静岡県浜松市の鰻店。昭和53年(1978)創業で、現店主は2代目。

南アルプスを源流とし赤石山脈を南下し駿河湾に注ぐ大井川で養殖しているブランド鰻の『共水(きょうすい)うなぎ』を使っている。

道路に面した小屋根の下が、縦格子扉&紫色の暖簾の掛かった、はんなり和風の玄関になってる≫人気blogランキング

 

倉庫のようにも見える、簡素で大きめな切妻造りの2階建て。浜松西ICの北東約3kmのところにある。

店頭と南側とに、6〜7台分の駐車スペースがあった(建物裏手にある空き地も、店の駐車場かと思ったら、玄関前に貼り紙があって、ちがうよう)。



引き戸を開けて入ると、右手へ通路が延び、その先にテーブル席(2人×2、4人×1)があり、壁を隔ててその奥が厨房になってた。

壁が白&薄紅の2色使いの和風の店内には、かわいい小物が飾られてて、家庭的な雰囲気。



いらっしゃいませと、40代位の男性に迎えられ、テーブル席orお座敷席のどちらがいいか尋ねられた後、テーブル席の左手奥へと伸びてる通路から、お座敷席へと案内された。

お座敷は2間(8帖+6帖)あって、襖で仕切られてた。



メニューから、共水うなぎの白焼重¥3800、うな鰻¥3750、上うな丼¥2950、うな丼¥2050を、一品料理から肝焼¥700、う巻き細巻(1/2本)¥950を注文。

食事メニューには、先付、自家製ぬか漬、肝吸、甘味が付いてる。




「蒸さないで地焼する」の関西風と「蒸す」関東風の境界が、東海道ではこの浜松付近にある。この店は、季節や育成期間によって変化する鰻の身質に合わせ「地焼き」or「蒸し」を選択しているとのこと。

テーブル上には、鰻の形の箸置き+鰻の絵のある割箸が準備されてて、うなぎ尽くしの感じ。


鰻のえり

最初に、鰻のえりがミル入りの山椒ともに運ばれてきた。

サービスの品とのことで、鰻のヒレ(カマ?)の部分の料理で、煮こごりになってた。プルンと固めのゼラチン質に包まれてて、骨の存在など気にならず食べやすく、挽き立ての山椒をかけると、ピリっと味が引き締まった。


先付:くみあげ湯葉

くみあげ湯葉は周りに豆乳の中央に、カボチャのソースをかけ、椎茸を載せて、色違いの浅鉢にきれいに盛り付けられてた。


共水うなぎ肝焼 ¥700

肝焼は、串を抜いた状態で小鉢で運ばれてきた。艶々してて立体的。苦みなく弾力があって、鮮度の良さを感じる。肝の苦手な私でも食べられた。


白焼重用おろし&塩+静岡産本わさび¥300

先に、白焼用の薬味が運ばれてきた。

上げ底の器に入った、大根おろし(粗めにおろしてある)、玄界灘の塩と、ちょっと奮発して追加した有東産の本わさび+鮫皮のミニおろしが添えてあった。


自家製ぬか漬

ぬか漬けは、長皿に大根、人参、かぶ、たくあん、赤かぶ、ズッキーニ、サツマイモなど、カラフルに8種の漬物が並んでた。



共水うなぎ 白焼重 ¥3800

白焼重は、ごはんと鰻が別盛りになってた。
白焼きは、量的には少し小ぶりの鰻が1尾分って感じで、表面にうっすら焼色をつけて焼き上げて、食べやすい大きさに切ってあった。

香ばしいにおいが漂ってて、食べてみると、表面がパリッとしてて、ジューシーとても風味豊か。蒸さずに地焼きしてあるようで、身がしっかりとしてて、弾力がある。

以前他所で食べた白焼きは、焼き魚みたいな味だったが、この白焼きは、鰻本来の味がしっかりと感じられた。3種の薬味使って、それぞれ異なる味わいで白焼きを堪能した。



共水うなぎ 鰻重 ¥3750

鰻重は、四角いお重のごはんの上に、4つに切った鰻の蒲焼きが載ってた。量的には、白焼きと同じだが、鰻重の方が大きめに切ってある。

表面がしっかりめ焼いてあって、身は弾力があって、身と皮との間に、ジューシーなコラーゲン層がある。

甘さ&しょっぱさのバランスのいいタレが、鰻にもごはんにも控えめにかかってて、うなぎの香ばしさを引き立ててた。


共水うなぎ 上うな丼 ¥2950

上うな丼は、鰻の量が、うな重の3/4量の丼。少し濃口のタレが控えめに絡んでた。丼なので、うな重より庶民的な印象だが、女性や年配の人ならこの量でよさそう。


共水うなぎ うな丼 ¥2050

うな丼は、鰻の量がうな重の1/2位の量でリーズナブルな値段。子供や控えめに食べたい人向き。


肝吸

肝吸いは、柚の風味がさわやかに効いてた。


う巻き細巻(1/2本)¥950

う巻き細巻きは、蒲焼きを、甘さ控えた玉子焼きで巻いてあった。甘さ控えめの玉子に、鰻のタレが絡んで、ちょうどいい味加減。細巻きなので、玉子の層が厚くないので、あくまで鰻が主役の玉子焼きだった。

これに甘味:豆乳と玄米茶の羊羹が付いてた。(←写真とりわすれ)

会計してくれた、30代位の店主らしき男性が、寒いですからと、使い捨てカイロを人数分渡してくれた。

こぢんまりとした店。心使い。家庭的。共水(きょうすい)うなぎはやや小ぶりに感じるが、味が濃厚なので、量のわりに満足できる。値段の高低でうなぎの質が変わらないので、食べたい量に合わせて、メニューを選べるので、誰でも珍しい共水(きょうすい)うなぎを楽しめる。

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『うな正』
 静岡県浜松市北区三方原町467-4

 電話:053-437-3451
 営業:11:00~14:30
    17:00~20:30
 定休日:水曜日