つくば市北条地区にあるラーメン店。

2層になったトタン(亜鉛めっき鋼板)壁の簡素な建物。

平成24年.5/6の竜巻被害で、しばらく休業していたが、7月(7/17)に再開した≫人気blogランキング



国道125号を、県立筑波高校のある交差点で、北に入り、県道19号を400m進み、東に入り、用水路に沿った細道を100m程行ったところにある。

11年前に来た時は、外壁の看板(文字プレート)店名の外壁(2方向)の1つがなくなっていたが(楽という文字だけだった)が、今回は修復され、より高い位置に、少し大きな文字で表示されてて、遠くからでも店が見つけやすかった。県道19号から、東に曲がるとすぐに見つけられた。

この近くの国道125号沿いには、3年前に開店した『ラーメン名無し』もある。



店の東隣の美容院の東側に、砂利敷きの空地が共同駐車場で、奥側の約4台分がこの店の兼用駐車場になってた。

開店時間めがけて出かけた。11時ちょっとすぎに店に到着。サッシの玄関引き戸を開けて店内へ。



入ると、奥が広めの厨房で、壁を隔てて手前が客席になってた。

客席は、横に細長い長方形型。右手にはU字のカウンター席(8席位)、左手は、外周の窓や壁に沿うように、カウンター、テーブル、長テーブルが配置され、中央に石油ストーブが置かれた。

カウンター席の脇に、厨房と客席とを繋ぐ片開きドアがあって、開け放してあった。そこから出てきた、黒いポロシャツ姿の40代位の男性(元ハウンドドックの大友康平に似てる)に、いらっしゃいませと迎えられ、空いてる席に座った。

開店直後なのに、店内には、何組もの客がいて、出足の速さにちょっと吃驚。

お水はセルフサービスで、カウンター席の端の方(厨房に近い場所)に冷水器が設置されてた。

コンクリートの土間に、形の異なる寄せ集め風のテーブル&椅子が配置されてる客席は、年期が入ってて、古めかしい雰囲気。でも、表示されてるメニューは、以前より新しくなってて、それなりに手が入ってて、飾り気はないが、実用的になってる。

大友康平似の男性が、接客を担当してた。厨房と客席側を行ったり来たりしながら、注文をとったり、ラーメンを運んだり、食器を下げたりしてた。また、70代位の男性もいて、出来上がったラーメンを、小幅な足取りで厨房から客席へと運んでて、この男性が店主のよう。ラーメンは、出来上がった順に、トレイやお盆などは使わず、この2人が1杯1杯、両手で持って厨房から客席へと運んでた。効率は悪いが、昔からのこの店の流儀のよう。

広めの厨房では、店主の奥さんらしき60〜70代位の女性と30〜40代位の男性(『オバケのQ太郎』に出てくる小池さんみたいな風貌の男性)が働いてた。

カウンター脇の開け放したドアの向こうのすぐ右手にテーブル風の調理台があり、その上に、注文品の丼(醤油ダレを入れてあった)や刻みねぎの入ってるザルが載ってた。この前にに、店主の奥さんらしき女性が立ち、注文品の確認とか、ラーメンに刻みねぎを入れるなど仕上げの作業などをしていたよう。

小池さんみたいな風貌の男性は、テーブル風調理台の右手にいて、調理台の上でナルトを切ったり、厨房右手奥の床近くにある煮立ってる大きな鍋(釜?)の側で、大きめの柄杓(ひしゃく、直径20cm位)を手に持って働いてて、(厨房の様子をじっくり観察できなかったので、明確ではないが)どうやら丼にスープを注いだり、おそらく麺茹で作業なども行ってて、主な調理作業をこの男性が担当してるよう。

ということで、年配の夫婦+働き盛りの年頃の男性2人の計4人で店を切り盛りしてて、11年前より活気があった。



メニューは、厨房側の壁に掲示されてた。かなりシンプル。


ラーメン ¥500

・麺…中細、少し縮れた白っぽい麺
・スープ…醤油色少し濃い、油分控えめ
・具…焼豚3枚、メンマ、のり8枚切、ねぎ

ラーメンは、青磁色の丸い丼で運ばれてきた。
麺の上には、焼豚3枚が載ってて、ほとんどチャーシューメン。間違ったのかと思ったが、ワンタンメンにも、焼き豚3枚が載ってたので間違いではないよう。

スープは、醤油色が少し濃いめで澄んでて、表面には油が控えめに浮いてる。飲んでみると、加糖などのない、シンプルな味付け。どことなく和風のあっさりとした味わい。スープの中には、少し縮れた2mm強ほどの白っぽい色のつるつるとした食感の麺が入ってた。

最初にスープを口に含んだ時は、塩分少し濃いめ?と思ったが、丼の中で麺をほぐしながら食べ進んでいくと、スープに麺の中に含まれてた水分が馴染み、塩分が穏やかになっていく。食べ終える頃には、少し薄味仕立てに感じたので、大盛りなら薄まってしまうかも。

焼豚は、肉らしい弾力がある昔風の焼豚で、縁の部分に脂身があって、豚肉らしい風味&コクが感じられる。濃いめの醤油色が付いてる縁の部分に、しっかりめに醤油味が付いてて、最近流行の煮豚タイプのとは異なり、煮つめたタレを絡めながら仕上げてあるよう。タンパク質が一部変性したような冷蔵や冷凍保存されてた焼豚ではなく、作りたての風味と食感が楽しめた、

このラーメン、ダシの風味が濃厚ではなく、麺は白っぽい中細麺で、ラーメン・蕎麦・うどんのちょうど中間にあるような、昔懐かしい味のラーメン。ラーメンを食べてるのに、蕎麦を食べてるようでもあり、うどんを食べてるようでもある。クドさがないので、年配の人にも食べやすく、焼き豚の量が多いので若い人にも受ける。


ワンタンメン ¥600

・麺…中細、少し縮れた白っぽい麺
・スープ…中細、少し縮れた白っぽい麺
・具…焼豚3枚、ワンタン5ヶ、メンマ、ナルト2枚
   ほうれん草、のり8枚切、ねぎ

ワンタンメンは、ラーメンと色違いの白い丼で運ばれてきた。
ラーメンより、具(ワンタン5ヶ、ナルト2枚、ほうれん草)が多く、焼き豚も3枚入っており、カラフルで豪華で、この店の人気メニューのよう。

ワンタンは、中に肉が入ってて、少しかために茹でられてた。スープの中で形が崩れたりすることなく、箸から滑るほどつるつる、プルプルとしてた。

麺+ワンタン5ヶなので、しっかりボリュームがあった。



ワンタン ¥600

・スープ…醤油色少し濃い、油分控えめ
・具…ワンタン12ヶ、焼豚3枚、メンマ
   ナルト2枚、ほうれん草、のり8枚切、ねぎ

ワンタンは、ラーメンと同じ丼で運ばれてきた。
具の一部が、スープの中に沈んでいたが、ワンタンメンと同じ具がトッピングされてた。スープの中には、ワンタン12ヶが入ってて、麺はなかったが、ワンタンのつるつる感がしっかりと味わえた。



チャーシューメン ¥700

・麺…中細、少し縮れた白っぽい麺
・スープ…醤油色少し濃い、油分控えめ
・具…焼豚7〜8枚、メンマ、のり2枚、ねぎ

チャーシューメンは、広口のラーメン丼で運ばれてきた。
スープ表面の2/3を、重なるように並べてあるチャーシューが占めてて、ワンタンメンのカラフルさはないが、作りたての焼豚が7〜8枚とたっぷり入ってて、とても食べ応えがあった。チャーシューメンを注文してる男性客もかなりいた。


半ライス ¥100

半ライスを注文したら、ごはんの入ったごはん茶碗と、漬物の入った小皿を左右の手で持って、運んで来てくれた。ごはんは、茶碗にふっくらよそってあって、白菜漬けは食べやすい味で、ボリュームたっぷりで、七味が振りかけてあった。

開店直後から、たてつづけに、男性1人客が慣れた様子で入店してきててカウンター席に座って、その1人は「ラーメンライス!」と注文してて、地域の人気店らしい繁盛っぷり。

最近は、こだわりを強調し、スタンダードなラーメンが1杯700円以上もするラーメン店が多く、イメージ戦略で、高利を追及している店がつくば市付近でも多くできた。それに対しこの店は、昭和の時代がそのまま残っているような昔からのやり方と値段の庶民的なラーメン店。おすすめ度7.2。

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■『栄楽(えいらく)』
 茨城県つくば市北条4315

 電話:029-867-0205
 営業:11:00~14:00
 定休日: 日曜、祝日