守谷市にあるフレンチレストラン。平成19年12月5日開店。

黒&グレーのモダンな一戸建て。県道46号沿いで、北園交差点から500m西にある。

建物前が10台位の駐車場になってた≫人気blogランキング




店頭に、メニューの説明が表示されてた。

玄関扉を開けて店内へ。



入ると、店内は横に長い長方形型。すぐ正面にレジがあって、その右手がカウンター8席になってた。

店内は白を基調に、カウンターには黒御影石が使われてて、赤い椅子が差し色として配置されてて、硬質感漂うスタイリッシュな雰囲気。




いらっしゃいませ、と30代位の女性に迎えられて、カウンター席後ろの通路から、テーブル席へと案内された。奥には4人席テーブルが4つくらいあった。

カウンター席先の奥まった場所が広めの厨房になってた。背の高いコック帽をかぶった50~60代位の男性が1人で働いてて、店主のよう。この日は、2人だけで店を切り盛りしてた。

 

ランチメニューは、A¥1900、B¥2900、C¥3700の3コースで、オードブル、スープ、肉と魚料理、デザート、ドリンクがそれぞれ選べるようになってる。

ちょっと考えて、3人でBコースを注文した。Bコースは、アミューズ、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーが付く。3人でなるべく異なる物を選んだ。

 

テーブルには、生花とローズマリー(水栽培)が飾られ、布ナプキン、ナイフ、フォークなどがセッティングされてた。

◎アミューズ

マンガリッツァ豚の生ハム

アミューズは、マンガリッツァ豚の生ハムだった。塊から切り出したようで、ギザギザに薄切りされハムが、金色のピックに刺してあった。脂が載ってて、薄切りなのに弾力があって、噛むほど味わいがあった。

マンガリッツァはハンガリー原産の希少品種の豚で、イベリコ豚と同じルーツ。羊のような毛むくじゃらの姿から『ウーリーピッグ(毛で覆われた豚)』とも呼ばれ、−30℃の厳しい寒さの中でも過ごせる。一時は絶滅の危機にさらされたが、ハンガリー政府が保護するようになった(2004年ハンガリーの国家遺産に認定された)。

◎オードブル

本日のオードブル盛り合わせ

オードブルは6種から選べた(Aコースは3種から)。

ガラスの四角皿に、ライン状に描かれた3色のソース(マンゴー、ラズベリー、バジル)の上に6品がきれいに盛りつけられてた。右下のローズマリーの枝の下から、煙が立ちのぼってる状態で運ばれてきた。

重ねキャベツのコンソメ風
海の幸ぼテリーヌ
玉子のパイ包み
さつまいものマッシュ、黒豆入り
冷製ミニ帆立
燻製風ミニ帆立

右下の料理は、燻製風ミニ帆立で、ローズマリーの下には、いぶってる燻製用チップが敷かれてて、煙はここから出てた。


パテ・ド・カンパーニュー

パテ・ド・カンパーニューは、粗挽き感が素朴なパテで、レバー風味が軽く食べやすかった。3色のソースと、ミニトマト、玉子パイ包み、さつまいもマッシュ、重ねキャベツなどが添えてあった。


海の幸のテリーヌ

海の幸のテリーヌは、ふんわりとしたムースの中に、サーモンが入ってて、3色のソースと、ミニトマト、玉子パイ包み、さつまいもマッシュ、重ねキャベツなどが添えてあった。

◎スープ

冷たいさつまいものスープ

スープは、2種から選んだ(黒豆のスープはなかった)。

さつまいものスープは、きれいな黄色をしてて、ぽったり濃厚な冷たいスープだった。


トマトのスープジュレ仕立て

トマトのスープは、フルート型のグラスに入ってた。

グラスの中には、うっすら黄〜緑の透明なスープが入ってて、グラスの縁に、ドライトマト(薄切りトマト)が添えてあった。トマトのスープから、てっきり赤色のスープだと思ってたので、ちょっとびっくり。

グラスを傾けたら、スープ表面が軽く波打つくらいで、水面が移動しなかったので、液体ではなく軽いゼリー状に固まってることがわかった。スプーンですくって食べてみると、ゼリーと液体との中間くらいのプルプル感で、トマトらしい青くささが軽やかに口の中に広がる。ドライトマトは、乾ききってなくて、ちょっと水分が残ってて、トマトの風味が凝縮されてて甘かった。

こういう透明な色のトマトのスープは、赤い色素が出ないように、ゆっくり濾して(自然滴下?)作らなければならず、とても手間&時間がかかってる。

◎パン、発酵無塩バター(+¥100)


パンは、食べやすい大きさにスライスして運ばれてきた。バケットではなく、もっと丸い形のパンのよう。表面はかためで、中がふわふわとしてて、食べ切ると、またお皿に載せてくれた。

温めてなく、冷たい状態だった。パンは温めてあると食べやすいが、温めすぎだと、冷えるに従ってパンが固くなってしまうので、むしろ温めてない方が良い場合もある。

発酵バターを+¥100で注文。黒いお皿に、大きめサイズのバターがのってて、3人でしっかり使えた。カロリーなどを考えれば、バターなしでもいいが、やっぱりバターがある方がパンがおいしく感じる。これで¥100なら

◎魚料理

北海道産天然帆立貝のプロバンサル

魚料理は、4種から選べた。

帆立貝のプロバンサルは、トマトソースの上に、香ばしく炒めた帆立貝を載せ、それを囲むように、バジル、バルサミコで点状に円が描いてあった。

鮮度のいい帆立が甘く、香ばしさも加わって、シンプルな料理に見えるのに、プロの料理人の技を感じる。


本日の鮮魚と天使の海老カダイフ包み

海老は、カダイフ(小麦粉で出来た細麺状の生地)でぐるぐる巻きにしてあった。極細なので、パリッと軽やかな食感で、タイは焦げ目が付いてて、香ばしくかった。


真鯛の粒マスタードクリームソース

真鯛は、粒マスタードクリームソースがしっかりかかってて、淡泊なのにクリーミーに仕上がってた。鮮度の良い上質の鯛だった。

◎肉料理


マンガリッツァ豚の香草パン粉焼き

肉料理は7種から選べた。

マンガリッツァ豚の香草パン粉焼きは、シェフが調理中のフライパンを持って客席に出てきて、テーブル脇で、接客担当の女性の持ってるお皿(付け合わせがのってる)に盛り付けて、その直後にテーブルに載せてくれた。

作りたての熱々で、揚げたてのとんかつのにおいがする。

ナイフで切ってみると、厚みがあって、ヒレ風の脂身の少ない部分で、食べてみると、キメが細かく和やらかで、細めのパン粉をまとってて、上質なとんかつの味がした。人参、菜の花などが添えてあった。



和牛ハンバーグステーキ

和牛ハンバーグも、シェフが調理中のフライパンを客席まで持ってきて、テーブル脇でお皿に盛る付け、その直後にテーブルに載せてくれた。

和牛ハンバーグは、作りたての熱々で、立体的に焼けてた。ジューシーで、弾力があって、和牛の味がしっかり感じられた。



フランス産鴨のロースト

フランス産鴨のローストは、表面香ばしく、中はふっくら焼けてて、加熱しすぎてないので、鴨肉が固くなっておらず、肉の量もたっぷりで、鴨肉らしさを満喫できた。



◎デザート

苺のショートケーキ

デザートは5種から選べた。

苺のショートケーキは、滑らかで艶のあるクリーム&苺が、少し密度のあるスポンジにサンドされてた。クリームが柔らかで、自家製らしい味わい。


焼きリンゴ自家製バニラアイス添え

焼きリンゴは、ほんのりシナモンの香りが漂い、キャラメル風シロップがかかってて、アイスが添えてあった。


コーヒーソルベとゼリーのマスカルポーネクリーム

優雅なフォルムのクープ型のグラスに、コーヒー風味のソルベとゼリーを入れて、とろりとしたクリームがかかってた。同じ味なのに、温度の異なるソルベとゼリーが口の中で解け合って、ちょっと不思議な食感の冷たいデザートになってる。

◎ドリンク


ドリンクはおしゃれな金属製。右の量が少ないのがエスプレッソ。入れたてだった。

帰りは、店主にドアを開けてもらって優雅に挨拶された。お金儲けより、『おもてなし』をするのが生き甲斐なのだと感じた。

良質な食材を丁寧に上手に調理した本格的フランス料理店。お手頃価格で多くの人に食べてもらいたいという考えで営業をしているよう。これほどの料理の質と量ならば、通常はこの2倍の値段はかかるだろう。人手が少ないこともあり、ゆったりさや高級感があまりないが、その分、お得な値段設定になっていると思われる。こういう店なら是非とも、ディナーでお酒を飲みながらのんびり料理を楽しみたい。おすすめ度は、7.4。

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■ 『UZAWA(うざわ)』
 茨城県守谷市百合ヶ丘1-2489-1
 電話:0297-38-5255
 営業:11:30~15:00
    (LO14:00)
    18:00~22:00
    (LO21:00)
 定休日:月曜日
  祝日の場合営業
 全席禁煙