新潟の美味しい物としては、米、日本酒、魚貝類が有名だが、実は果物もおすすめ。

新潟県は、すいか、桃、梨、柿のほか、ぶどう、いちじく、栗など種々の果物が生産される。その中心にある新潟市は、果物の購入量も全国屈指の『フルーツ王国』でもある。

本町市場には、春夏秋冬、色とりどりの果物が露天商で売られ、新鮮、豊富なだけでなく、価格もお得≫人気blogランキング

「新潟市民の台所」である新潟本町市場には魚介類や、農産物が、たくさん並ぶ。それらに目が行きがちだが、果物も重要である。

新潟は、落葉樹の多い山々に大量の雪が降り、春になると栄養分をたたえた雪解け水となり、お米を始めとする農作物を育て、さらに海へと流れ込み、多彩な魚が集まる漁場を形成する。

米、日本酒が美味しい要因のひとつは、水が良質なためだが、果物も80%が水分なので、他の地域の果物とはひと味ちがう。

実は、新潟市の果物の購入量は実は多い。
■グレープフルーツ 全国1位
■すいか  全国1位
■梨    全国2位
■みかん  全国3位
■ぶどう  全国4位
■もも   全国5位
■メロン  全国5位
■いちご  全国6位



ちなみに、新潟市は、トマト、なすの購入量も全国1位、人参、じゃがいも、さつまいもは2位、大根4位と、果物だけでなく、野菜もよく食べる。

私も子供のころから果物をよく食べてた。実家には、ぐみ、柿、梅、あんず、いちじく、ザクロ、びわ、などの木があり、実のなる季節には、自分で屋根や木に登って、取って食べてた。

冬にはミカンがいつも何箱か、縁側に置いてあり、そこから兄たちと一緒に1人が6〜8ヶづつ、温かい居間に持って来て、おいしい順(甘そうな順)に並べ、全部の皮をむいて、端の方からその甘さを検証しながら順に食べたものだ。

幼稚園の頃、私の手のひらや足の裏が黄色くなって、黄疸かと思われて病院につれていかれたが、単にみかんの食べ過ぎだった。

一日何回もこうして食べ続けたおかげで、10代の頃には、みかんを見ただけでどれが甘いか見分けられるようになった。その能力は今も発揮している。



晩秋〜初冬の今は、果物が少ない季節だが、ぶどうは、甲斐路やロザリオビアンコ、梨は、おおぶりの「新高(にいたか)」が、どの店にもたくさん並んでた。

ロザリオビアンコは、「ロザキ」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を掛け合わせた、別名「貴婦人のぶどう」と呼ばれる、酸味の少ない、上品な甘みの高級ぶどう。新潟のロザリオビアンコは、茨城のと比べ、色・形が不揃いだが、張りがあって甘さが濃厚で、種のある中央部分までしっかり甘かった。同じ品種でも土地によって異なるのが分かった。



甲斐路は、「赤いマスカット」の別名がある晩生品種。楕円系の粒は、少し透明感のある鮮紅色で、種のあり糖度が高い。茨城のスーパーなどで買ったものは、粒表面は甘いが、種を取り出そうと実を噛むと酸味を感じるので好きじゃない。しかし、新潟本町市場で買った甲斐路は、皮が剥きやすく、中まで甘くて酸味がなく食べやすかった。



子供の頃は、いちぢくの季節になると、ハシゴをかけて、毎日屋根にのぼり、熟したいちぢくを見つけては屋根の上で食べてた。雨にあたると酸っぱくなるので、翌日の天候も考えながら食べてた。

我が家のいちぢくは、果実の真っ赤な「日本いちぢく」ではなく、それより少しこぶりで、皮が少し薄く、実の色は薄い赤茶色で熟すと透明感のある色あいになる、祖母は「西洋いちぢく」と呼んでた、とてもとても甘い品種だった。あの「西洋いちぢく」は、ここ何年もネットで探してて、それらしい品を取り寄せてみたが、匹敵するものをみつけていなかった。

いちぢくも、そろそろ終わりの季節だが、通常の「日本いちぢく」の他、今回初めて「黒いちぢく」オギビオレーという種類をみつけた。フランス原産で、佐渡の小木地区で栽培されてる。



黒褐色で、直径3〜4cmほどのミニサイズのいちじく。透明のまるいケースの中に、5〜6ヶ入ってて¥400。みかけは真っ黒で違和感があったが、甘いと表示され、先端の穴の周囲に、水滴っぽいのが付着してた。完熟いちぢくには、こうやって水滴風に蜜が浸みだしてる場合があるので、これを見て、即購入を決めた。

皮が薄く、透明かかってた実は、食べたらとても甘く、まさに完熟だった。我が家にあった通称「西洋いじじく」に似た風味で、甘みはさらに強く、こんないちぢくが存在するとは驚き。あまりのおいしさに、もっといっぱい買ってくればよかったと思ってしまった。



梨の中でも大ぶりの梨「新高」は、赤梨系の晩生種で、1915年(大正4年)に新潟県の「天の川」と高知県の「今村秋」とを交配させて生まれた品種。1927年(昭和2年)に両方の産地の頭文字を取って、この名が付いた。ルーツが新潟にあるせいか、晩秋〜初冬にかけて、新潟ではとてもよく食べる梨である。

歯ごたえがあって、果汁が多くみずみずしく、酸味が薄く甘い発酵したような芳香がある。

梨といえば、新潟産の洋梨「ル・レクチエ(=ル・レクチェ)」は絶対欠かせない。今回は若干時期が早かったので、店頭で見つけられなかったが、西洋梨の中でも栽培がもっとも難しく、生産量が少なく、幻の洋梨と呼ばれる。食べごろに熟すと、気品のある芳香、とろけるような食感、濃厚な甘味があり、新潟県が誇る贈答用に最適の最高品質の西洋梨である。10月に収穫され、約40日間ほど追熟させて11〜12月に出荷される。今頃はどこかでじっくり追熟中のことだろうから、次回新潟に来たら絶対購入しなきゃ!



おけさ柿は、「八珍(はっちん)柿」のこと。四角い扁平型の種のない渋柿で、渋抜きをしてから店頭に並ぶ。佐渡で栽培されてたことから名が付いたが、昭和6年に新潟市古田(旧新津市)にある古木が原木と判明した。歯ごたえがあるのに、肉質は柔らかで、とろけるように甘い。新潟の柿は、キメが細かく、みずみずしくて、甘さが濃厚。

同じ品種の果物でも、新潟産の果物は、キメが細かく、張りがあって、みずみずしくジューシーで、甘さも濃厚。良質水が影響していると思う。車で行ったので、魚介類の他に、ぶどう、いちじく、パイナップル(新潟産じゃないけど、甘くて安い)、新高、おけさ柿、新潟産メロン、かきのもと、アスパラ菜、あわび茸、枝豆、トマト、等々、大量に買って帰って来て、新潟の果物を堪能した。贔屓もあって、新潟の果物は、おすすめ度、8.0、としよう。

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新潟本町市場
 新潟市中央区本町通6番地
 電話:025-222-4790
 営業時間:
  10:00〜17:00時頃
 定休日:
  店によって異なる