京都市中京区のイタリアンレストラン。烏丸御池交差点の南東約400mにある。

古めかしい黒い外壁の中二階建ての京町屋。築230年をこえる江戸末期の商家を、建物外観はそのままに、内部を改装し、平成10年にオープンした。

トラッテリアは食堂、バールはカフェ&バーを意味する。朝の9時30分から営業してる≫人気blogランキング



京都らしい、道幅がそう広くない、一方通行の路地にある。

オーナーシェフは河上昌実氏。26歳で単身イタリアに渡り、国立ホテル料理学校で基礎から学んだ。その後京都で、リストランテ『タントタント』(1992オープン)を皮切りに、現在は、このエリア(真向かい)に、ワインバー『Salotto KAWAKAMI(サロットかわかみ)』(2009年オープン)の、3店を構えてる。2004年には、長年のイタリア文化普及の努力に対して、イタリア政府よりカヴァリエーレ勲章が授与された。

京都といえば、和食と思いがちだが、意外なことに、都道府県別に比較すると、東京都、群馬県、長野県に次いで、4番目にイタリア料理店(人口あたりの店舗数)が多い。車に乗ると、あちこちにイタリアントリコロールの旗が立ってるを目にする。

京都には、随分前から、京都イタリア料理研究会というのがあって、(新旧の40店以上の店が参加している)、年4回の定例会+準定例会を開いてる。



店頭にメニューが掲示されてた。



片開きの玄関ドアを入ると、正面奥へと通路が延び、右手が厨房、左手は、窓に面したカウンター席になってた。



いらっしゃいませ、と接客係の女性に迎えられて、通路の先、左手にある客席へと案内された。

縦横に太い梁が走ってて、改装されてるが、古き日本家屋そのままの雰囲気。こぢんまりとした中庭の見える2間続きっぽい部屋に、素朴な質感の4人用、6人用のテーブル&椅子が配置されてた。

 
 
 

メニューから、パスタランチ¥900、Aランチ¥2100や単品メニューもいくつか注文した。



◎パスタランチ
 今週のパスタ+サラダ&パン ¥900

パスタランチは、今週のパスタ(3種から選べる)に、サラダ&パンが付いてる、平日限定メニュー。

先に、サラダとパンが運ばれてきた。サラダは、レタスの上にポテトサラダ載ってて、パンは、ローズマリー入りのフォカッチャだった。

パスタは、マグロのコンフィー(ツナ)とキャベツのトマトソースをチョイス。麺と、フレーク状のツナ、キャベツがトマトソースで和えてあって、キャベツがしっとりとしてて、具が庶民的なパスタだった。




◎Aランチ
ピッツァor今週のパスタ+前菜、パン、デザート、ドリンク
 ¥2100(ゴルゴンゾーラは+¥300)

Aランチは、先に前菜が運ばれてきた。

前菜は、グリル野菜&小海老のマリネ、イカの墨煮、フリッタータ、鶏肉のインボルティー二、の盛り合わせ。 

マリネは、焦げ目の付いた、4種の野菜(かぼちゃ、さつまいも、長ねぎ、人参)のマリネで、小海老のマリネはガーリック風味。フリッタータは、ほうれん草&しいたけの入ってるオムレツで、インボルティー二は巻き込むという意味のシチリア料理で、上にチーズがかかってた。イカの墨煮は、私の好きなラタトゥイユの上に載ってて、刻んだ青シソがトッピングされてた。

メインは、ゴルゴンゾーラのピッツァをチョイス。

ピッザァは、こんがり焼き上げてあり、ルッコラがトッピングされてた。
薄地の生地は、縁に近い部分が、不規則に膨らんでて、食べる際、せんべいみたいに、パリッパリッと音がする。

イタリア産のブルーチーズを使ってるとのことで、もっと食べにくいかと思っていたが、ブルーチーズと特有の深みのある風味はあるが、くさみは控えめで、とても食べやすかった。

デザートは、パンナコッタで、プルプルと弾力のある食感が心地よかった。



オルトラーナ¥1500+¥300でセットに

オルトラーナは、+¥300で、サラダ&スープを注文。

先に、サラダ&スープが運ばれてきた。サラダは、生野菜&ポテトのサラダで、スープは野菜たっぷりのミネストローネだった。

オルトラーナは、中くらいの太さの麺が、ベーコン、ほうれん草、キャベツと一緒に、控えめのクリームソースで絡めてあって、濃厚で滑らかな風味。


マルゲリータ(単品)¥1200

マルゲリータは、バジルソースの渦巻き模様のピッザァで、縁の部分がパリパリとしてて香ばしかった。


ヴォンゴレ・ビアンコ(単品)¥1600

ヴォンゴレは、スパゲッティの中に、大きめのアサリ10ヶ位が、混じってた。やや塩分強めで、水分が少なく、ほとんど水分がなかった。これが京都風なのか、関東で食べるボンゴレとは違う料理みたいだった。


ペスカトーラ(単品)¥1600

ペスカトーラは、スパゲッティと、アサリ、小柱、海老などが、控えめのトマトソースで和えてあって、あっさりめの味わい。関東のペスカトーレは、トマトソースたっぷりなので、これも別な料理みたいだった。


デザート(左)ティラミス  ¥550
    (右)ガトーショコラ ¥550

デザートは、ティラミスとガトーショコラを注文。ティラミスは、コーヒーの苦さ&風味が濃厚で、チーズの風味と絡んで、濃厚な味わい。ガトーショコラは、密度があって固めの食感だった。


(左)Aランチのエスプレッソ
(右)コーヒー +¥200

コーヒーとエスプレッソで、ランチを締めくくった。

古い京町屋の中で、イタリア料理が食べられるとは思わなかった。文化遺産って、見学するばかりかと思ってたが、現代の生活の中でこうやって活用されてるとは、本物のレトロ&モダンかも。京町屋レストランの走り的存在の店のよう。

京都の和食店と違って、料金がちゃんと明記されてるので、観光客にも使いやすい。本格的でしかも京都らしさが感じられるイタリアンで、とても楽しかった。

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■トラットリア・バール『あるとれたんと(altrettanto)』
 京都府京都市中京区堺町三条上ル東側

 電話:075-253-3339
 営業:9:30~22:00
      (LO)
 定休日:無休
(年末年始・お盆除く)