ロンドンの老舗チョコレート専門店、『Charbonnet et Walker(シャルボネル エ ウォーカー)』のストロベリートリュフチョコ。エリザベス女王御用達の店。

我が子のロンドン土産。

出発前に、お土産のリストと餞別を渡して、大量に買ってきてもらった。その中の1つ≫人気blogランキング



ロンドンの中心街にあるお洒落な店で、ちょうどバレンタインのシーズンだったためか、小さな店内はとても混み合ってたそうだ。

Charbonnet et Walker(シャルボネル エ ウオーカー)』は、1875年、パリのチョコレート専門店「Boissier(ボワシエ)」にいたマダムシャルボネルが、英国皇太子だったエドワード7世によってイギリスに招かれ、ロンドンのお菓子メーカー「Walkers(ウォーカー)」のミセスウォーカーとともに、ロンドンのオールド・ボンド・ストリートに店を開いたのが始まり。以来英国王室に愛され、今でも女王陛下のために毎週バッキンガム宮殿にチョコレートを納める名誉を与えられている。

最高品質のカカオだけを原料とし、手作業によって1個1個のチョコレートが作られている。種類は非常に多く、店内には約150種のチョコレートが並ぶ。

トリュフチョコとは、世界三代珍味のひとつのトリュフに形が似ていることから、その名が付いた。丸めたガナッシュ(チョコレートに生クリームや洋酒などを混ぜたもの)の外側をクーベルチュール(コーティングなどに使われる脂肪分の多いチョコレート)などで覆ってある。

この店のトリュフは、ピンクマールドシャンパントリュフ、ミルクマールドシャンパントリュフ、ミルクチョコレートトリュフ、ダークチョコレートトリュフ、バニラトリュフ、カプチーノトリュフ、ミントのトリュフ、ポート&クランベリートリュフなど10種以上もある。



これはその中の1つ、ストロベリートリュフである。

約11ポンド(その時は1ポンド約125円)で購入したそう。バレンタインなどの時期には日本でも入手可能なようだが、同じ品が3200円位するので、イギリスの方がずっと安く手に入る。それにしても、8個入りなので、日本だと1個400円、イギリスだと1個約170円と高価なチョコ。

鮮やかなストロベリー色の箱(直径11cm×高さ3.5cm)入りで、縁取りや文字がゴールドで、高級感がある。優雅な見かけだが、しっかり堅めの厚紙で作られてて、丈夫な箱だった。



パッケージには、ロイヤルワラントが記されてた。

ロイヤルワラントとは、英国王室御用達の証。1155年にヘンリー2世がWeavers社に与えたのが初めて。かつて日本にあった「宮内庁御用達」とは異なる。

現在、この認定を与える権限を持つのはエリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子の3人(2002年に、エリザベス皇太后が亡くなるまでは4人だった)。王室への納入実績をもとに、認定委員会のアドバイスを受けて、王室の3人が最終決定する。

ロイヤルワラントが与えられると、「By Appointment(御用達)」という銘の使用と、「ロイヤルアームス」(王家の紋章)の表示が許可される。この紋章は、認定者個人の紋章であり、複数の認定を受けていれば、複数の紋章をつけることができる。

ワラントを与えられた企業や個人は、ロイヤルアームス(=紋章)を掲げることができる。ワラントを持つ企業や個人は約900で、品目は約1100。5年毎に審査更新されている。

エリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子と、3人のそれぞれの紋章があり、掲げられた紋章をみれば、王室の誰に認定されたかわかるようになってる。

英国の名門デパート『Harrods(ハロッズ)』はかつて、エリザベス皇太后を含む4つのロイヤルワラントを持つデパートとして有名だった(2001年12月に全てのワラント取り消された)。全てのロイヤルワラントを持つ企業はわずかである。




上下2カ所をテープで止めてある蓋を開けた瞬間、いちごの香りが、ふんわりと漂う。緩衝材を兼ねた中紙が載ってて、その下に白いカップ型グラシン紙に入ったトリュフチョコが、8ヶきれいに並んでた。

日本の商品とは違って、包装がシンプル。内袋はなく、箱の中に直にチョコが入ってるので、スーツケースの中に入れて運んできたせいもあって、箱の隙間から、細かな粉砂糖がこぼれて出てきた。ウェブ上の画像では、同じ商品のようなのに、チョコレート色のグラシン紙が使われてて、このアバウトさが海外ならでは。

白い粉がまぶしてあるので、ミニサイズのいちご大福のように見える。

表面は、手作りらしく所々にわずかな凹みはあるが、全体的にとても滑らか。手作りらしく、計ると1個あたりの重量が17g〜18gと若干のばらつきがあった。

直径約3cmの球形のチョコ。外側は、パリっとしたハード系のチョコレート、内側は径2.5cmの生チョコ風のソフトで滑らかなチョコと、2層構造になってて、粉砂糖がまぶしてある。


半分にカットしたもの

半分にカットするのには、ちょっと手間がかかった。ナイフを押しつけてカットしたが刃が入らず、亀裂が入ってぼろぼろと崩れてしまった。そこでナイフの刃を温めて、回しながら外側の層のみに刃を入れて1周りして、外側の層が切れたところで、内側の層をカットしてようやく切れた。

外側は、桜色淡いピンク色のほんのりいちご味のホワイトチョコレート。
内側は、外側より濃いめのピンク色の、濃いめのいちご風味のついた、滑らかな生チョコ風食感のホワイトチョコレート。

ナイフでは切りにくかったが、手でもってかじると、表面はパりっと、中の層はソフト。2層の色の濃淡、味の濃淡が口の中であわさって、いちごの酸味としっかりとした甘さがある。ウオッカ入りのようだが、お酒っぽさはなく、食べやすい。

さすが老舗のチョコレート専門店らしく、日本では見かけ無いような伝統を感じさせるチョコで、イギリス土産として雰囲気がしっかり楽しめた。

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『Charbonnel et Walker』
 The Royal Arcade, 28 Old Bond Street,
  London W1S 4BT
 電話:020-7491-0939
 営業時間:9:00〜18:00
     土曜は10:00~17:00
 定休日: 日曜日