千葉県野田市にある鰻店。大正13年(1924)創業。

白壁に木格子をあしらった風格漂う2階建て。

道路を挟んで東側に6〜7台分の駐車場があった≫人気blogランキング



東武野田線の野田市駅の1.2km程西の住宅地の三叉路に面してた。白地の暖簾をくぐって店の中へ。



入ると、正面奥へと通路が延び、その奥が帳場っぽいレジカウンターになってた。右手に2階へ上る階段があった。



左手は、障子を間仕切りに、テーブル席が配置されてて、その奥がL字のお座敷席になってた。



深い色あいの柱&梁が縦横に走る店内は、古民家を思わせる純和風のしつらえ。通路脇には竹などをあしらった箱庭があって、レジ上にかかってる暖簾は家紋入りで、老舗らしい落ち着きが感じられる。

接客係の女性に、ちょっとすました感じでいらっしゃいませと迎えられて、席へと案内された。



お座敷席からは、高低の木々の植わった庭が見渡せて、開放感がある。

 

ウナギの稚魚(シラスウナギ)の3年続く不漁のため、うなぎの価格が高騰してるよう。

メニューから、鰻重の(松)¥2500と(竹)¥2800、ひつまぶし御膳¥2850を注文。

肝焼きは、昼のメニューにはなく、夜のメニューになるとのことだった。

 

テーブル上には、粉山椒(手前)と丸い山椒の実の入ったミル(奥)と2種類の山椒が準備されてた。ミル入りの山椒の方が香りがいいとのこと。

隣の席に座ってた男性客は、2種類の山椒をたっぷりとふりかけて、鰻二段重¥3150を食べてた。

30分程待ってたら、料理が運ばれてきた。



 鰻重(松)¥2500

 鰻重(松)は、小ぶりのお盆で、肝吸い、漬け物を添えて運ばれてきた。

ごはんの上には、照りよく、全体に程よく焼き色のついた鰻が重ならないよう並んでた。鰻は表面が少し乾いたように固めで、中の身はふっくら、皮との境目がねっとり濃厚な食感に焼けてた。やや甘さのある中口のタレが、鰻にはしっかりめに絡んでて、ごはんには白い部分も残るようかけてあって、ちょうどよかった。

肝吸いは、インスタントではなく、だし+ゆずの香りが効いてた。全体に緑かかった色をしてて、ぷるんと立体的な食感で、ちょっと苦みがあった。漬物はぬか漬け4点盛り(大根、なす、人参、きゅうり)で、彩りよく、自家製のよう。漬け物が自家製だと、料理の格が上がる気がする。

また、醤油差し風容器に入った、タレが添えられてたので、濃い味好みの人は、自分で調節しながら食べられる。



 鰻重(竹)¥2800

鰻重(竹)は、少し大きめのお盆で運ばれてきた。

うなぎのサイズは、(松)よりひとまわり大きく、四角いお重の中に、重ならないまでも、密着するように並んでた。


左:鰻重(松) 右:鰻重(竹)

ひとまわりおおきいと、やっぱり食べ応えがあった。



 ひつまぶし御膳 ¥2850

ひつまぶし御膳は、半月盆に、蓋をしたおひつ、肝吸い、漬物、だし、薬味(小ネギ、ごま&わさび、刻み海苔)、お茶碗を載せて運ばれてきた。

おひつは大きめサイズ。蓋を開けると、7〜8分目くらいの容量で、ごはん&うなぎがよそってあった。お茶碗に取り分けやすかった。

鰻は、うな重(竹)と同じくらいのサイズで、6ヶづつにカットし、少し重なるように並んでた。

食べ方にはこだわらず、最初は山椒をかけて、次からは薬味やだしを加えて数回に取り分けて食べた。おおきめのおひつに入ってるので、お茶碗に取り分けやすかった。

だしは、少し混濁したかなり薄味仕立てのだしだったが、鰻にしっかりめにタレが絡んでるので、お茶漬け風にしても薄味とは感じなかった。練りわさびを入れると味が変わって飽きずに食べられた。


 コーヒー(サービス)

食後は、小さめのカップに入ったコーヒーがサービスされた。

接客係の女性は、礼儀正しいけれど、少しとりすました雰囲気もあったり、お手洗いが男女共用なのも気になったが、和風の造りで落ち着いて食べられた。炭火焼きではないようで、やや香ばしさは控えめだが、利根川流域で、江戸時代からうなぎを食べ続けた伝統が感じられた。お昼時になると、客がどんどんやってきて駐車場はいっぱいになってたのも頷ける。

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■うなぎ・会席『千歳家』
 千葉県野田市中野台346
 電話:04-7122-2202

 営業:11:00~14:00
    17:00~21:00
 定休日: 月曜日