かすみがうら市にある、食材にこだわり石窯で焼き上げたピザとコーヒーの店。

白い漆喰壁&切妻屋根の2階建て。東西にちょっと細長い約260坪の敷地内に、林を背景に奥まって建つ。

農家の納屋を改築して店舗併用住宅とし、2008年7月にオープン≫人気blogランキング



敷地の西側が駐車場になってて、6〜7台は止められそう。



千代田石岡ICの西南西約2kmにあり、県道64号から5m入った所に入り口がある。

このあたりは、果樹園や畑の中に建物が点在する、長閑な地域だが、ラーメンがんこやレストランボンジュールがある、国道6号からわずか約3kmと近い。



木々は葉を落とし、柿の木には多めに木守り柿(こもりがき)が残り、すっかり晩秋の佇まい。ビオトープのある前庭の木々の間に設けられてる、なだらかな曲線を描く敷石のアプローチを進んでいくと、玄関にたどりついた。

 

1階軒下を広くとって、その下は、赤紅色の片開きの玄関ドアを中心に、左手には、てっぺんの尖ったドーム型の手造りの石窯があって、石窯〜屋根の上へと煙突が伸びてて、右手には、丸テーブルが2つ配置されてて、干し柿がつるされてて、薪が積まれてて、昔懐かしい風景。

玄関ドアを開けて店内へ。



入ると、やや横に長い長方形型の店内は、左手が厨房になってて、正面〜右手が、格子戸風の間仕切りで緩やかに2つに仕切った客席になってて、色&形の異なるテーブルがゆったりと配置されてた。



店内は、新旧のものが混在しながら調和してて、奥の窓からは、風景画のように、すっくと伸びる木々が見えて、ノスタルジックな雰囲気。

いらっしゃいませ、と厨房にいた40代位の女性に迎えられて、お好きな席にどうぞと言われたので、ストーブの近くの席に座った。

厨房の女性は忙しそうに1人で調理〜接客してて、1人で切り盛りしてるよう。



 

厨房前は、玄関に近い側が、レジになってて、周りには、手造りのジャムや、小麦粉などの陳列&販売コーナーになってて、自家製の酵母の瓶が発酵順に並んでた。

玄関から遠い側は、カウンター席3席になってて、調味料などが置かれてた。

 


のんびりするつもりで、はるばる出かけてきたので、手が空くのを待ちつつ、店内やメニューを眺めつつ、注文する品を選んだ。

ちょっと待ってたら、調理の間に水を運んできてくれて、注文も取りに来てくれたので、3種のピッツァと、スープやドリンクを加えて注文した。

正午前だったが、すでに先客(3人客)がいて、店主は、ピッツァを1枚づつ焼き上げ(打ち粉を振って伸ばして形を整え、その上に具をトッピングし、ピザスコップに載せて、石窯の中に入れて焼く)、お皿に移して、ローラーでカットし、それを客席へと運んでた。

スープやドリンク類も、その都度作ってて、まさしくスローフード。


左:長ねぎ&ごぼうのカップスープ ¥200
右:ノンアルコール甘酒 ¥300

少し待ってたら、先に、スープと甘酒が運ばれてきた。

スープは、あっさり風味のコンソメ風ので、中に、たっぷり縦切りの長ねぎ、ささがきごぼうが入ってた。素朴で体が温まるよう。

甘酒は、2層に分かれているのではなく、米や麹がやや粗ごしになってて、浮遊するように馴染んでた。加糖されていないが、しっかり甘かったが自然な甘さ。



じゃがいものピッツァ ¥1300

最初に、じゃがいも&ウインナーのピッツァは運ばれてきた。

生地は、茨城産の小麦「ゆめひかり」の全粒粉+自家製酵母で作っているとのこと。もっちり、密度とコシのあるパン生地で、風味豊か。

ピザ生地の上に、あっさりとしたトマトソースを塗布し、ほくほくの皮付きジャガイモと輪切りのウインナーを載せて、縁の部分がふっくら膨らみ、焦げ色が付くくらいに焼き上げてあっる。

生地が、油分が控えめなので、ピザ特有のくどさなく、あっさりとしてるので、飽きずにどんどん食べられる。



マルゲリータ ¥1500

次は、マルゲリータが運ばれてきた。

ピザ生地の上に、酸味のあるトマトソースを塗布し、鈴木牧場のモッツアレラチーズ+バジルが載ってた。

カットされてるのを、お皿に取り分けようとしたら、とろけたモッツアレラチーズが10cm以上も伸びた。滑らかなモッツアレラチーズが、チーズくさくなく、酸味のあるトマトソースと生のバジルが風味よく、シンプルなのに、味に深みがあって、とても食べやすい。



レンコンと小女子のピッツァ ¥1300

3枚目に、レンコンと小女子のピッツァは運ばれてきた。

ピザ生地に、チーズと薄くスライスしたレンコンを載せて焼き上げ、仕上げに、刻んだ青しそ、小女子(焼き色がついてて、パリパリとしてる)がトッピングしてあった。

レンコンのシャキシャキとした食感+小女子のパリパリ感&小魚の香りに、塩麹っぽい塩味が効いてて、食べててホッとできる和風のピッツァだった。



コーヒーは、サイフォンで入れるコーヒーと、イタリアのラバッツァコーヒーがあった。

サイフォンのコーヒーは、ピッツァを食べ終えた頃、カウンターのところで、1杯づつ丁寧に入れてて、遠目に見てるだけでも楽しかった。



左:コーヒー(ボリビア・スプレモ)¥450
右:カプチーノ ¥450
下:ほほえみりんごジュース ¥300

ボリビア・スプレモは、中煎りのサイフォンで入れたコーヒー。香りよく、控えめな苦みが口の中で、甘さとして感じられるような、まろやかで上品なコーヒーだった。苦みを強く演出したセブンイレブンのコーヒーとは天と地くらいの違いがある。

カプチーノは、表面に、細かな泡がたっぷり浮いてて、フィレンツェのホテルの朝食のカプチーノを思い出してしまった。1人で切り盛りしてて忙しいのに、雑さなく、やさしく、運んできてくれる。

ほほえみリンゴジュースは、酸味のない、りんごを食べるより、味の濃いリンゴジュースだった。

ピッツァは、形成〜焼き上げまで、1枚づつ作っているので、焼きたて熱々のが食べられる。1人で切り盛りしてるので、客が立て込んでる時は、時間がかかるので、時間を気にせずゆっくり出来るときに訪れたい。

今時は、ベーキングパウダーを使って安易に作ったパンがちまたにあふれてるが、このベーキングパウダーは添加物の塊ともいわれてて、アルミを含めて有害性が指摘されてて、健康を気にするなら避けたい物質である。

イタリアでピッツァをいろいろ食べたが、日本の店よりも自然な味がして良かったが、本場のためだと思ってた。しかし、この店のピッツァは、手間が掛かるが天然酵母をもちい、地元の食材にこだわり、1枚ずつ石窯で焼いている。そのためか、イタリアのより素朴で味わい深い。しっかりした日本の素材を使えば、イタリアのにひけを取らないピッツァが出来ることが分かって目から鱗が落ちたよう。

よくある喫茶店でピザを出してるだけかと思ってたが全く違った。最近たくさん出来たイタリアンの店に比べれば値段は高めだが、味の深さと健康の配慮を考えれば、お得価格である。コーヒーも上質で、ゆったり時間を過ごすのに絶好の店。おすすめ度は、7.8。

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石窯ピッツァの店『Cafe Hanana』  茨城県かすみがうら市五反田261-1

 電話:0299-37-7778
 営業:11:30~15:00
 定休日:日、月