ヴェネツィアの大運河にかかるリアルト橋(Ponte di Rialto)。

ここも眺めがいいが、その近くにあるPescheria(ペスケリア)=魚市場も観光スポットのよう。

朝食後に朝の散歩がてら出かけた≫人気blogランキング



リアルト橋の北西に約200m行くと、ガラんとした広場があって、その先にあるテントの下が青果市場になってた。



果物は種類が豊富で、とてもカラフル。かなり人出が多かった。



プラムやベリーの種類が多く、いろいろ並んでた。



上の方にある、平べったい形の桃。日本では「蟠桃(バントウ)」(別名:座禅桃、ザゼンモモ)、という種類。とても生産量が少ない”幻の桃”で、値段も高い。中国で古くから伝わる不老不死の「仙果」と言われ、孫悟空と猪八戒が食べた禁断の桃だったとも言われてる。

手で皮が剥けて、キメが細かくて甘いんだそう。食べなかったのが残念。


ココナッツ、洋梨、スイカ

スイカは、大きくて楕円形だった。


オレンジ、バナナ、プラム、マンゴー

プラムの種類が多く、プルーンは黄色い色のもあった。



ベリー類は、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、赤すぐり(レッドカラント)が並んでた。



この丸い形の果物、何かわからなかった。



リーフ、トマト、ズッキーニ、茄子、インゲン、人参、ネギ、と野菜売り場は原色であふれてた。

右下にある丸形のが、「ovuli(オーヴォリ)」=タマゴ茸。1kg35ユーロの値札が付いてて、ポルチーニより高級なきのこ。その上のは、「finferli(フィンフェールリ)」=ジロール茸、和名:あんず茸という、フランス料理にも使われるキノコ。



ドライトマトも量り売りしてた

果物は、いちご、すいか、きのこ、桃、ぶどう、洋梨、みかんが並んでて、野菜は、トマトやきのこ類が並んでて、季節が全部いっしょにきたみたいだった。



青果市場の先にある尖形アーチ&支柱の建物内が魚市場(=Pescheria、ペスケリア)になってた。

1907年に建てられたネオゴシック様式の建物で、赤や緑の日よけテントが張られてた。

レストランも一般家庭も、魚介類はここで仕入れるのだそう。



氷の上に、丸ごとや切り身になった魚が並んでて、貝や海老類は、山積みされてた。穫れたてのようで、どれも鮮度がよかった。


左から:
filetto di merluzzo(フィレット・ディ・メルルッツォ)
         タラの身
Pesce Spada(ペーシェ・スパーダ)メカジキ
Branzini (ブランンジーニ)スズキ
Rombi(ロンビ)ヒラメ

鋭く尖ったメカジキの頭が飾られてた。


左から:
Salmone(サルモーネ)鮭
Squalo(スクアーロ )サメ
Coda di Rospo(コーダ・ディ・ロースポ)
        アンコウのしっぽ

白身のむき身がいろいろ並んでた。


左から:
Tonno da Cru Filett(トーンノ)マグロのサク
filetto di merluzzo(メルルッツォ)タラの身
Pesce Spada(ペーシェ・スパーダ)メカジキ
Branzini (ブランンジーニ)スズキ


左から:
Vongole(ヴォーンゴレ)アサリ
Moscioli (モショーリ)ムール貝
Calamaro(カラマーロ)ヤリイカ
Piovra(ピオーヴラ)タコ
Cefalo(チェーファロ)ボラ
Triglie (トリリエ)ヒメジ
Alici(アリーチ)片口イワシ
Seppia(セッピア)甲イカ

甲イカがたくさんあって、いっぱい消費されてるよう。

イカを総称する時は、カラマーリ(ヤリイカの単数系)と言うことが多いが、イカ墨は「nero di seppia(ネーロ・ディ・セッピア)」と言う。文字の通り、甲イカ(seppia)の黒=墨(nero)という意味で、イタリアではイカ墨料理には、甲イカのがよく使われるとのこと。


左から:
Rombi(ロンビ)ヒラメ
Branzini (ブランンジーニ)スズキ
Mazzancolle(マッツァンコッレ)車海老
Tonno (トーンノ)マグロ

ここではパック売りの商品などなく、秤売り。新潟の本町市場と同じなので、親近感がわく。コンドミニアムみたいな、キッチン付きホテルだったら、あれもこれも買って食べられたのに。見るだけなんて、やっぱり寂しい。


左から:
Branzini (ブランンジーニ)スズキ
Code Gamberi(コーデ・ガーンベリ)エビのしっぽ
Astice(アースティチェ)オマール海老
Sgombro(ズゴーンブロ)サバ
Mazzancolle(マッツァンコッレ)車海老
Orata(オラータ)黒鯛

日本と似てる魚もあるし、見たことないカニもいた。サバは、日本の真鯖と体の模様が同じだが、20cm位とかなり小ぶりだった。


左から:
Alici(アリーチ)片口イワシ
Lotregani 大きいボラ
Pannocchie(パンノッキエ)シャコ海老
Scampi Code(スカーンピ・コーデ)手長エビのしっぽ


左から:
Mazzancolle(マッツァンコッレ)車海老
Granchio(グランキョ)カニ
Granseola(グランセオラ)クモガニ
Scampi Code(スカーンピ・コーデ)手長エビのしっぽ

大運河経由でここに運び込まれて、再び運河と陸路で、それぞれの場所へと運ばれていく。ここは、何百年もかわらないシステムで回ってきてるよう。

私のなじみの新潟本町市場に雰囲気が似ているので面白かった。子供の頃から、兄の釣ってきたキスやカレイの数を数えたり、新潟の太郎代浜で、兄や従兄弟たちと貝採りをして家に帰って台所の桶の貝が延ばす水管に爪楊枝を差し込んで遊んでた。一匹ものの生鮭や桜鱒、箱買いの、ズワイガニ、バイ貝、アサリ、イクラ、カレイなどが、仲卸からよく届く家で育った私は、活きのいい魚を見て育った。

素朴でありながら、一方では、鮮度は、いいけれど、日本に比べたら、魚の扱いが大雑把で、あっという間に鮮度が落ちそう。だから、レストランによって、あたりはずれがあるのかも。

あまり期待していなかったが、実際行ってみると異国情緒たっぷりの食材が直接見れてとっても楽しかった。リアルト橋のすぐ近くなので、ヴェネツィアに行ったら寄ってみるのがおすすめ。

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ つくば情報へ
にほんブログ村   ブログバナー4
       ↑
  応援クリック、お願いします♪

Pescheria(魚市場)@ヴェネツィア
 Fondamenta Riva Olio,30125 Venezia

 営業:早朝〜昼頃
 定休:日曜、月曜