かすみがうら市の6号沿いの24時間営業のラーメン店。平成6年オープン。

南北に長い簡素な平屋建て。建物北〜東側が、サッシガラスの引戸になってて、幅広の白い暖簾が3つ掛かってる。かるがん、の文字もある。

建物北側に広めの駐車場があり、トラック用のスペースもある≫人気blogランキング



千代田石岡ICの600m南西にある。この付近の6号沿いには、果樹園の直売所が多くあり、秋には新鮮なフルーツが安く買える。この店のすぐ隣にもあり、ついでに買うとお得。

平成6年『がんこやラーメン』としてオープン。平成17年、有限会社から株式会社かるがん堂になり、看板などに「かるがん」が付くようになった。

ここから派生したラーメン店もいくつかある(『らーめん家 きらく』『ラーメン我城(わがや)』『げんこつ屋』、など)。



あちこちから出入りできるが、季節メニューの出てる、北側が主な入り口になって、外に待ち客数人が並んでた。

店内にも3〜4人、カウンター席の後ろに、立って待ってる客がいて、その人たちが席に座ると、外で待ってる人が店内へと入っていくシステムのよう。

この店は、15年前に食べ歩き記事を書き始めた頃からの私のお気に入り。平成16年、つくば市に支店がオープンしたり、メニューも十年前とは少し変わった。



入り口に季節限定メニューが掲示されてた。



順番が来て中に入ると、店員に何人ですかと問われ、少しして、『ここでいいですか』と席を指定される。店内は横長の長方形で、中央に広めの厨房があって、それを囲むようにコの字の赤いカウンター席(20数席)になってる。壁のあちこちに黄色のメニューが掲示されてて、やや雑多でおしゃれ感はないが、幹線沿いによくある庶民的なラーメン店の雰囲気。

中央付近の湯気が立ちのぼる釜の前で、麺茹でを担当してる50歳位のがっしりとした男性が店主のよう。その右側には、スープ用の大きな寸胴、お湯が煮立ってる大きな寸胴が並ぶ。左側には、調理台があり、丼(メニューによりラーメン丼が異なる)を並べて作ってた。動線にムダがなく、ほとんど立ち位置を変えることなく、次から次へとラーメンを作ってる。

その脇には、30〜40歳位の中田久美(元全日本バレーボール選手)似の女性がいて、注文品に合わせて具をあちこち動き回って準備し、ゆで上がった麺が丼に投入されると、タイミングよくトッピングなどを行い、スーシェフのような役割をこなしてた。



他に、20代位の若い男性や女性が3人位いて、客を空いた席に誘導したり、出来上がったラーメンを運んだり、食べ終えて客が帰った後のカウンターを整えたりしてた。

時間帯によっては、20〜30歳位の男性2人いて(1人はイケメン系)が、麺茹でを担当してて、交代制になってるよう。

厨房にはステンレス製の棚がいくつもあり、オーブントースターなどの調理機器、いろんな色形の丼、食材などが積み重ねるように置かれてて、従業員は、棚と棚との間の狭めの通路を慣れたように行き来して、テキパキと働いてた。

十年ほど前は、普段着にエプロンを着けてたのと打って変わって、従業員は全員、左胸に葉っぱのロゴの入った白い調理着を直用してて、レストランor洋食店のよう。以前は冷水器だったが、カウンター上に、ボトル入りの冷水&コップが等間隔に置かれてて、セルフサービスになってた。テッシュも、カウンター上部にコンパクトに収納されてた。

  

この店は風雅なユニークな名の付くメニューが多く興味をそそる。今回は何回も通って、心行くまで徹底的に食べまくって記事を書くことにした。



カウンター上には、ニンニク、豆板醤、こしょうなどが大きな容器で準備されてた。

 

メニューは、壁のあちこちに掲示されてる。チャーシューめん、ねぎみそなど、一般的な品名のはわかるが、オリジナルらしい変わったメニューや、季節限定もたくさんある。


(左)ラーメン ¥500
(右)みぞれラーメン ¥650

■ラーメン
・麺…中細ほぼストレート麺
・スープ…豚ベース、うっすら白濁、油分多い
・具…焼豚、メンマ、のり(8切×2)、ねぎ

この店は、スープ、麺、焼豚がどれも1種のみで、全メニューに使われてる。そのためラーメンは、シンプルだが軸となるメニューである。

作りたて熱々の状態で運ばれてくる。表面には、細かい粒子の油分がスープに溶け込むようにたっぷり浮かぶ。麺は、中細のほぼストレートで特徴がないが、茹でたて熱々なので麺に活力がある。麺表面に打ち粉の澱粉質によるベタつきがないので、口あたりがいい。

焼豚は、脂身の少ない煮豚タイプもの。大きくはないが厚みがある。
ブロックの豚肉を適当な大きさに切り分け、たこ糸を巻いて、スープの中で煮込んだ後、醤油だれの中に漬け込んで作っているよう。香ばしさジューシーさはあまりないが、柔らかく食べやすく肉の味がしっかりする。

これに、ねぎ、のりがトッピングされてる。最近は普通のラーメンが700円前後の店が多くできたが、500円という価格は充実感がある。しっかり食べたい人は、中盛り+¥100(600円)、大盛り+¥200(700円)にしてる。

スープは、うっすら半透明に白濁してるが、豚骨系のような不透明な白さはなく、豚骨というより、豚背脂+豚肉(焼豚用)を煮込んで採ったスープのよう。豚骨系の酸味を帯びた匂いもなく、油分たっぷりだが、見た目ほど重くはない。

スープを丼に注ぐと、隣の寸胴から煮立ったお湯をスープの寸胴へ足してて、スープを継ぎ足しして使っているよう。だからスープ切れにならず、24時間営業ができるのかも。

麺は、厨房内に積み重ねられた木製コンテナの中に入ってる(ビニール袋には包まれてない)。茹でる分の麺を、いったん大きめの金ざるの中に、ほぐしながら入れ(打ち粉を落とながら)、それから麺茹で釜の中に投入する。麺は、釜の中で太い菜箸でお湯の中で泳がせながら茹でる。ゆで上がると、1人前づつ平ざるに取り、上下に振って湯切りをしてから、順に丼のスープの中に入れていく。

最近は、深ざるで麺を茹でる店がほとんどだが、お湯の中で麺を泳がせながら茹でた方が、麺がくっつかず、対流熱も加わって、均一に火が通り、うまくゆで上がる。(麺量にバラツキが出やすいという短所はあるが)

■みぞれラーメン
焼豚、メンマ、大根おろし、刻んだ青梗菜&大根菜、梅干し、のり(8切×2)、ねぎ入り

みぞれラーメンは、この店の名物メニューで注文する客が多い。スープの中に、たっぷりの大根おろしが入ってる。フードプロセッサーで作ってあるよう。おろし金で作った大根おろし特有のもやもや感はないが、刻んだ青梗菜(大根菜はごく少量入ってるよう)に大小の大根(塊)が混じって入ってて、食べるスープになってる。

梅干しは、大きめで肉厚の塩分控えめのタイプ。個人的には、塩分20%以上の昔ながらのシソ梅干しが好きだが、この梅干しは、すっぱさ、しょっぱさが穏やかで、梅干しが苦手な人でも食べられそう。スープや大根おろしと絡んで、スープの油分を和らげてて、ラーメンがあっさりと味わえるし、消化も良さそう。


      
(左)舞茸ほうれん草ラーメン ¥800
(右)おりべラーメン ¥700

■舞茸ほうれん草ラーメン(季節限定)
焼豚、焼舞茸、ほうれん草、焼油揚げ、菊花、ごま、ねぎ

醤油を塗布した焼きたての油揚げ+焼きたての舞茸が、Wで香ばしく、ボリュームもあって、ほうれん草(茹でて水にさらしてある)との相性がいい。紫色の菊花が優雅で、舞茸の味によってスープがまろやかなになってる。

■おりべラーメン
焼豚(拍子切り)、焼油揚げ、小松菜、ごま、ねぎ

醤油を塗布した、焼きたての油揚げが香ばしい。焼豚は、拍子切りされてて、他の具材との馴染みよく、同じリズムで食べられる。油揚げによって、見た目よりボリュームがある。茹でた小松菜は、スープを含んで煮浸し風になってて、ヘルシーな和風ラーメンになってる。



(左)八重山ラーメン ¥750
(右)岩のりラーメン ¥650

■八重山ラーメン(季節限定)
レバー焼豚、刻んだニラ、ニンニクチップ、唐辛子、ごま、粗切ねぎ

スープ表面に、粗切ねぎ、刻んだ生ニラがたっぷり浮く。中央には、焼豚ではなく、レバー焼豚9枚位(表面積小さくて薄切り)と、その上に、ニンニクチップをたっぷり載せ、金ごま&黒ごまと唐辛子を交差するように振りかけてある。レバー焼豚は、タレに漬け込んであって、下味がついてて、くさみはなかった。

粗切ねぎ+刻んだニラは、スープの熱が加わっても、あくまで生っぽく、ニンニクチップ、唐辛子が加わって、刺激的なスタミナ系ラーメンになってる。

■岩のりラーメン
焼豚、メンマ、岩海苔、ねぎ

岩のりラーメンは、スープ全体を覆うように、たっぷり岩海苔がトッピングされてる。歯ごたえがあって、磯の香りが満喫できる。人気メニューで、くせになる男性が多いみたい。



(左)ひざくりげラーメン ¥750
(右)根深ラーメン ¥950

■ひざくりげラーメン(カレー風味ラーメン)
焼豚、パン、ほうれん草、セロリ、山クラゲ、コーン、パセリ、ごま、ねぎ

カレー粉のたっぷり入った、カレー味のラーメン。
筑波山に見立てた、厚切りの山型パン(三角パン)がトッピングされてる。中辛くらいにピリッと辛い。豚ベースのスープ+カレー粉なので、一般家庭のカレー(豚肉のカレー)とベースが同じなので、馴染みのある味に仕上がってる。焼豚(煮豚)は、カレーに入ってる豚肉の味。それにセロリ、パセリなどが加わり、大人向きのエスニックな風味。山クラゲのコリコリした歯ごたえもアクセントになってる。

細工は細かい。ふわふわのパンはカットして山頂が2つ作ってあり、切り込みも入ってる。パンの6〜7合目位までは醤油を塗布し、トーストしてあって醤油の焦げが香ばしい。

カレー粉は、スープに溶け込まず沈殿してて、上はあっさり下はカレー風味が濃い。丼の形が個性的で、レンゲの形状と合わず食べにくかった。

食べる前は違和感があったが、カレー、スープ、パン、煮豚、それぞれの相性がよく、1回食べたらクセになりそうなほど上手に出来上がってた。パンがのってるので、ボリュームもある。

■根深ラーメン(季節限定)
合鴨ロース4枚、焼ねぎ、春菊、ニンニクチップ、ごま、レモン、粗切ねぎ

焼豚の代わりに入ってた合鴨ロースは、厚みがあって(6〜7mm)、加熱しすぎてなく柔らかで、焦げ目を付けたネギとの相性がいい。散りばめてある春菊、ニンニク、レモンが、それぞれ主張しすぎず、バランスがよかった。

ただ、鴨肉を食べることが多い私には、豚ベースのスープと鴨肉とは合わないように感じた。豚肉は、脂に飽和脂肪酸を多く含み融点が高い。それに対し鴨肉は、脂に不飽和脂肪酸が多く含み融点が低い。鴨肉と豚肉は、風味も脂の質感も異なり、鴨汁そばのような一体感がなかった。

スープと具を別個のものとしてとらえれば、鴨肉は質がよく上手に料理してあるので、旬を味わえるラーメンとも言える。


(左)みそラーメン ¥550
(右)ねぎみそラーメン ¥700

■みそラーメン
焼豚、メンマ、コーン、のり(8切×2)、ねぎ

自家製味噌使用とのこと。市販の味噌のような人工的な派手な味付けではなく、やや地味だが穏やかで食べやすい。

■ねぎみそラーメン
長ねぎ&焼豚(フレーク?)、コーン、のり(8切×2)、ねぎ

白髪ネギ+焼豚を辛味油でもむ込むように和えて、麺の上に載ってる。焼豚は、フレーク状に、白髪ネギの中に混じってるだけで、やや物足りなくも感じた。やっぱり、焼豚は、かじれるくらい形があった方がいいかも。


      
(左)夷布(えびすめ)ラーメン ¥750
(右)杣人(そまびと)ラーメン ¥750

■夷布ラーメン
焼豚、メンマ、岩のり、わかめ、がごめ昆布、三つ葉、ねぎ

岩海苔、わかめ、がごめ、と3種の海藻がトッピングされてる。
「がごめ」とは、北海道道南地域で穫れる強い粘りが特徴の昆布のこと。薄めにスライスされてるが、驚くほどトロッとしてて粘りがある。

磯の香りと共に、3種の海藻の食感の違いが楽しめる、ヘルシーなラーメン。

■杣人ラーメン(季節限定)
焼豚、焼舞茸、きのこ(マッシュルーム、椎茸、エリンギ)、2色の菊花、ごま、粗切ねぎ

トースターで焼いた舞茸が、香ばしく、歯ごたえがあって、スープをまろやかにしてる。小さめに切ったきのこ類は常備菜風で、控えめに舞茸をサポートしてる。2色の菊の花が華やかで、秋らしいラーメン。


      
(左)電気ラーメン ¥750
(右)かぶらげラーメン ¥750

■電気ラーメン(担々麺風辛口ラーメン)
辛味油、黒ごまたっぷり、焼豚、仙台麩2ヶ、コーン、ごま、のり(8切×2)、粗切ねぎ

黒ごまがたっぷり入ってて、スープ表面には、オレンジ色の辛味油(ラー油?)がたっぷりと浮いてる。レンゲでスープを掬うと、黒いスープの上を、オレンジ色の油が浮遊し、緑がかった色に見える、極度にピリ辛の担々麺風のラーメン。

辛味油の辛さに、粗切りネギのピリピリ感が加わって、刺激的な味になってる。ネギ&コーンにに埋もれて、丸い揚げ麩(仙台府)が入ってる。しっかり弾力があって、揚麩らしく油の風味も濃厚で、存在感がある。

麺をすする際や、辛味油をたっぷり絡んだのりを食べる際は注意。いつもと同じように食べると、辛味によってむせてしまうので、吸気を軽めにして食べるのが良さそう。

■かぶらげラーメン(季節限定)
煮豚、メンマ、焼油揚げ、カブ、柚子、唐辛子、ごま、のり(8切×2)、ねぎ

焼きたての油揚げ、浅漬けのカブ&菜がたっぷり入ってて、柚子(冷凍)がトッピングされてる。

油揚げは、注文受けてから醤油を塗布してトースターで焼いて、ラーメンに香ばしさを添えてる。食べやすくカットし、仕上げに載せてあるので、食べ始めはカリッと、食べ進むにつれてスープを含んで柔らかくなっていき、食感の移り変わりを楽しめる。浅漬けのカブ&菜は箸休め的にスープの油分を和らげ、柚子によって爽やかなラーメンになってる。



(左)彦十ラーメン ¥950
(右)竜安寺ラーメン ¥750

■竜安寺ラーメン
豚+鰹風味スープ
焼豚、メンマ、長芋、めひび、三つ葉

竜安寺ラーメンは、すりおろした長芋、焼豚、三つ葉が丼の中央に入ってる。トッピングが少なく、石庭の静寂を思わせる構成。

めひびとは 、 芽かぶ(若布)の根を乾燥させて刻んだもの。

長芋は、最後に仕上げに入れるあるので、スープの中に限局して入ってる。長芋の周りを、ぽったりとしたスープが覆ってて、めひびの形はなくほとんどスープに溶けこんでる。スープは豚+鰹を加えてあり、和風のラーメンになってる。ぽったり濃度があって、冷めにくく体もあたたまる。

見た目より、ボリュームもあって、ネバネバ成分(山芋:フコイダン、 めひび:ムチン)である水溶性の食物繊維がたっぷりで、健康にも良さそう。

■彦十ラーメン(季節限定)
合鴨ロース4枚、ロール白菜&柚子味噌、焼ねぎ、2色の菊花、ごま、粗切ねぎ

焼豚の代わりに、合鴨ロース肉4枚が入ってる。鴨肉はブロック(塊)の状態のを調理してから、スライスしたよう。皮目には、照りよく焼き色が付いてて、柔らかく、甘酸っぱいバルサミコorワインのような、ちょっと洋風な下味が付いてる。

白菜は、茹でてから円柱型に巻いてあり、爽やかな柚子風味の味噌がトッピングされてる。水っぽくならず、スープと良く絡んでる。菊花も茹でてから入れてある。

見た目より下ごしらえに手間がかかってて、鍋風のラーメンに仕上がってる。



あわせ麺 ¥850

・麺…ラーメン用中細麺を固ゆでし、
   ニンニク&オイルで和えてある
・スープ…雪平片手土鍋で別添え
・具…焼豚約4枚、メンマ、小松菜、三つ葉、ねぎ

ラーメン用の麺を固く茹で、ニンニク、オリーブオイルなどで和え、大きめの浅鉢にパスタ風のきれいに盛り付け。下味が付いてるので、そのままでも食べられ、添えられるスープを注いでも食べられるようになってる。

香ばしいニンニクの匂いが漂ってて、まさにイタリアンな一品に仕上がってる。麺は、温かく、和えてあるので、ペペロンチーノというより、冷たくない冷製パスタのよう。パスタとは異なり、麺同士がくっつき易いので、1/3程食べたところでスープを注いだ。

スープを入れると、ニンニク風味がやわらぎ、ラーメンっぽくなる。寒い日に食べたので、スープを注いでもそう熱々ではなく、暖かい季節の方が向いてるかも。

      
(左)手造り餃子 ¥350
(右)冬葱餃子 ¥350

餃子は、小ぶりで色よく焼けてる。

冬葱餃子などは、ニンニクの入ってないので、気軽に食べられる。粗く切ったネギはがたっぷり入ってて鮮烈で、しかもあっさりとした味だった。

メニューが豊富で、ひっきりなしに客が入店してきても、注文品を間違えることなく、従業員はテキパキと働いてて、作りたて熱々のラーメンが運ばれてくる。ただ、若い従業員は、愛想なく素っ気ない。にこやかさがもう少しだけでもあると、ずっと居心地が良くなりそう。

以前は、青磁色の丼だったが、お洒落な色&形の丼が使われてた。縁が鋭角な丼や指で押したような凸凹のある丼は食べにくい。見た目より、食べやすさを重視してほしい気もする。

建物はやや古めいてるが、店舗の裏手に新設されたトイレは完全に男女別で、コンビニのトイレより広くてきれい。ゆりや水仙などの生花が生けられてて、ラーメン店のトイレとは思えない程。ゆりの花は、花粉が手や衣類につくと厄介なので、生け花や花屋では必ずするように、花が咲いたらこまめに取り除くのが良さそう。

混雑時は、一度に7杯分位の麺を茹でてるので、客の回転は意外に早い。土日や祝日の、小さな子供連れや、女性客の多い時は、食べるのに時間がかかってて、その分待ち時間も長くなる。

注文時に、女性客が麺を固めに注文してた。出来上がったラーメンが運ばれてきたら、同行者とおしゃべりしながら食べてて、固めで注文したのはそのため?。

この記事のラーメンを食べる合間に、つくばの支店に2度ほど行ったが、従業員同士はなごやかに会話してるのに、客への対応は愛想がなく、かぶらげラーメンにのりが入っていないなど、若干の違いがある。店舗は新しいが、メンテが行き届いてなく、ラーメンの味も、この本店の方が格段に上。

最近は、複数の、スープ、麺、焼豚を使ってるラーメン店が多いが、この店は、1つのスープ、1種の焼豚、1種の麺を使いながら、野菜、きのこ、海藻など、いろんな食材を広く取り入れた、オリジナルで季節感のあるメニューを次々に編み出してて面白い。もっともっと他のメニューも食べたかったが、それだといつ記事が書き終わるかわからないので断念した。

最近のラーメン店は、イメージ戦略重視のようで、外観を派手にしたり、ラーメン作りに無関係なインテリアに凝ったり、自画自賛の文章を店内に掲げたり、意図的なのか不明だが店内を狭くしたり営業時間を狭くしたりして店頭に行列ができるようにしたり、ということが多く、おまけに値段が高い。それとは対照的にこの店は、外観やインテリアにはコストをかけず、自己宣伝はあまりせず、店内は比較的広くて営業時間は長く客の回転が早く、さらに値段も比較的低い。

食べ歩きのサイトを始めてから15年経つが、茨城県南のラーメン店だけで150店以上、記事を書いた。その中で私の最もおすすめの1つである。おすすめ度は、7.5。

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『がんこや かるがん』
 茨城県かすみがうら市下土田471

 電話:0299-59-6243
 営業:24時間営業
  定休日の翌日は9:00~
 定休日:水曜日


2014年3月2日追記



新しいメニューが食べたくなったので、また行ってしまった。
季節感のあるメニューが登場してる。



(左)牡蠣と菜の花のラーメン ¥950
(右)若筍ラーメン ¥750

■牡蠣と菜の花のラーメン(季節限定)
カキの旨煮4ヶ、菜の花、焼油揚げ、木の芽豆腐、うるい、ごま、ねぎ

焼豚の代わりに、甘からく煮たカキが入ってて、白髪ねぎ風に切られたうるいがトッピングされてる。
牡蠣はやや小ぶりながら、ふっくら煮えてて、味も濃厚で、カキの好きな男性にぴったり。木の芽豆腐は、おぼろ豆腐のように柔らか。ほんのり甘口で、ソースのようにクリーミーに他の具材と絡む。同族の焼いた油揚げとの食感の違いも楽しめる。菜の花の淡い苦み、うるいの食感によって、冬〜春への季節の移り変わりが感じとれる。

■若筍ラーメン(季節限定)
焼豚、わかめ、タケノコ、菜の花、梅肉、三つ葉、ごま、ねぎ

若竹煮のラーメンバージョン。タケノコは、薄切りの穂先の部分が入ってる。艶よく、しっかり身がつまってて(ハシゴ風に芯の部分が空洞になっていない)シャキシャキ甘みがある。添えてある梅肉の酸味が、タケノコの風味&甘さを引き立て、新物らしい味と香り。水煮筍とは別物。わかめがたっぷり入ってて、タケノコとの相性の良さを実感できる。タケノコの不溶性食物繊維(水に溶けない)、わかめの水溶性(水に溶ける)食物繊維が同時に摂れて、美容にもよさそう。三つ葉の香りが、爽やかに効いて春らしいラーメンになってる。