新潟市古町にある居酒屋。創業10年目。

板張り外壁のノスタルジックな木造2階建て。

築50年の民家を丸ごと改装し、隠れ家的雰囲気≫人気blogランキング



ビルとビルの間の車も通れないような細い路地に入って、2軒目にある。

 

新潟三越(デパート)、NEXT21(新潟市のランドマーク)から近いが、この付近は、飲食店が点在してるものの、日が暮れると少し寂しい雰囲気。

表通りの歩道の路地の入り口に、電飾スタンド看板が出ていた。これを見て路地に入った。

玄関引戸を開けて店内に。



入ると、正面奥がお座敷席(6人×2)、右手は、厨房とそれに面したカウンター6席になってる。カウンター席の脇(手前側)には、上へと上がる階段があって、2階席もあるよう。

 

カウンター席に面したところが、ドリンクなどを作るキッチンになってて、奥まった一画が料理の厨房になってて、そこで男性2人が、真剣な面持ちで料理をじっくり作ってた。

接客係の30代くらいの女性に、いらっしゃいませと、迎えられて、靴を脱いで店内に上がる。お座敷席orカウンター席のどちらがいいですかと尋ねられた後、席へと案内された。

厨房では30代位の男性2人が料理を作ってて、3人で切り盛りしてた。



魚介類を中心にメニューは意外に豊富。



ドリンクも日本酒を始め豊富。



アサヒのプレミアム生ビール:琥珀の時間(とき)¥650は、贅沢工程で作られた、少量生産の樽詰め限定でお店でしか飲めないプレミアムな生ビール。


(左)お通し ¥350
(右)プレミアム生ビール:琥珀の時間(とき)¥650

すぐに、ビールが、お通しと一緒に運ばれてきた。

脚付きのグラスに入ってて、ちょっと高級感がある。品名通り、琥珀色をしたビールで、泡のキメが細かく、まろやかな滑らかな口あたり。私は昔からアサヒビールは苦さが露骨で苦手だった。こんなビールが造れるなら、もっと前から作ってほしかった。

お通しは、かきのもと(食用菊)なめこ、山えのきの和え物。ほんのり甘口のダシで和えてあり、鰹節がトッピングされてた。山えのきは、通常のエノキより太めで傘が茶色をした野生種のえのき茸。菊&山えのきがシャキシャキとしてて、きのこ類のやさしい滑りが食材をまとめてて、ヘルシーで上品な1品になってた。かきのもと(食用菊)は子供の頃は食べなかったが、故郷の味がした。

チェーンの居酒屋とは違って、料理ができるまで少々時間がかかった。

少し間を置きながら、出来た料理から順番に運ばれてきた。


焼きみょうがの黄身味噌たたき添え ¥500

焼きみょうがは、縦半割にして焼いた茗荷5ヶが、笹の葉の上に載せられてて、きゅうり、黄身味噌が添えてあった。

みょうがは、表面に焼き色が付いてて、熱々で、みずみずしくジューシー。黄身味噌だけをつけて食べてもいいし、きゅうり&黄身味噌と一緒に食べるとより清涼感が増す。

みょうがは、薬味として料理の脇役のことが多いが、焼いたみょうがは、香ばしくジューシーで、みょうが特有の香りも和らいで食べやすくなり主役級の食材になる。


スワンレイクビール、アンバースワンエール ¥980

スワンレイクビールは、白鳥が飛来する瓢湖(ひょうこ)や椿餅で知られる水原地区で作られてる地ビール。いろんな賞を受賞していて、以前、パッショーネで飲んだことがある。

深みのある琥珀色のビールで、しっかりとした苦み&熟成感のある芳醇な風味で、小瓶なのですぐに飲み干してしまった。


旬野菜とモッツァレラチーズの
    バジル風味サラダ ¥850

旬野菜とモッツァレラチーズのサラダは、長方形の白皿にこんもりよそってあった。

温野菜(レンコン、ブロッコリー)+生野菜(ラディッシュ、トマト)のサラダで、バジル&オリーブオイルのソースがたっぷり絡んでて、野菜の味がシンプルに味わえた。


(左)日本酒:想天坊(純米ひやおろし、1合)¥700
(右)日本酒:鮎正宗(純米、1合)¥600 ぬる

日本酒は、1合づつ、何種類か注文。想天坊が、純米酒の自然の味でしかもすっきりしてる。鮎正宗は比較的甘めでぬる燗のこともあってかまろやか。

熱燗で注文したら、温度の好みを聞かれたので、40℃位のぬる燗にしてもらうことにした。接客係の女性は、ちゃんと温度計で測りながら、温めていてた。ぬる燗は、人肌よりちょっと熱めで、アルコール分がまろやかになって、飲みやすく、よいごこちもいい。


真鱈白子と舞茸の天ぷら ¥980

天ぷらは、揚げたて熱々で運ばれてきた。真鱈白子、舞茸、刀豆の天ぷらに、天つゆ、大根おろし、塩が添えてあった。

サクッと油切れよく揚がってて、舞茸は大ぶりで食べ応えがあった。


カキと帛乙女(きぬおとめ)のオーブン焼 ¥1200

帛乙女(きぬおとめ)は、新潟県五泉市で生産してるブランド里芋。粘りけとキメ細かな肉質が特徴。

グラタン風のオーブン焼きになってて、超熱々。薄くスライスしたフランスパンが添えてあった。香ばしく焼き色が付いてて、カキはふっくら、里芋はほっくり滑らかで、洋風料理なのに、和食店で全く違和感がなかった。


(左)生搾りすだち酎ハイ ¥550
(右)グレープフルーツハイ ¥480

生搾りすだちの酎ハイは、柑橘系の香りが、口〜鼻へと軽やかに抜けて、さわやかに飲めた。



新潟野菜と朝日豚の土鍋蒸し ¥1200

朝日豚の土瓶蒸しは、ちょっと時間がかかった。

土鍋の蓋を取ると、いちばん上に、10cm以上もある豚のバラ肉がたっぷりと載ってて、ボリューム感がある。

バラ肉の下には、白菜、レンコン、ごぼう、さつまいも、ブロッコリーなど、いろんな野菜が入ってた。バラ肉は、油っぽさなく、食べやすく、厚みがあるので、食べ応えがある。水を加えることなく、蒸してあるようで、水っぽさなく、野菜本来の味と甘みが凝縮してて、ほっくりと火がとおってて、やさしい味わい。


子宝リキュール
(左)生とろ鳥海山麓ヨーグルト ¥500
(右)山形ラフランス ¥550

子宝とは、山形で作ってるフルーツリキュールのブランド名。山形の果物をふんだんに使って作ってる。

生とろ鳥海山麓ヨーグルトは、甘くてぽったり濃厚な味わい。ラフランス、果物の熟成した甘み&香りが口いっぱいに広がる。どちらも、まるで、ヨーグルト、ジュース。お酒とは思えない。この2つをミックスしたリキュールもあった。ビールや日本酒が苦手な人も、これだったら飲めそう。


(左)日本酒:毘(純米にごり、1合)¥550ぬる
(右)日本酒:村祐(純米、1合)¥680

またまた、日本酒も注文。毘(びしゃもん)珍しい純米にごり。ぬる燗にしたら、柔らかくて確かに米でできた酒を飲んでる感じ。村祐は新潟の地酒らしい米の旨味が感じられた。



チキンたれカツ丼 ¥750

最後は、チキンたれかつ丼で締めた。

ごはんの上に、甘さ少し控えめの醤油ダレ(とんかつ太郎系)を絡めたチキンカツ3枚が載ってた。鶏肉は、ちょっと肉厚の部分もあって、ボリュームがあった。ふっくらと炊けたご飯との相性がいい。豚肉ではないけれど、ちゃんとタレかつ丼の味がする。

添えてあったみそ汁がすごかっった。南蛮海老の頭が8ヶも入ってて、海老の風味濃厚。つくば近郊では、甘海老は、冷凍の品がほとんど。当然みそ汁も、解凍した海老の頭が入ってる。色だけでなく、風味も抜けてる。鮮度のいい海老の頭が使われてて、濃厚な海老の味が楽しめた。これだけでも商品になりそう。

偶然見つけた店とはいえ、路地裏に名店ありとはよく言ったもの。地酒がそろってて、地産地消の店として、新潟産の食材を使った、和やイタリア風エッセンスを取り入れた料理が食べられる。

料理に時間がかかるので、じっくり腰を据えてのむのによさそう。昭和の風情漂う店内で、ゆったり、料理やお酒をじっくり楽しみ帯人によさそう。最近は駅前の立地や演出の派手さで売る店が多いが、それとは反対に、目立たたずにお手頃価格で良質な酒と食を提供してる。新潟は知れば汁ほど、味わい深い店に出会える。新潟の地酒や料理の種類が豊富で、地元の人だけでなく、旅行やビジネスで来た人にも良さそう。おすすめ度は、7.5。

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雑多居酒屋『しののめ』
 新潟県新潟市中央区西堀前通四番町737

 電話:025-222-5285
 営業:18:00~翌2:00
    (LO1:00)
 定休日:12/31