岩手県花巻温泉郷、山の神温泉の旅館。

半円孤に配置された、反りのある入母造りの本館(3階建)、と5つの客室棟(2階建)+大浴場2つが渡り廊下でつながった、総客室80室。

約1万坪の敷地に、木々に隠れるように建つ、宮大工の手によって造られた豪壮な1軒宿≫人気blogランキング



蛇行する川に三方を囲まれて建つ。前が広いイングリッシュガーデンになってて、その木々の間に駐車場があった。

正面玄関の車寄せで人と荷物を降ろしてから、駐車場に止めた。

花巻温泉郷は、花巻市の北西部にある12の温泉の総称。

花巻温泉、台温泉、金谷温泉、新湯本温泉,、の4湯が北側にあり、新鉛温泉、鉛温泉、高倉山温泉、山の神温泉、大沢温泉、渡り温泉、志戸平温泉、松倉温泉、の8湯が、南側にあり、花巻南温泉峡と呼ばれる、

山の神温泉は、もともと湯治場だった。バブル時に、県南の建設会社が買い取り、贅沢な温泉宿を建築。平成9年、ホテル『光雲閣』が完成したが、すぐに経営破綻。平成10年頃から閉鎖放置されていた。

平成19年2月、大手通販会社ベルーナの34.4%の株を持つ(株)フレンドステージ(非上場、ベルーナの社長と親族ら5人が普通株式、A種優先株式を持つ)が取得、『幸迎館』(以前の宿名?)としてオープンした。

平成23年、建物周囲の広い敷地にイングリッシュガーデンを作り、平成25年4月、宿名を『優香苑』に変更してリニューアルオープンした。



中に入ると、正面が折り上げ格天井の広いロビーになってて、この左手がフロントとテーブルの配置されたラウンジになってる。

いらっしゃいませ、と黒いスーツを着用した若い男性スタッフに迎えられて、ラウンジへと案内された。お茶などは出されず、ここでしばらく待ってると、女性スタッフが宿帳を持って現れた。

記入後、女性スタッフに先導され、ようやく部屋へと案内された。



しっとり和風の廊下を通り、階段を上った2階にある部屋へ。

5棟ある宿泊棟は、1階と2階にそれぞれ、4〜6室づつの造り。



宿泊したのは、10畳+6畳+洋室+広縁の部屋。

客室天井も、伝統技法で作られた、折り上げ格天井になってた。

 

窓が腰高窓なので、部屋は広い割に開放感は控えめ。洋室のベッドは大きめだった。

案内係の女性は、カーテンが閉まったままの部屋へと案内すると、荷物を運ぶと、お茶も出さずに戻っていった。

 

茶菓子は、豆菓子が準備されてた。

部屋風呂はないので、大浴場へ。

◎大浴場:こもれびの湯
 

上:内風呂(源泉掛け流し)
下:大露天風呂(源泉掛け流し)

大浴場は2カ所にあった。宿には4本の源泉があり、お風呂はどれも源泉掛け流し。

入浴後、ほっと一息入れると、夕食の時間に。

■夕食


夕食は、ロビー奥にある食事会場「葉山」で。



ドリンクメニューから、生ビールなどを注文。


左:生ビール(大ジョッキ)¥1000
右:日本酒、七福神(純米、300ml)¥1200

料理は、2種の献立で注文してあった。

◆旬の食材を味わう和食懐石〜雅〜
 


雅は、料理8品に、食事(ごはん、汁物、漬物)、水菓子が付いてる。


◎前菜:鱧、白芋茎、オクラ、海ぶどう、菊の梅酢
    焼ホヤ紫蘇味噌和え、塩レモン
    クラゲ&キノコ和え
    南瓜和え、クコの実
    焼なすの鶏そぼろ寄せ、赤味噌

前菜は、5品で、中小の小鉢に盛られてた。


◎造り:まぐろ、鯛、北寄貝、生ウニ、ボタン海老

お造りは、有頭のボタン海老を中央に、5点盛りになってた。


◎焼物:鮎姿焼
    山里漬、酢取り生姜添え

鮎は、串打ちで、踊り焼きになってた。



◎鍋物:前沢牛、とうもろこし仕立て、しゃぶしゃぶ
    レタス、玉ねぎ、ねぎ、椎茸、豆腐、水菜
    薬味&ポン酢添え

鍋物は、前沢牛のしゃぶしゃぶで、ダシではなく、コーンスープでしゃぶしゃぶするようになってた。肉は、前沢牛は3枚で、2枚はミスジ風の部位だった。


◎揚げ物:フォアグラのなす餃子
     青唐辛子、赤おろし、香味野菜添え

揚げ物は、薄く切ったナスの中央にフォアグラを挟んで、揚げてあった。


◎進め肴:鮑ステーキ
     かぼちゃ、アスパラ、青梗菜
     バター&割り醤油

鮑のステーキは、四角皿に盛られてて、固形燃料で加熱し仕上げるようになってた。


◎冷やし煮物:穴子ごぼう煮こごり
       海老、里芋、かぼちゃ
       ヤングコーン、楓冬瓜

煮物は穴子&野菜の盛り合わせで、冷たく冷やしてあった。


◎蒸し物:冬瓜茶碗蒸し
     フカヒレ、胡麻豆腐、八幡平マッシュルーム
     フカヒレ共餡

冬瓜茶碗蒸しは、生地に、おろした冬瓜が混ぜてあって、通常の茶碗蒸しより、あっさりとしてた。


◎食事:とうもろこし&枝豆ごはん
◎止め椀:鴨、六穀ひっつみ、粒蕎麦の吸い物
◎香の物:大根糖絞り、小メロン、芭蕉南蛮

ごはんは、白飯orとうもろこし&枝豆ごはんから選べた。椀物は、鴨肉とそばの実、5mm角の野菜が入って、ちょっと雑炊風。


◎水菓子:苺アイス&杏仁豆腐

水菓子は、アイスが苺orヨーグルトから選べた。

旬の食材と前沢牛を取り入れた、バランスのとれた献立になってた。

◆とろける贅沢「前沢牛」和食会席膳
 


「前沢牛」和食会席膳は、料理7品に、食事(ごはん、汁物、漬物)、水菓子が付いてる。


◎前菜:ミズの鞍掛黄身豆腐
      蛸、じゅんさい、梅肉、長芋の土佐酢和え

前菜は、小鉢が2品。


◎造り:まぐろ、かんぱち、帆立

お造りは、3点が黒い和皿に控えめに盛られてた。


◎焼物:舌平目夏野菜焼き
    山里漬、酢取り生姜添え

焼物は、笹の葉に包まれてた。


◎陶板焼:前沢牛、玉ねぎ、かぼちゃ、なす、
     舞茸、椎茸、青唐
     ぽん酢ソース

陶板焼は、肉目の整った前沢牛5切れ+丸笊で野菜が添えてあった。

柔らかく、ジューシー。写真を撮るのを忘れるくらい、上質の肉だった。


◎進め肴:鮑ステーキ
     かぼちゃ、アスパラ、青梗菜添え
     バター&割り醤油

鮑ステーキは、丸皿に準備されてた。


◎冷やし煮物:穴子ごぼう煮こごり
       海老、里芋、かぼちゃ
       ヤングコーン、楓冬瓜


◎蒸し物:冬瓜茶碗蒸し
     フカヒレ、胡麻豆腐、八幡平マッシュルーム
     フカヒレ共餡


◎食事:花巻産ひとめぼれ
◎止め椀:鴨、六穀ひっつみ、粒蕎麦の吸い物
◎香の物:大根糖絞り、小メロン、芭蕉南蛮

ごはんは、白いごはんを選んだ。


◎水菓子:ヨーグルトアイス&杏仁豆腐

水菓子は、ヨーグルトアイスを選んだ。

前沢牛を主菜として、他は品数、質ともにやや控えめな内容になってた。


■朝食
 

朝食は、食事会場で、バイキングになってた。

 
 


2階までの上り下り、大浴場まで、意外に遠く、伝統建築ゆえの不便さもあり、足腰の弱い年配者や小さな子ども連れなどの時は、1階の大浴場の近くの部屋を希望した方がよさそう。

ラウンジで宿泊手続きする時に、手持ちぶさたなのに、お茶の1杯も出てこなかった。ハード面では整ってるが、若い従業員が多いせいか、説明が不足がち。ホテルなのか、旅館なのか、どっちつかずの接客。

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山の神温泉『優香苑』 岩手県花巻市下シ沢字中野53-1
 電話:0198-38-5526