ヴェネツィアにあるレストラン。アマルフィの郷土料理をベースとしたイタリア料理の店。

サンタンジェロ広場 (Campo Sant'Angelo)の北東側にある。

煤けた柿茶色の4階建て建物の1階が店になってた。店の前の広場には、大きなテントが張ってあって、屋外席になってた。テント、椅子、テーブルクロスが、白&ブルーの2色でまとめてあって、店名にぴったりで、店のイメージカラーのよう≫人気blogランキング



夕方、6:40頃に到着したら、テントの下には、店の人も客の姿もなかった。

魚市場で見た、「クモガニ」がヴェネツィア名物とのことだったので、クモガニ料理のある店を探してこの店を見つけた。因みに「クモガニ」の季節は、寒い時期のよう。

最初、店のHPで場所を調べて行ったが見つからなかった。最近移転してHPには古い場所が載ってたみたい。サンタンジェロ広場の東端に店はあった。



休みかな?とおもって、建物1階の左側の店舗の、外扉が開いてたので、覗いてみたら、店内の丸いテーブルを囲んで、従業員の男性らが、食事をしてた。声をかけて、開店時間を尋ねたら、19:00とのこと。周辺をぶらついて、少し時間をつぶしてから、もどってこようとしたら、店主らしき恰幅のいい男性から、屋外席で座ってまっててもいいよ、と言われたので、そうすることにした。

イタリアは、夕食時間が、午後8:00とか9:00とか遅いのが一般的のよう。

  

店頭の壁に、メニューが掲示されてた。



若いウエイターに案内されて、テント下の席にすわった。メニューを持ってきてくれ、英語メニューがあるかと聞いたら、ないとのこと。

少しすると、40代くらいの小柄でちょっと威張った感じの(接客係のチーフ?)男性が注文を取りにきた。





白ワインと、クモガニ料理となど数品を注文した。そんなにたくさん飲むつもりがなかったので、ハーフボトルを注文してグラスの数を聞かれたので、4つと答えるとむっとした雰囲気で、注文の仕方も知らないのかという高圧的な感じでグラスの料金を取ると言われた。それでフルボトルを注文したら、それならいいと言われ、料理は、ピザ→パスタ→フリッターという順に出てくるとそっけなく伝えると、立ち去ってしまった。



白いテーブルクロスの上に、ナプキンなどがおしゃれにセッティングされてた。

 
Vini Bianchi:Fiano di Avellino d.o.c.g. 35ユーロ

すぐに、白ワインが、バケツ型ワインクーラー(氷が入ってる)と一緒に運ばれてきた。開栓し、1人にテイスティングとして少量がグラスに注がれ、うなずいた後、各人のグラスにも注いでくれた。



ぶどうの甘さ&香りがある、ジュースっぽい風味のワインで、角がとれてて口当たりよく、飲みやすい。フランス産ワインのような、取り澄ました感がなくて、ぶどう本来の味がする。日本で飲むワインは違和感があるが、ここのは自然な飲み物だった。


Pizze:Saracena 15ユーロ
(ピッツア サラチェーナ)

サラチェーナは、プチトマト&モッツァレッラのシンプルなピザだった。ピザ生地は薄めだが、薄すぎず、サクッと香ばしく焼き上げてある。トマトとトマトソースの味が日本のとは違っててさっぱりしてるのに、味に奥行きがある。とろけたチーズも、滑らかで、あっさりしてて、大きめサイズだったのに、ぺろっと食べられた。


Spaghetti alla vongole veraci 22ユーロ
(スパゲッティ ボンゴレ)

イタリアのアサリには、ベラーチ( veraci)とルピーニ( lupini)という種類があって、ベラーチ( veraci)の方が大きめサイズの貝で、値段も高いそう。ベラーチ( veraci)で作ってあるボンゴレのよう。

ボンゴレは、貝がたっぷり入ってて、イタリアンパセリが散らしてあった。日本のボンゴレは、水分(スープ)が多めだが、この店のは、麺の下に水分がほとんどなくて、まるで別の料理のよう。

食べてみると、麺は、アルデンテという程固めではないが、少し固めにゆでてあって、アサリの味が感じられた。貝は、麺を覆うように、たっぷり20ヶ以上入ってた。

作り立てで、貝もたっぷりだが、ちょっと値段高め。ヴェネツィアの物価の高さを感じた。

 
Vini Bianchi:Costa d’Amalfi doc 35ユーロ

飲みやすかったので、白ワインを追加。おすすめを聞いたら、高いこれをすすめられたので注文したら、ウエイターの機嫌がもどったよう。



アマルフィの白ワインで、さらに芳醇な味。高いが、おすすめするだけのことはあった。



Schiaffoni di gragnano alla granseola 25ユーロ
(クモガニのスキャッフォーニ)

クモガニは、丸ごとではなく、殻から身をとって、パスタに絡めてあった。殻が堅く、トゲトゲで、丸ごと出されても食べにくいからだろうとは思うが、サイパンではヤシガニ、オーストラリアではマッドクラブ、新潟では、佐渡近海で穫れる、毛ガニ、渡り蟹、ずわい、女がに、+川がに(もくずがに)を食べて育った私だが、しっかり新鮮なカニの味がした。

スキャッフォーニ(「平手打ち(ビンタ)」という意味らしい)、マカロニの大きいサイズのショートパスタに絡めてあった。ちょっと見たことないパスタだったが、表面がざらざらしてて、カニの身入りのソースとよく絡む。カニの身は、短めで、ズワイガニの足身のような食べ応えはないが、カニの味はした。



Frittura di pesce paranza 35ユーロ
(魚のフリッターの盛り合わせ)

フリッターは、海老、ヤリイカ、魚などが盛り合わせになってた。ディラムセモリナ粉をまぶして揚げてあって、衣をまとっていないかのように、軽やかなフリッターになってた。

どれも鮮度よく、ヤリイカは小ぶりなサイズなので、柔らか。

 
Vini Rossi:Costa d’Amalfi doc 35ユーロ

みんなでぐいぐい飲んで盛り上がったので、さらに赤ワインを追加。



渋みがあり上質なワインで、これも自然な感じで飲めた。


デザート 15ユーロ

デザートは、シャーベットの盛り合わせだった。


食後酒

料理を食べ終えると、食後酒が運ばれてきた。赤と黄色の2色で、どっちもすっごく甘くて、アルコール度がツンと強くて、1口だけしか飲めなかった。(どうやらこの料金は、Copertoに含まれてるよう)

人気店のようで、8時を過ぎてくると、家族連れやグループ客で、屋外席はいっぱいになった。周囲のほとんどの席に、丸パン+刻んだトマトなどが盛り合わせされた中皿が運ばれてて、どうやら、Coperto 5ユーロで付いてる料理のようだが、我々のところだけなかった。日本だったら、後からでも運んできてくれそうだが、早めに入店して機嫌がわるかったのか、すでに料理を出しているので、必要にないと思ったのか、単に忘れたのか不明だが、1人Copertoを5ユーロ支払ったのに、パンもなく、飲めない食後酒だけだったのは残念だった。

イタリアワインは自然に飲める感じで、魚介類も楽しめ、些か値段が張ったが、ベネチアらしい雰囲気がしっかり味わえた。

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RISTORANTE『ACOUA PAZZA』
 Campo Sant'Angelo 3808, 30124 Venezia

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