つくば市並木にある和菓子店。昭和55年(1980)創業。

グレー色の3階建て。片流れ屋根&小屋根のある西側1階が店舗になってる。

店前に約3台分の駐車場があった≫人気blogランキング



東大通りの梅園2丁目交差点で、東に入って400m進む。並木中学校の手前の交差点で、南西に折れて道なりに350m行くとある。

店主は水戸の木村屋本店で修業を積み、23歳の時に常陸太田市で独立したが、その後つくばで店を開いた。

美術や工芸にも造詣が深く、創作菓子を得意とし、1977年の第19回全国菓子博覧会・和風工芸菓子部門で「桜花工芸大賞」を受賞。

我が家の子どもの卒業式の紅白饅頭は、この店のだった。



昭和57年7月発行の、学園都市マップ’82に載ってた。この地図の飲食店で、今もあるのは、丸花そば並木そば、くらいのよう。



今様色の暖簾をくぐり、玄関扉を開けて入ると、店内は、横に長い方形。

 

正面奥のガラスのショーケース内に、紅葉、三色菊、秋錦など、季節感のある色&形のや、どらやき、最中、大福など定番品など20種以上の和菓子が並んでた。右手には、箱詰めの商品コーナーになってた。

 

ショーケースの向こう側にいた60代位の白衣&三角巾の女性にいらっしゃいませ、と迎えられた。

しっかり眺めてから、商品をいくつか買って帰って食べた。




和菓子は、経木&ひもで包み、梅染色の紙で包装されてた。


渋皮煮 栗小倉山 ¥200

栗小倉山は、つぶ餡の餡玉の上に、渋皮煮の栗丸ごと1ヶを半分埋め込むように載せて、イチョウの葉っぱをあしらってあって、重さは約44g。

渋皮をまとった栗は、甘露煮の栗よりしっとりコクがあって、粒あんと合わさって、栗の産地ならではの豊かな味になってる。


豆大福 ¥100

豆大福は、直径5cm×高さ3cmくらいのサイズで、約63g。柔らかめで伸びが良い、薄手の餅生地の中に、しっとりとした粒あんが包まれてた。


豆羊かん ¥150

豆羊かんは、ロングセラーの人気品のよう。縦2.5cm×横9cm×高さ2.2の棒状形をしてて、透明フィルムで、くるんと1巻半巻いてあって、約70g。テープで止めてないので、取りやすかった。

羊羹は、煉り羊羹っぽく、固めでしっかりとしてるが、特有の粘りなく、甘さ控えめで食べやすい。中には、ほっくりとした食感の「とらまめ」が多めに入ってて、豆の風味が豊かに感じられる。子供の頃に食べたことを思い出した。


栗羊羹 ¥160

栗羊羹は、豆羊かんの栗バージョン。豆羊かんが人気品だったので、その後に作った品とのこと。

豆羊かんと同じ、大きさで、同じ羊羹生地で作られてて、約65g。生地の中には、丸ごとではないが、中くらいのサイズの栗が多めに入ってた。甘さ控えめで、しっかり硬めの羊羹の中に、ちょっと硬めの歯ごたえのある栗が入ってて、ここちよく食べ応えがあった。


上用饅頭 ¥140

上用饅頭は、直径4cm×高さ3.5cm程のかわいらしい形で、約44g。

5mm程の真っ白い生地の中に、さらさらとしたのこしあんが入ってた。小ぶりなサイズで、甘さ控えめで、弾力があって少し乾き気味の生地が、こしあんをやさしく包んでた。


きんかんの上用饅頭 ¥160

きんかんの上用饅頭は、5mm程の厚みの生地の中に、白あんで包まれた丸ごとのキンカン(シロップ煮)が入ってて、約48g。いちご大福の、きんかん&饅頭バージョン。

キンカンが甘すぎず、水分も適度に含んでて、白あんとしっとり調和し、口に入れるとさわやかな柑橘系の香りが漂う。きんかん特有の軽い苦みもあって、ちょっと大人の味の和菓子になってる。

懐かしい本格的な和菓子。栗、豆、小豆など素材の味が感じられ、甘さ控えめで、飽きがこない。和菓子を食べる機会が減ってるが、ケーキなどの洋菓子類よりヘルシーで、添加物が大量に入ってるコンビニスィーツより安心&安全。買い物ついでに1〜2ヶ買って、ひとりじめしてたべてもいいし、家族や友人と切り分けて食べると、季節感のある和菓子をいくつも味わえる。20年ほど前からつくばでは有名店だが、今も売れてる様子なのも納得。

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■『御菓子処 いとう』
 茨城県つくば市並木3-26-17

 電話:029-851-0281
 営業:9:00~18:30
 定休日:日曜日