フィレンツェにある、現存する世界最古の薬局。1612年に薬局として認可され一般営業を始めた。その起源は13世紀初頭までさかのぼる。

サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂の南側、Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノヴェッラ)駅からは400m程南の場所にある。

入口は、スカーラ通りに面してる。ディスプレイなどのあるショップ風店舗ではなく、簡素な入口だけ≫人気blogランキング



店の真ん前に来ても入り口がよく分からなかった。



入口のガラス扉に「farmaceutica」という文字をみつけて、ここが入口かもしれないと思って入ってみた。



すると、中はほの暗く、大理石モザイクの通路が奥へと延びてて、まるで休日のオフィスのようで、何の看板も無かった。間違ったビルに入ってしまったと思って引き返したら、入り口扉から若い女性が入ってきて、通路の奥の方へと歩いていったので、その後から、ついて行った。



通路の奥の丸型を描く階段を5段上ると、その先に、案内版(店内マップ)があった。

その奥にメインホールがあり、人がたくさんいたので、ここが店だとようやく分かった。


メインホール

メインフロアーは、ゆったりと広く、壁に沿って、商品が陳列されてた。

自然治癒、予防医学の思想をもとに、天然栽培の草花などを使って、オーデコロンの原点であり「王妃の水」、ポプリ、石けん、リキュールなど様々な商品を受け継がれてきた昔ながらの製法で製造し、販売してる。

中世には、どの修道院にも薬局があったが、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局以外は、1800年代後半に教会から没収されて政府の所有となった後、現代医学の薬を扱う薬局へと進化していった。

イタリアを制圧したナポレオンの教会財産没収政策により、教会活動が制限されたり、閉鎖に追い込まれる。薬剤などの生産の必要性から、地代をフランス政府に払うことを条件に、薬局は活動を再開。ドミニコ会系列の最後の薬局長:フラ・ダミアノ・ベニ(Fra Damiano Beni 1806−1869)は薬局の運営を僧侶たちの手から信徒たちに移すことにし、1866年、甥である、チェーザレ・アウグスト・ステファニ(Cesare Augusto Stefani)がサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の全ての財産、商標、権利を購入。以後ステファニ家が4代に渡って昔のままの姿をそのまま残して、現在もこの薬局の管理を行っている。

日本にも、2001年、北青山に第1号店が出店。現在は、都内中心に、札幌〜福岡に14店舗がある。



石鹸コーナーにいくと、女性スタッフが、戸棚やガラスケースの中から、いろんな種類のを出して、並べてくれる。

 
ミルクソープ 各10ユーロ

ミルクソープ(Sapone Latte)は、無香料と花の香りの7種:Verbena(バーベナ)、Violetta(スミレ)、Rosa(バラ)、Garofano(カーネーション)、Gelsomino(ジャスミン)、Iris(アイリス)、Gardenia(クチナシ)があって、他に、黄色の箱入りのアーモンドソープ(Sapone Mandorla)、四角い形のザクロソープ(Sapone Melograno)などもあった。

昔ながらの製法で作られてる石鹸は、定番の人気品でお土産にぴったり。配合成分を落ち着かせるため、自然環境で数ヶ月じっくりと寝かせ、模様付けやカッティング、包装まですべて手作業で行われてる。

お土産用と自宅用に、石鹸を購入した。メインフロアーでは、注文するだけ。メインフロアーの奥にある部屋で支払い&商品を受け取る。



その右側の入り口の先には緑の間があったので入った。


緑の間

ポプリ系の商品が並んでて、日本人の女性スタップが丁寧に説明してくれた。





商品リスト&価格表

いろんな品が売られてた。


フロアーマップ(左上が玄関)

フロアマップを見たら、複雑な構造をしてた。



緑の間の右手前にもいくつもの部屋が広がってた。




フラワーデザイン室



ティサネリア

目立たない店だが、歴史のある観光スポット。石けんなどは値が張るが、贅沢に歴史を楽しむのによく、知人にお土産にあげたら喜ばれた。フィレンツェに行ったら立ち寄るのがおすすめ。

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『Officina Profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella』
(オッフィチーナ・プロフーモ・ファルマチェウティカ・ディ・サンタ・マリア・ノヴェッラ)
 Via della Scala 16 50123

 電話:055-216276
 営業:9:00~17:30
 定休日:なし