下北半島にある、日本三大霊場の1つで、あの世への入り口と言われてる恐山

貞観4年(862)に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えた。

瓦塀を巡らした総門から、まっすぐ参道が伸びる≫人気blogランキング



何年も前から「イタコの口寄せ」に行きたかったが、イタコの女性は常駐ではなく、恐山大祭(7月20日〜24日)、秋詣り(10月上旬の3連休、2016年は10月8日~10日)の時以外は所在不明なので諦めていた。

8月下旬の平日だったが、入山受付所で尋ねると、この日は来ているとのこと。

山門をくぐり、その先の地蔵堂でお参りをしつつ、「イタコの口寄せ」が行われてる左手にある赤い屋根の建物を覗くと、女性が2〜3人座って待ってた。

「イタコの口寄せ」申し込みの方法は、ただ並ぶだけで、ウエイティングボードなどもなく、先着順のよう。



先に、ルートに従って境内を散策することに。

起伏のある白っぽい荒れ地が広がり、あちこちに石が積み上げられてて、カラフルな風車が物悲しくカラカラと回ってて、まさにこの世の果てのよう。



宇曽利湖(うそりこ)は、吸い込まれてしまいそうな静かな美しさ。

山奥にこんな場所があるとは実に不思議な感じ。



参道左手の赤い屋根の建物内で「イタコの口寄せ」が行われていて、梯子風階段のある小さめの入口前に案内板が出てた。

古めいた建物内の、大広間の隣の小さめの暗い部屋で、「イタコの口寄せ」が行われてた。女性2人が向かい合うように座ってて、左手にすわってた、白装束を羽織り、茶色の長い数珠を首に掛けた60代位の女性がイタコさんのよう。平日午後のせいか先客は、口寄せ中の人を含めてわずか女性2人だけだった。

扉をそっと開け閉めして、空いてた椅子に座って、順番がくるのを待った。前の人の、涙ながらのせつない口寄せが途切れ途切れに聞こえくる。

30分程待ってたら、私の番がきた。口寄せの料金表が壁にはってあった(1霊4000円)。紙に逢いたい人の亡くなった年月日を記入すると、イタコの女性が、長い数珠を合わせた手の平でじゃらじゃら鳴らしながら、祝詞風の呪文を詠うように唱えていく。

聞きたかったことを尋ねると、「おまえさま」と古めいたことばで、話しかけるように返してくれる。20〜30分くらいで口寄せが終わると、その場でイタコさんにお金を支払って、退室する。普段は八戸で生活してて、昨夜車を運転して、ここに着いたとのこと。手書きの名刺をもらった。

長年消化しきれなかった思いが癒やされていくようで、気持ちが和らいだ。「イタコの口寄せ」は、現代のヒーラー的儀式だった。

観光スポットとしても面白く日本人として一度は行くと良さそう。

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『恐山寺務所』
 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
 電話:0175-22-3825
 恐山大祭:7月20日~24日
 恐山秋詣り:10月8日~10日
 冬期休業:10月31日~4月