フィレンツェにある有名なジェラート店。1939年創業の老舗。

間口が小さく、奥行きが少しある、縦に細長い店舗。

人気店らしく、ショーケースの前には、客がたくさんいるが、きれいな列ができてるわけじゃなくて、ジェラートを物色してるだけの人もいて、店内は、ちょっとごちゃごちゃしてた≫人気blogランキング



人気パニーノ店『I DUE FRATELLINI(イ・ドゥエ・フラテッリーニ)』の向かい側にある。

あまり目立たないので、老舗ジェラート店とがあるとは気づきにくい。

イタリアでは、(Gelato)とは、凍った菓子(氷菓)全般を指し、乳成分が多いアイスクリームなども含む。イタリアのGELATERIAでは、アイスクリーム系とシャーベット系のが混在して並んでおり、日本のジェラート屋よりはるかに種類が多い。

また、現在のようなジェラート(凍った菓子全般、アイスクリームを含む)に発達したのは16世紀のことで、フィレンツェが発祥である。その後、フランス王家を始め、全ヨーロッパに広がり、18世紀にアメリカに伝わった。日本のアイスクリームは、明治初期(19世紀末)にアメリカから取り入れて作り始めた。

乳成分が少ない新鮮な果汁の味が特徴のジェラートは、日本では新しい物のような印象があるが、実は16世紀にはすでにフィレンツェで作られていた。日本で売られ始めたのが30年前で、それ以前には日本では作られてなかったためのよう。



左手に、ジェラートの並んでるえ冷蔵ショーケースがあって、ショーケースの向こう側に、若い女性スタッフがいた。

小さい頃から、夏だけでなく冬も市販のアイスや、デパートなどではソフトクリームを食べることが多かった。上京してからも、新宿駅西口の地下(小田急ハルクの食品街)の一画に、ソフトクリーム店が何軒もあって、毎週1〜2度食べてて、アイスやソフトクリームに詳しいと自負していた。その頃(約30年前)、信濃町駅と四谷三丁目駅との間に小さなジェラート店がオープンし、友人に誘われて初めて食べた。

間口1間ほどの小さな店で、店頭の冷蔵ショーケースに、30×40cm位のシルバーの容器に入ったジェラートが並んでた。注文すると、ユニフォーム姿の若い女性店員が、スコップ(=スパチェラ)で容器内のジェラートを数回こねるようにしてから、四角型のコーンの片方の縁にこすりつけるようにジェラートを立体的な(縦に尖った形)に盛り、さらにもう1種を反対側の縁にこすりつけるようにして、2種のジェラートを1つのコーンに盛り合わせた。天然果汁の味のする、シャーベットみたいだけれど、それより滑らかで、アイスクリームでも、ソフトクリームでも、かき氷でも、シャーベットに近いがシャーベットとも違うもので、とても驚いてその後しばらく通った。



コーンとカップの大きさにより値段が決まる。

この店は、店内奥が工房になってるようで、薬剤師みたいな白衣姿の50代女性が、若い女性スタッフに混じりながら、ジェラートに混じってる他の種類のジェラートを除去したり、奥の工房から持ってきて、補充したりしてた。

イタリアのジェラートは日本のアイスクリームと比べ、一般的に下記の特徴がある。
 1.乳成分が少なめ(通常5%前後の乳脂肪)
 2、新鮮な果汁(ピスタチオことも)の味が強烈
 3.空気含有量が35%未満と少ないため密度が濃い
 4.家庭用の冷蔵庫(−18℃以下)より高めの−10〜15℃で保冷されてるので、口溶けがいい。









ジェラートの種類はとても多い。

何人かが購入してる間に、何を注文しようか考えた。ホテルに持ち帰るつもりだったので、1番小さいカップで、通常は2種だが、味が混じるのは嫌なので1種盛りにしてもらうことにして、ちょうど手の空いた店員さんに注文した。ミニカップに、4種をそれぞれ、単品盛りにしてもらった。



持ち帰りたいと告げると、うなずきながら、会計の後、店内の奥の方に、ジェラートを入れたカップを持っていって、紙製トレイの上に置き、ジェラートのてっぺんには薄紙をのせて、スプーンを添えて、紙袋に横に滑らすように包んで渡してくれた。

それを、急ぎ足で持ち帰って、ホテルの部屋でのんびり食べた。


上:FRAGOLA(いちご)   
  PISTACCHIO(ピスタチオ)
下:TIRAMISU(ティラミス)
  LIMONE(レモン) 各2ユーロ

FRAGOLAは、酸味がキュート。ピスタチオは、ヴェネツィアのより、さらに濃厚。ティラミスは、倍サイズの容器の中に入ってて、人気品のよう。砕いたチョコレートが入ってて、コーヒー&チョコの味が合わさってる。

レモンは苦み&えぐみなく、とてもさわやか。口の中がさっぱりして、疲れもとれる感じ。日本ではレモンはちょっと苦手だったのに、すっかりなじみの味になった。


CIOCCOLATA(チョコレート)2ユーロ

コーンのも食べてみたいと再訪(ホテルからちかくてすごく便利だった)。とてもクリーミー&濃厚。溶けやすく、垂れてくるので、慌ただしく食べた。

暑いシーズンなので、食べてる時はいいけれど、後からのどが渇くし、コーンは、カップよりボリュームがあるので、ジェラートのはしごするには向かないかも。

ジェラートの本場の有名な人気店で食べて、ジェラートの原点がわかったような気がした。

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