バチカンの近くにあるリストランテ。

ローマ地下鉄Ottaviano(オッタビアーノ)駅から、約350mの小さな街路樹のあるグラッキ通りにある。

サンピエトロ寺院とバチカン美術館を見学して、昼時だったので立ち寄った≫人気blogランキング



石造りの6階建ての1階にある。歩道に茶色の日よけがかかってて、その下に屋外席が2列に設けられてた。



店頭のプランターの間に、カメリエーレ(男性給仕)の人形が歓迎するように立ってた。

半分ほど開いてた、アーチ型の玄関ドアから店内へ。



入ると、正面〜左手が、少し横長の方形の広めの客席になってた。右手のアーチ壁の向こう側にも小さめの客席があった。

体格のいい60代位の男性が、旧知の仲のように、フレンドリーに迎えてくれ、すぐに左手の席へと案内してくれた。この人が店主のよう。

ウェブではいつも非常に混んでるそうだが、8月上旬のためか割と空いてた。



正面奥に厨房があって、客席を隔てるガラス窓の向こうにグリル用の炭焼きコーナーがあり、真っ赤に燃えてる炭&焼網が見えた。

その前には、長テーブルが置かれ、料理の入った大皿が並んでた。店主に尋ねたら、アンティパスタのビッフェで12ユーロと、楽しげに答えてくれた。

炭焼きコーナーなど厨房では、がっちり系の30代位の男性が数人働いてて、接客は、主に店主が行ってた。厨房前のレジ付近には、50代の女性や、白シャツ&黒エプロンの40〜50代男性などがいて、家族経営的な和やかな雰囲気。





店主が注文を取りにきてくれたので、メニューから、カルボナーラ12ユーロ、魚介のフリットの盛り合わせ16ユーロなどを注文。

ピッツァも注文しようとしたら、夜のみとのこと(イタリアではピッツァは基本的に夜の食べ物らしい)だった。代わりに、キアーナ牛のラグーのフィットチーネ12ユーロを選んだら、「それはいい選択だ!」と褒められた。ビールと、アンティパスタのビッフェも追加した。


左:Birra alla spina Grande 6ユーロ
右:Acqua 2ユーロ

先に、ビール、お水、パン&グリッシーニが運ばれてきた。アンティパスタ用のお皿も持ってきてくれたので、ビッフェコーナーに料理を取りにいった。

 


準備されてたアンティパスタは、
・野菜などのグラタン風チーズ焼き
・トマト煮込み3種
 (肉ボール、鶏肉&野菜、骨付き牛肉)
・フリッター2種
(刻んだブロッコリー)
・トマト&コールスロー風サラダ
・グリル野菜3種くらい
(ズッキーニ、なす、パプリカ)
・茹で野菜3種
(いんげん、ほうれん草など)

グラタン風チーズ焼きの隣の皿の、こんがりと焼けた丸鶏がおいしそうだったので、店主に聞いたら、これはビッフェに入ってないとのことだった。


Antipasio al Buffet(solo a pranzo)

各料理を少量ずつお皿に取り分けた。

肉ボールは直径4〜5cmと大きめで、メイン料理になりそうなボリューム。グリル野菜は、シンプル&素朴な味。茹で野菜は、日本のとは違って色止めしてなかった。アンティパスタのビッフェは、種類が多くて、これだけでお腹いっぱいになりそうだった。


Carbonara(カルボナーラ)11.5ユーロ

カルボナーラは、スパゲッティに、チーズ&ベーコンがしっかり絡んでて、チーズが振りかけてあった。余分なソース分がなく、濃厚でコクのあるスパゲッティだった。


Fittuccine al ragu di Chianina 12ユーロ
(キアーナ牛のラグーのフィットチーネ)

トマトソース&牛肉のミンチが、つるつるとした平打ち麺に絡んで、あっさりとしていながらも、しっかり牛肉の味がして、ボリュームもあった。

Chianina(キアーナorキアニーナ牛)は、大昔から存在する世界一大きくて、真白い、イタリア在来種。現在は、イタリアを代表するブランド牛になってる。トスカーナ州「キアーナ渓谷」が名前の由来で、2500年以上前のエトルリア人や古代ローマ人も労働用に飼育していた、
フィレンツェの郷土料理、Bistecca alla Fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)は、本来この肉で作るものだが、最近は、それ以外の牛肉で作ってる店も多い。



Frittura mista di pesce 16ユーロ
(魚介のフリットの盛り合わせ)

魚介のフリットは、海老、ヤリイカ、魚などが、天ぷら風の衣を付けて揚げてあった。デュラムセモリナ粉で揚げてヴェネツィアのフリットより、日本の天ぷらに近い。魚介の鮮度よく、ヤリイカは、小ぶりで、柔らかだった。


左:Fragole con panna o gelato 6ユーロ
右:Sorbetto al limone 4ユーロ

玄関脇の冷蔵ショーケース内にデザートが見えたので、デザートを追加注文した。

Fragole con panna o gelatoは、シロップ漬けのいちごの上にアイスクリームがトッピングされてて、甘酸っぱい苺がたっぷり入ってた。Sorbetto al limoneは、固形と液体の中間くらいの細かいレモンのシャーベットで、キュンとした酸味&冷たさが、前頭部を直撃して、ツーンとした。


Caffe 2ユーロ

苦〜いエスプレッソで、食事を締めくくった。

店主は、客席の1人1人の客に声をかけながら、行ったり来たりしてて、常連客が多い店のよう。20歳くらいの若い男性客2人には、アンティパスタのビッフェを勧めてた。男性客2人は、パスタを1皿ずつ平らげた後、肉ボールをお皿によそって食べてた。

会計時、レジにいた女性も店主も、みんな笑顔で送り出してくれた。なんだか馴染みの店から帰るようで、名残惜しかった。

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