東京上野の路地裏にある小さなとんかつ店。昭和37年(1962)創業。

御徒町駅の50m程西にあるが、目がけて行かなければ店に気付くことがない場所にある。

店頭で、白い調理着姿の年配男性が作業をしてた≫人気blogランキング



御徒町駅北口を出て、春日通りを渡り、アメヤ横丁の1本西の路地を北に入る。まだ、店の看板は見えない。



30m進みと、『とんかつ まんぶく』の看板があった。そこで右に折れると店が見えた。(写真は看板を過ぎてから撮ったので、写真の左に店がある。)



縦横に路地が入り組んでてわかりにくい場所にある。



建物裏手の一画にある、間口1間ほどの小さな店舗。シンプルな看板の下にある、サッシの片開きドアが入口になってる。

扉を開けて店内へ。



縦に細長い形の店内は、非常に簡素でシンプル。右手にカウンター8席のみ。それに面して左手が厨房になってる。

もともと幅が狭い店舗を、さらに2つに分けて使っているので、厨房、客席とも、とにかく縦に細長い。カウンター席の後ろ側の通路は、ギリギリ通れる位。厨房は、コンロ、調理台、流し台などがあって、さらに、幅狭になってた。

 

いらっしゃいませ、と厨房奥の方にいた30〜40代の男性に迎えられて、席に座ると、すぐにコップに冷たい水を注いで出してくれた。厨房の手前側には、70代位の男性が働いてて、父と息子2人で切り盛りしてるよう。



カウンター上部にメニューが掲示されてた。定食と表示されてるメニューは、みそ汁&漬物付きで、○○ライスと表示されてるのは、みそ汁のみ(漬物なし)になってるよう。

全席禁煙と表示があった。

注文受けると、息子さんが厨房中央にあるキャベツを盛った皿がのってる調理台の下の冷蔵庫から、肉を取り出して、衣を付けてから、油鍋へ投入してた。油鍋の前には、お父さんが太めの菜箸を持って立てて、余計な衣を掬ったり、頃合いを見て油の中で、肉を返したりしてた。

時々息子さんがお父さんに指示を出してて、調理の実権は、現在は息子さんの方にあるよう。

厨房は、入る口側から、コンロ(みそ汁鍋→油鍋2コが並んでる)、調理台(下が冷蔵庫になってる)、流し台、炊飯器2台&保温釜という配置。すれ違う幅はなく、奥には、息子さん、手前には、お父さんが立ってて、これが定位置になってて、2人とも慣れたように作業してた。漬物は、調理台と、油鍋との間にある、小棚のところに、盛りつけた状態で準備されてて、(手が空いた時に2種の漬物を小皿に盛り合わせてる)、狭いながらも、しっかり定位置が決まってて、段取りよく作業&調理してた。

食べ終えた客が帰ると、奥の方の席の場合は、息子さんがカウンター席の小窓から、上半身を乗り出して、カウンターの上を拭いてた。手前側の席の場合は、お父さんが、入口ドアの脇にある、1m高さの勝手口から一旦店の外に出て、再び入口ドアから入ってカウンターを拭いたり、椅子を入れたりして、客席を整えてた。

ちょっと待ってたら、料理が出来上がって、カウンター越しで渡された。料理の後、みそ汁も運ばれてきた。



とんかつ定食 ¥900

とんかつ定食は、注文してる客が多く、人気メニューのよう。

シンプルな楕円の白皿に、キャベツを添えて盛り付けられてた。やや濃い色にサクッと揚がってた。肉は、厚みがあって、ちゃんとした大きさ。中央部分の肉がうっすら赤みかかってて、火は通ってるが、加熱しすぎない、絶妙な揚げ加減。肉は、しっとりジューシーだった。

ごはんは、白い丸皿に、たっぷりよそってあって、丼じゃないのでわかりにくいが、大盛りの丼飯くらいのボリューム。みそ汁は、切り落とし風の豚肉&ねぎだけのシンプルな豚汁。人工的な甘みなどなく、素朴な味わい。漬物は、2種で、きゅうりの塩梅よく、自家製のようだった。



ロースかつ定食 ¥1400

ロースかつ定食は、肉の厚み、大きさともにしっかりあって、とんかつ定食より、肉がしっとりとしてて濃厚な肉の味が楽しめ、食べ応えがあった。上質の豚肉を使い、これも絶妙の揚げ加減で、上等のロースかつ。



ひれかつ定食 ¥1400

ひれかつ定食は、ロースかつ定食と並ぶ、この店の最も高いメニュー。

6〜7cm程の丸っぽいヒレカツが4ヶキャベツを添えて盛り付けられてた。かじると、肉に厚みがあって、とても柔らか。パサつきなく、しっとりとしてて、柔らかなのに、肉らしい弾力があり、とても上質なひれかつ。とても気に入ってしまった。



串かつライス ¥650 +目玉焼 ¥200

串かつライスは、串を抜いた串かつ2本が、キャベツを添えて盛りつけてあった。豚肉は、脂身のない部分が使ってあって、肉→玉ねぎ→肉→玉ねぎの順に並んでた。肉は、黒ずみのないきれいな色をしてて、くさみなく、柔らか。玉ねぎは、衣をまとって、サクッと揚がってて、ジューシーに甘みが増してて、豚肉との相性抜群。

常連っぽい男性客が、とんかつ定食に慣れた様子で、目玉焼き¥200を追加して注文し、1人でうなずきながら満足そうに食べてたので、私も目玉焼きを追加してみた。

お父さんが、油鍋の隣のコンロで、目玉焼きを作ってた。油鍋から少量の油を、お玉ですくって、フライパンに入れ、馴染ませ後、余計な油を戻してから、卵を2ヶ割っていれ、蓋をして蒸し焼きにしてた。タイマーなどは使ってなかったが、卵白がかたまっ手、卵黄が半熟の、ちゅうどいい半熟状態の目玉焼きで、水やお湯を入れずに、蒸し焼きにしてた。水っぽさなく、上手に出来上がってた。



ロース生姜焼定食 ¥900

ロース生姜焼は、注文すると、油鍋の隣(入口側の方)のコンロのところで、お父さんが調理してた。

とんかつ類と同じ、楕円の白皿に、甘からいタレを絡めた薄切りの豚肉3枚が、キャベツを添えて盛り付けられてた。薄切りとはいっても、厚めの肉なので、ボリュームがあって、とんかつと同じ位のグラム数がありそう。



あじフライライス ¥750

あじフライは、開きではなく、大きめの半身のが3ヶ、キャベツを添えて盛り付けられてた。サクッと揚がってた。ボリュームがあって食べ応えがあった。



串かつライス ¥650

ライスは、普通もりだと多いので、減らしてもらったらちょうどいいボリュームになった。ここの串かつが気に入ったので、ついリピートしてしまった。

飾り気はないが、肉にくさみなく、ごはんは炊きたて、みそ汁も作りたて、漬物は自家製で、安心して食べられる。路地裏に名店ありとはこの店のこと。極めて簡素な店舗だが、プロの技の上質のとんかつがお手頃価格で食べられる。おすすめ度は、7.5。

 

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■とんかつ『まんぷく』
 東京都台東区上野4丁目1-5

 電話:03-3831-3457
 営業:11:00~18:00
 定休:水曜日