『チーズアントルメ』とは、お取り寄せグルメとして、全国的に有名なチーズケーキの商品名。アントルメは、西洋料理のデザートで出される甘い菓子のこと。

長野県諏訪市の古くからある菓子処『丸安田中屋』が、地元八ヶ岳山麓の農場で生産された卵や牛乳を使って、昭和54年(1979)から製造&販売してる。

我が家では5年程前から取り寄せてる。旅行で長野に行ったので、作りたてを食べようと、製造元に立ち寄った≫人気blogランキング



『丸安田中屋』は江戸時代に塩問屋として創業。昭和になり上諏訪駅前に食料品店を開業した後、和菓子の製造を始め、1979年(昭和54年)に洋菓子の製造を始めた。現在は、上諏訪駅前のスワプラザ1階に本店がある。



諏訪駅前のプラザ1階に入ってすぐ左にある。ここが本店で、諏訪湖の湖畔にヨットハーバー店を2008年に出店した。



店舗は、和菓子を主流に、一部ケーキなどの洋菓子も扱ってる、地方都市のありふれた和菓子店って雰囲気。全国的に人気のチーズケーキがあるようには見えない。

 

有名人の書評などが掲示されてたが、行列などなく、普通の店。

外観は、一般的な地方都市の和菓子店だが、よく見ると店舗の向かい側の1店舗分がお歳暮特設コーナーのようになってて、ここで商品の発送手続きができるようになってた。

 

ショーケースの中に、ケーキが並んでた。アントルメの他、数種のケーキを注文し、ここで食べていきますとお店の人に告げた。



店内の一画のテーブル席が2つほどあり、そこで食べられるようになってた。白皿にフォークを添えて、ケーキが運ばれてきた。白い器で、珈琲も一緒に運ばれてきて、無料サービスのよう。飲み物はどうしようかと思ってたので、サービスの珈琲があるとは、どこにも表示されていなかったが、にこやかに対応してくれた。

私がこのチーズケーキに出会ったのは、5年前。2006年の日経新聞NIKKEIプラス1「おすすめの取り寄せチーズケーキ」10品の中に掲載されてた。チーズケーキ好きの私は最初に、鎌倉の『ハウス オブ フレーバーズ』を注文した。(小)¥5250、(大)¥12600だったので、大いに期待し、宅配のクール便で届くなり、包装を開けると、シロップ状の水分がケーキの外側に滲み出てて、非常にがっかりした。高価格だからこそ、ちゃんとベストな状態で食べたかったので、もちろん再び取り寄せることはなかった。

最初のショックから立ち直って、次に注文したのが、この店のチーズケーキ。



すると、この店のは、冷凍便で届いた。冷凍ケーキなんて…と、またも失敗したかと思い、食べる時には期待していなかった。冷蔵庫に2〜3時間移した後、切り分けて食べてみて、びっくり!ベイクドチーズケーキのような外観でありながら、レアチーズケーキっぽいクリーミーで濃厚な味わい。それ以来、このチーズケーキの愛好者である。

我が家は頻繁にケーキを食べる。チョコレートケーキの次に、チーズケーキを購入する事が多い。このブログでも、トップスのチーズケーキ鳥羽国際ホテルのチーズケーキ、コートダジュールの半熟ちーず、など載せたことがあり、これ以外にも、よく食べているが、我が家のお気に入りのチーズケーキのトップ3に入る。

長躯、諏訪まで来たので、4人で思いっきりケーキを堪能することにした。


チーズアントルメ¥294 +サービスコーヒー

■チーズアントルメ
しっとり香ばしくいタルト生地の中に、とろ〜り滑らかなチーズ層が入ってる。
チーズ層には、こんがり控えめな焼き色が付いてて、その表面を2〜3mm程の厚みのゼラチン風のナパージュが覆ってて、乾燥からケーキをしっかりガードしてる。
チーズらしい塩分と酸味が程よく、コクがあるのに、クドくなく、チーズ嫌いの人でも、これだったら食べられる。


モンブラン¥294 +サービスコーヒー

■モンブラン
子供の頃食べた、土台がスポンジの懐かしい構造のモンブラン
スポンジ+生クリームを、麺状のマロンクリームで飾ってある
渋皮付きの栗がトッピングされてる。
栗の産地らしく、栗がたっぷり使ってある


アップルパイ   ¥294

■アップルパイ
横たわった、半円柱状のアップルパイを切り分けてある。
中央の盛り上がったパイ生地の部分に、シャキシャキ感のあるりんごが、たっぷりすきまなく詰まってる。リンゴのシャキシャキ感が絶妙で、リンゴを知り尽くした産地ならではのアップルパイ。

 
(左)ユングフラウ ¥315
(右)レザン    ¥262

■ユングフラウ
2層のチーズムースをクリームで覆った、雪山を連想させる純白のレアチーズケーキ
サンドしてある、ベリーソースの酸味がアクセントになってる

■レザン
ココア風味の茶色い生地のロールケーキ
中央部分にクリームがたっぷり入ってる

日本に初めてケーキが伝えられたのは、1543年に種子島に漂着したポルトガル船から。この時、鉄砲と共にもたらされたのは、カステラである。

1922年(大正11年)、不二家の創設者『藤井林右衛門』が、日本で最初のショートケーキを発売。昭和30年代の電気冷蔵庫が発明され、食生活の洋風化、生活水準の向上により、生ケーキが庶民の生活の中に浸透していく。

チーズケーキは、戦後、進駐軍から伝わったとされる。1964年には東京赤坂の「トップス」がレアチーズケーキを発売し、翌1965年には神戸の「モロゾフ」が焼きチーズケーキを発売している。
1970年代からの、ピザブームなどによって、生活の中にチーズが定着し、それとともにチーズケーキも人気となっていく。

チーズケーキには、ベイクド、レア、スフレを中心に、ニューヨーク、タルトなどいろいろな種類がある。

◎ベイクドチーズケーキ
クリームチーズやカッテージチーズを卵や牛乳と混ぜて、オーブンで焼き上げた濃厚タイプ。
鳥羽国際ホテルのチーズケーキはこのタイプ

◎レアチーズケーキ
クリームチーズ、生クリーム、砂糖を混ぜ、ゼラチンを使って冷やし固めた、火を通さないタイプ。
トップスのチーズケーキがこのタイプ

◎スフレチーズケーキ
牛乳、砂糖、小麦粉を合わせた生地に、泡立てた卵白を加えて、蒸し焼きにした、ふっくら軽いタイプ。
コートダジュールの半熟ちーずがこのタイプ

日本におけるチーズケーキの歴史はまだ浅いが、だからこそまだまだ進化し続けていくといえる。

この店のアントルメは、表面にかるく焼き色が付いてて、一見ベイクドタイプに見えるが、中はクリーミーで、レアタイプのクリーミーさあって、ベイクドとレアの中間的なタイプ。



アントルめを、おかわりして、10個程のケーキを平らげて、お土産用にいちばん大きいサイズのアントルメをお土産として購入して、持ち帰った。

ホールケーキは、5号(15cm)¥1785、6号(18cm)¥2625、7号(21cm)¥3570の3種が販売されてたので、迷わず7号(21cm)を自宅用のお土産として購入した。


 (21cmホール¥3570+保冷パック¥105)

保冷パック¥105を追加すると、保冷剤+アルミ保冷シートで包装してもらえる。

送れる品は、ホールのみで、サイズは3種。冷凍便で送られて、3時間で自然解凍して食べる。


チーズアントルメ 7号 21cmホール¥3675

家で帰って開いて食べた。華やかなデコレーションはないけれど、素材のフレッシュさが感じられるナチュラルなチーズケーキ。半解凍でも、おいしく食べられる。

店頭に並んでるアントルメも、冷凍保存してあったのを自然解凍した品とのこと。だったら、諏訪まで行くこともないかと思ったが、本店で見て食べたら充実感があって、やっぱり行ってよかった。この店のチーズケーキは、おすすめ度は、7.6。

丸安田中屋・チーズケーキ「アントルメ」

丸安田中屋・チーズケーキ「アントルメ」
価格:3,675円(税込、送料込)



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菓子処『丸安田中屋』 長野県諏訪市諏訪1-6-1 スワプラザ1階
 電話:0266-52-0126
 営業時間:
  10:00〜19:00
 定休日:水曜日