新潟市古町の鳥料理店。創業80年になる。

窓に木製縦格子のある白壁漆喰のクラシカルな2階建て。

老舗ホテル『イタリア軒』の向かい側にあり、この建物内に、『やきとり 鳥梅』『御料理処 八番堀』『割烹 鳥梅』がある≫人気blogランキング



歩道には、柳の木が等間隔で植えられ、店の前の道路が昔、堀だった頃の面影を残す。

昭和8年、新潟市中央区西堀前通り8番町に鳥梅商店として創業。昭和28年(株)鳥梅となり、鳥料理割烹を開業。その後、本社工場や流通センターを建設し、食肉や食肉加工品の販売なども行っている。



玄関の左隣に、焼鳥の店頭販売コーナーがあった。



紺地の暖簾をくぐり、玄関扉を開けて店内へ。

中に入ると、すぐ左手にレジがあって、その先が厨房に面したカウンター席になってる。



いらっしゃいませ、と接客係の女性たちに迎えられて、正面右手にあるこぢんまり庶民的な小上がり席(4人卓×4)へと案内された。板張りのお座敷席や、上へ上る階段もあって、2階席もあるよう。店全体が昭和そのままの雰囲気で、BGMにジャズがかかってた。

カウンター内の厨房では、白い調理着を着た50代位の男性が、炭火のあるコンロのところで焼鳥を焼いてた。若い女性や男性、40代位の女性など、接客係の従業員は、4〜5人いた(ちょっとテキパキした様子で席を誘導してる60代位の女性がいて、この人が女将さんかも)



小上がり席の脇から、店内奥へと通路が延びてる。床を一段上がったその先は、丸い飛石のある通路&障子戸の和室(個室)が並び、ちょっと高級な雰囲気で、割烹のエリアになってる。





メニューから、生ビールの中ジョッキ¥500と晩酌セット¥1050を注文。


お通し ¥290

すぐに、生ビールがお通しと一緒に運ばれてきた。

お通しは、鶏肉と野菜(キャベツ、人参、玉ねぎ)の和え物だった。酸味がちょっと効いてて、あっさりサラダ風。


生ビール
(左)晩酌セットの生ビール(小)
(右)中ジョッキ ¥500

晩酌の生ビールは、グラスビールなので、一気に飲め干せた。中ジョッキは、店名&梅の花のイラストが入ってた。


 ◎晩酌セット
  刺身
  焼鳥2本(皮)
  1品(海老唐揚)
  生ビール(小)
     ¥1050

晩酌セットは、料理3品(刺身、焼鳥、1品)+生ビール(小)or日本酒(1合)のセット。

刺身は、いなだ、鰹(たぶん)の2点盛り。焼鳥は、選べたので皮(タレ)で注文。むっちり立体的な食感で、備長炭焼なので、表面が焦げてて香ばしい。1品料理は、海老の唐揚で、しっかりめにパリッと揚がってた。


ばい貝酒蒸し ¥650

ばい貝酒蒸しは、四角い小鉢に、ばい貝が7ヶ入ってた。殻から身が少し飛びだしてて、鮮度の良さがわかる。


空心菜いろいろ野菜サラダ ¥580

空心菜のサラダは、ザク切りの空心菜、レタス、紫キャベツをざっくりまぜて、ニンニクチップなどがトッピングされてた。塩味っぽいシンプルな味付なのに、エスニックな味わいで、クセになりそう。


とりわさ ¥680

とりわさは、この店の人気メニューとのこと。
うっすら表面だけが加熱してあり、中は生の状態。全く臭みなく、滑らかで立体的で弾力があって、上質な刺身を食べてるみたい。卵黄がかかってて、淡泊な鶏肉に、まろやかさ&コクを与えてる。


焼鳥Aセット(6本)¥980

焼鳥Aセットは、タレで注文した。

肉、皮、レバー、ハツ、つくね、ねぎの6本セットで、シンプルでバランスのいいタレが絡んでた。焼鳥店で、焼鳥をタレで注文すると、下手な技巧を凝らした派手な味付けのタレお絡んだ焼き鳥が出てくると、食べられない。だから、塩で注文することが多い。この店のタレは、創業以来つぎたして使ってる伝統のタレとのこと

この店のタレは、甘からず、辛からず、変なクセがなく、とても食べやすい。これだったら、食べられる。

つくねは、軟骨など入ってなく、私好み。レバーは、粉っぽくなく、レバーとは思えない程、プルンと立体的。


(左)グレープフルーツハイ ¥400
(右)モスコミュール ¥500

焼鳥には、やはり生ビールっ!ということで、中ジョッキを何杯か飲んだ後は、酎ハイやカクテルを注文した。


手羽の素揚げ ¥480

手羽の素揚げは、揚げたての熱々。手羽先と手羽元の盛り合わせで、油切れよく揚がってて、表面が乾いてるのに、中の身はふっくらとしてた。


昔のおいしい鶏串(2本)¥400

昔のおいしい鶏串は、飼育期間の長い鶏を使っているとのこと。玉ねぎを2カ所に挟んで、色よく焼いてあり、マスタード、柚子胡椒が添えてあった。身が締まってて、弾力がある。塩で注文したので、鶏肉の味がシンプルに味わえる。焦げてる玉ねぎも、甘くて香ばしかった。


新潟地鶏串(2本)¥480

新潟地鶏串は、県産のお米を加えた良質な飼料を与え、自然の中で平飼いし丁寧に育てた鶏を使ってるとのこと。塩で注文。色艶よく焼けてて、身が締まってて、昔のおいしい鶏串より、さらにジューシー。こんなに濃厚な味の焼き鳥があるとは驚き。質のいい鳥肉は、やっぱり塩がいい。



参鶏湯(サンゲタン)¥1890

サンゲタンは、トゥッペギ(韓国土鍋)で運ばれてきて、卓上ガスコンロの上にセットしてくれた。

白濁してトロミのあるスープの中に、丸鶏が入ってて、沸騰したら食べられるとのこと。

鶏の内腔の部分に、餅米やナツメが入ってて、朝鮮人参(水参)と一緒に煮込んであった。圧力鍋で作ってあるようで、骨が崩れやすいので、肉を食べる時は骨を崩さぬようそっと丁寧に扱う。あっさりとした味付けで、とても食べやすい。スープとおかゆのの中間みたいで、消化によく、体も温まる。

男性グループが多く、隣のカップル客は、特製とりすき鍋を注文してた。

昔懐かしい雰囲気の焼き鳥店。新潟地鶏などメニューが豊富で、気軽に焼き鳥を心行くまで楽しみたい人にぴったり。

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焼鳥『鳥梅(とりうめ)西堀店』
 新潟県新潟市中央区西堀前通8番町1525

 電話:025-229-0186
 営業:17:00~23:30
  祝日は17:30~22:30
 定休日:日曜日