笠間稲荷は、創建が白雉2年(651年)と歴史が長い。

御祭神は宇迦之御魂神で、古くから庶民に広く信仰を集め、初詣参拝者数が茨城県第1位の神社である≫人気blogランキング



入り口のところには、ワイヤー造りのキツネのオブジェが出迎えてくれる(以前ここに一の鳥居があったが、震災で被災し、現在は撤去中)。

その奥には仏具やお土産品が陳列された、仲見世が両側に並ぶ。浅草の雷門に似てる。



先を行くと、重層入母屋造の楼門「萬世泰平門」がある。門の向こう側に参拝したカップルが見えてて、縁結びにも御利益がありそう。



楼門を抜けると、その先に拝殿がある。

稲荷神社は、庶民的な雰囲気が漂ってて、仰々しさがなく、リラックスして参拝でできるので身近に感じる。



高層ビルなどのない、懐かしい風情漂う商店街で、あちこちに、名物の「笠間いなり」の幟がたってる。

ちょっとお腹が空いたので、手打ちの文字にひかれて、神社の2軒左にある『柏屋』に立ち寄った。



切妻造りの2階建て。妻側(棟の両端)の小屋根の上に、無垢一枚板の看板が出てて、古風さ漂う老舗らしい店構え。

明治25年創業の老舗。現在は、3代目店主と4代目となる息子さんが店を守る。地元茨城の"常陸秋そば"を使用した手打ちの蕎麦で、つゆは県内の造り醤油屋のこだわり醤油を使い、粗目砂糖で少し強めの甘さを加えるのが特徴とのこと。

 

店頭にメニューが掲示されてた。

暖簾をくぐり、ガラス格子戸を開けて店の中へ。



右手には、階段があって、2階席もあるよう。上り口の壁一面は、食器の入った収納棚になってて、クラッシックな壁時計が掛かってた。左手の一角は、小上がり席になってた。



奥が広めの厨房になってて、手前がこぢんまりとした客席になってて、シンプルなテーブル&椅子(4人×6)がいくつかくっつけて配置されてた。

いらっしゃいませ、と50代位の女性ににこやかに迎えられて、空いてる席にどうぞと案内された。厨房では、髪の白い年配の男性と、その息子さんらしき30代位の男性、+50代〜60代位の女性が3人位働いてて、家族経営的な雰囲気。

 

メニューは壁に表示されてた。ちょっと考えて、きつねそば、山菜うどん、けんちんそば各¥840に、いなり寿司2ヶ(1ヶ¥100)を注文した。

 

テーブル席の間に、大型のストーブが置かれてて、外は寒かったが、店内は暖かかった。

ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。


いなり寿司 1ヶ¥100

いなり寿司は、艶のいい油揚げの中に、わさび菜&ごはんが入ってた。程よいサイズのいなり寿司で、甘口の油揚げと、わさび菜の塩分が口の中で混じって、ちょうどいい味加減になる。


きつねそば ¥840

きつねそばは、大きな油揚げがトッピングされてて、この店の看板メニューのよう。油揚げには、笑顔のキツネ、鳥居のマーク、笠間の文字が書かれ名物らしい。

そばは、薄茶色の3〜4mmのちょっと平たい形で、つゆは、甘さ控えめのすっきりとしたもので、ワカメ、なるとがトッピングされてて、薬味(おろし、ねぎ、ゆず)が添えてあった。

油揚げは、柔らかで、ほんのり甘くて食べやすく、大きいので食べ応えがある。甘すぎないので、つゆへの影響なく、最後まで、すすっきりとした味で食べられた。


けんちんそば ¥840

けんちんそばは、大根、人参、里芋、ごぼう、さつまあげ、豚肉入りで、甘さ抑えたすっきりとした味。わかめ、なると、ねぎがトッピングされてた。つゆ&熱を含んで柔らかめになったそばが、なんとも体にやさしい感じ。食感が田舎くささなく、素朴だが洗練された味わい深いそばだった。


山菜うどん ¥840

山菜うどんは、3〜4mm程の平打ちうどんでつるつる滑らか。しいたけ、なめこ、ヒラタケ(?)ときのこが多めに入ってて、ワカメ、なると、ネギがトッピングされてた。そばと同じく、甘さ控えめのすっきりとしたうどんだった。

笠間稲荷の門前町がこんなに賑わってたとは知らなかった。いなり寿司や蕎麦の他にもいろいろ飲食店や土産物店が並ぶ。お参りがてら食べ歩きするのは楽しい。

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手打ち甚兵衛そば『柏屋』
 茨城県笠間市笠間1273

 電話:0296-72-0139
 営業:10:00~17:00
 定休日:不定休