笠間市にある、栗むし羊羹が人気の店と聞いて買いに行った。

『栗の家』は、築100年以上になる豪農の屋敷を移築、その建物内で、土日祝に茶房を営業してる。

ところ天&栗蒸し羊羹¥880、抹茶&栗蒸し羊羹¥880、など店内で食べられる喫茶メニューもあったが、しっかり味わいたかったので、丸ごと1竿¥1620を購入≫人気blogランキング



栗の家に着いたら、栗蒸し羊羹の幟があった。

古民家の雰囲気が良く、期待が高まった。



帳場っぽいレジコーナーで、中にいたエプロン姿の女性に注文すると、後ろの冷蔵庫の中から、羊羹を1本取りだして、紙袋に入れてくれた。周囲に栗の木畑がたくさんあったが念のため尋ねたら、笠間産の栗を使ってるとのこと。賞味期限は、翌日までですと言われた。

裏面に、保存料や防腐剤を使ってないと書かれてて、原材料は、栗、小豆、砂糖、小麦粉。



黒い斑点模様の入った香色(こういろ)の和紙で包まれてて、「要冷蔵」の青いシールが貼れてた。

栗蒸し羊羹は、デパートやスーパーなどで、竹皮に包まれてるのや、真空パックのなどいろんなのが販売されてる。賞味期限の長いのは、裏面をみると、原材料覧に、大量の添加物が記載されてたりする。

せっかくの季節限定品。添加物で、味をそれらしく整えたり、賞味期限を延ばしてるような品は、どんなに見かけが立派でも購入したくはない。栗蒸し羊羹は、昔から、賞味期限が短いのがあたりまえ。せっかく食べるなら、栗は国産、添加物なしの、手作り感のある、安全で安心な品を購入すると、決めている。



和紙(袋だった)の中には、木目調の薄手の発砲スチロール製の箱が入ってた。上下のテープを剥がして、上蓋を開けると、その中に、竹皮風の紙&ひもに包まれた羊羹が入ってた。

竹皮風の紙&ひもに包まれた羊羹を取り出し、挟んであった楊枝(黒文字)をとり、結んであったひもをほどく。



栗むし羊羹は、縦横2枚の竹皮風紙に丁寧に包まれてた。縦4cm×横15cm×高さ3.5cmの大きさで、約300g。うっすら白みかかったような小豆色の羊羹生地の中に、栗がうまってて、中大の栗の断面がアバウトに見えてる。

羊羹の生地は、細かい粒子で構成されてて、こしあんっぽい。埋まってた栗は、鮮やかすぎない黄色で、中心部分が茶色の、漂白や着色などされていない栗だった。

切り分けようと、ナイフを入れると、すぐに刃の先が堅い物体に当たった。力を少し入れると、ちょっと抵抗があって、その後、刃がストンと下に落ちるように滑らかに入っていった。断面をみると、丸ごとの栗に刃が当たったときの抵抗感だった。



1.5cm厚のを3ヶ切って、断面を見てみたら、規則的ではないが、しっかり栗が入ってた。(羊羹の容量の1/3弱くらいか)

お茶を入れて、早速食べてみた。



羊羹の生地は、サラサラ&粉粉とした感触で、かため(水分少なめ)のこしあんって感じ。あれ?これって栗蒸し羊羹だったはず、、、って思ってると、サラサラ&粉粉感の中に、栗蒸し羊羹特有のもっちり感がわずか感じられる。(もっちり感があまりに控えめだったため、ただのこしあんかとまちがえそうになった。)

生地の中の栗は、硬め。包丁と同じように、歯が栗の表面に触れると若干の抵抗感があって、その後栗がほっくりと口の中で割れ、それとともに、栗の風味が口の中に広がる。甘さはあくまで控えめで、栗本来の甘みに近い感じ。

口の中で、サラサラ&粉粉&若干のもっちり感のある羊羹生地と、咀嚼によって、ほっくり割れた栗が徐徐に小さくなりながら、栗より、わずかに甘めの羊羹生地が全体をやさしく包み込むように合わさっていく。

いままで食べてきた栗蒸し羊羹と、味も食感もかなり違っている。特に栗は甘さ、食感(水分量)など秀逸で、栗自体の味がしっかり感じられる。

加工によって損なわれることなく、栗本来の味がや食感を濃厚に味わえる栗蒸し羊羹。日本では外国産の栗が使われることが多いが、国内産栗が主役の、健康にも良く、栗の味がしっかり楽しめる和菓子。

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民芸茶房『栗の家』
 茨城県笠間市土師1285

 電話:0299-45-5124
 営業:10:00~17:00
 営業:土、日、祝日のみ