した。

カットされてるグァバをホテルに持ち帰りたかったが、この後、すごい雨に降られて、残念ながら帰りは立ち寄れなかった。

このジュースの味が忘れられず、士林夜市に行った時、カットフルーツの屋台で、他のフルーツと並ぶグァバを見つけて食べてみたが、香りも甘さも薄くて、がっかりした。

再びこの味を求めて、台北に行くなら、九份まで足を伸ばして、必ず立ち寄るぞ。

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■ジューススタンド『赤心土芭楽汁』
 新北市瑞芳区基山街

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