熊本市にある人気とんかつ店。昭和50年創業。

白っぽい4階建て雑居ビルの、1〜2階の南側半分が店舗になってる。

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市電、辛島町駅の80m程西にある。アーケードのある繁華街「サンロード新市街」から、南へと延びる路地を30m行くとある。

混雑時間を避けて休日の午後2時過ぎに行ったら、建物前に約10人の待ち客がいた。

東京出身の社長が、何の伝手もない熊本の新市街で、18席の小さなとんかつ屋として創業。現在は、林産業株式会社となり、熊本市内に「とんかつ勝烈亭」2店、ハンバーグ&ステーキ専門店「フォンターナ」1店の、計3店を経営している。

新潟市にあった同名のとんかつ店『勝烈亭』(昭和44年創業、現在は『二代目 勝烈亭』)との関係は不明。

 

店頭に、メニューが掲示されてた。

2重になってる玄関ドアを開けて店内へ。



入ると、2m程前方にレジカウンターがあって、レジの手前が2坪ほどの受付兼待合風の空間になってて、壁際の3カ所に計8つほどの椅子が置かれてた。

レジの奥側が1階客席になってた。



1階客席は、大きなテーブル風カウンター席を中央に、左手と奥とにテーブル席が配置されてた。

待ち席はふさがってて、立って待ってる人もいた。待ち客の半分位は旅行荷物を持った外国人で、その子供らは大声の北京語で喋り続けてたので閉口した。それでレジ左手の順番待ち用紙に記名して、店外で待った。

順番を確かめつつ20分ほど待って、2階席にどうぞと言われてレジ前左手にある階段を上って2階へ。



2階席は横に細長い方形。通路脇と奥に、テーブルがほぼ1列に配置されてて、大声の中国語が飛び交う1階より、席数が少なく落ち着いた雰囲気。



いらっしゃいませ、と2階の接客担当の女性に、にこやかにむかえられて席へと案内された。

 


土日祝のお昼の特選メニューがあった。

厚揚げ ロースかつ膳(大)¥1650と六白黒豚ロースかつ膳(140g)¥1650、とグランドメニューから、ミックスフライ膳¥1580、上ロースかつ重(140g)¥1550に、単品を数品加えて注文した。

 


テーブルの上には、とんかつソース2種(特製和風、洋風)、白ごま、ドレッシング2種(柚子、フレンチ)、ポン酢、高菜漬けがセットされてた。高菜漬け用取り皿、取り箸も準備されてて、自由に食べられるようになってた。


漬物&おろし

先に、漬物、大根おろし、すり鉢&すりこぎが運ばれてきた。ごまと特製和風ソースとの相性がいいらしく、白ごまをすり鉢ですって、特製和風ソースを合わせて食べて下さいとのこと。

漬け物は、4種盛り(しば漬け、きゅうり、刻み白菜、大根&人参)で、大根おろしには、なめたけが少しトッピングされてた。

30分ほど待って、出来あがった料理から順に運ばれてきた。

 

厚揚げ ロースかつ膳(大、180g)¥1650

厚揚げロースかつ膳(大)は、通常¥1800のが、土日祝の昼は、少し割安な値段で提供されてる。

黒い花形の和皿の、金網の上に、色よく揚がったロースかつが載ってて、千切りキャベツとマスタードが添えてあって、ごはん、赤だしと一緒に運ばれてきた。

厚揚げロースかつは、食べやすいよう6つにカットされてた。真ん中あたりの1切れを横に倒してみると、肉と衣がちゃんと密着してて、厚みは2.5cm程あって、普段食べてるとんかつの倍くらいの厚みがあった。

肉断面は、キメが不整で不規則に小さな穴が空いてた。肉を柔らかくするため下処理で、筋切りではなく肉を叩いているよう。肉の線維が壊れてるので、キメが整わず、穴が空くのだと思う。

サクッと揚がっていて、厚みがあるので食べ応えがあり、肉質が柔らかで食べやすい。しかし、肉らしい弾力や繊維感が欠けていて、繊維が破壊されたようにパサパサとしてて、ジューシーさも感じられず、印象的なとんかつだが、肉の食感やジューシーさを重要視する私には残念だった。

ごはんはふっくら炊けてて、赤だしは、関西圏のような苦みのない、ちょっと甘口タイプのものだった。

ごはん、キャベツ、赤だしは、お替わりOK。接客係の女性にお願いすると、にこやかに応じてくれる。ごはんは、新しいお茶碗で運んできてくれ、キャベツは、刻んだキャベツの入った半円球型を持ってきて、希望の量を尋ねながら、トングで、お皿の上にキャベツを足してくれた。

 

土日祝の昼の特選メニュー:
鹿児島県産 六白黒豚ロースかつ膳(140g)¥1650

六白黒豚ロースかつも、花形の和皿の金網の上に、キャベツ、塩、レモン、マスタードを添えて盛られてて、ごはん、赤だしと一緒に運ばれてきた。

厚揚げロースかつと同様に、肉断面に小さな穴があいててキメが整ってなかった。くさみのない肉質で柔らかく、厚揚げロースかつよりしっとりとしてた。特に、脂身の部分がくどくなく、脂身が苦手な私でも食べられた。

 

ミックスフライ膳 ¥1580
(ひれかつ2ヶ、海老フライ、クリームコロッケ)

創業以来の人気メニューとのこと。黒い四角皿の金網の上に、ひれかつ2ヶ、海老フライ、クリームコロッケが、立体的に盛られてて、キャベツ、タルタルソース、レモンマスタードが添えてあって、これに、ごはん&赤だしが着いてた。

ひれかつは、長径7〜8cm位の平たい形ので、食べやすいよう半分にカットされてた。これも柔らかいが肉断面に穴があいてて少しパサパサしてて、淡泊な感じ。

クリームコロッケは、7cm程の俵型をしてて、サクッとした衣の下に、黄色かかったクリーミーな具はしっかり詰まってて、玉ねぎの風味が効いてて、シチュー風のコロッケになってた。

海老フライは、身が透明ではなく、白くふっくらとしてて、海老の風味がしっかり感じられた。


単品盛り合わせ
(特選海老フライ、チキンかつ、特製ミンチかつ)

選海老フライ、チキンかつ、特製ミンチかつは、1皿に盛り合わせてあった。


下:特選海老フライ(1尾)¥650
上:ミックスフライ膳の海老フライ

特選海老フライは、通常の海老フライ(単品は¥350)より、一回り~一回半くらい大きな海老が使ってあった。どちらも身が透明の海老ではなく、真っ白な身が海老らしい食感で、風味も濃厚。

特選海老フライは、濃い色に揚がってて、やや揚げ過ぎっぽい。大きかったが、ミックスフライ膳の海老フライの方が身がふっくらとしてた。


特製ミンチかつ(1個)¥380

特製ミンチかつは、長径10cm位の楕円型で、半分にカットされた状態で運ばれてきた。

手でしっかりめに練ってあって、肉や玉ねぎがしっとり密着してて、ふっくらと揚がってた。ジューシー感を強調するために、えたいのしれない脂分を加えてる市販品とは違って肉の食感があった。


チキンかつ(1個、50g)¥280

チキンかつは、3つにカットされてた。胸肉の部分のようで、あっさりヘルシーなかつだった。

 

上ロースかつ重(140g)¥1550

上ロースかつ重は、四角いお重に入ってて、サラダ、赤だし、おろしを添えて、半月盆で運ばれてきた。

ごはんの上に揚げたてのロースカツをのせ、その上に長ネギの玉子とじがのせてあった。一般的なかつ丼やかつ重は、カツと玉ねぎを玉子でとじたのとは違ってて独特。かつと卵の一体感は控えめで、とんかつ衣がサクサクとしてて香ばしく、味付けは、醤油や出汁の風味より甘さが勝った甘口だった。140gのロース肉を使ってるので、肉が大きめで厚みもあって、食べ応えがあった。

食べ終えて1階に下りたら、3時を過ぎてたのにまだ待ち客がいた。とても落ち着いて食べる雰囲気ではないが、ごはん、キャベツ、赤だしがお替わりOKで、テーブル上の白ごま、高菜付けが自由に食べられてお得感がある。東京の有名店より価格が手頃で、しかも大陸から近いので東シナ海を越えて客が大挙押し寄せるのも理解できる。

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『勝烈亭 新市街本店』
 熊本県熊本市中央区新市街8-18 林ビル1F
 電話:096-322-8771
 営業:11:30~22:00
    (LO21:30)
 ランチ…11:30~16:00  
 定休日:12/31~1/2