江戸時代の武家屋敷で営業する和食店。平成22年10月オープンした。以前は、『関西割烹一色園』だった。

白い瓦塀&鬱蒼と茂る古木に囲まれた、建築面積201屬粒葺(かやぶき)寄棟造りの平屋建て。

駐車場は、玄関の脇に4〜5台分程あるが、通りを挟んで南側のマンション用駐車場の一画に数台分あった≫人気blogランキング



国道125号の下をくぐる真鍋西通り(125号からは直に行けない)を120m程進むとY字路があり、右に入って70m程行くとある。

看板のところで、路地を北に入り、瓦塀と竹塀に添って20m程進むと、正面奥に茅葺きの建物が見えてくる。

この辺りは、新郭と呼ばれる土浦藩の新武家屋敷地で、今に残る唯一の武家屋敷で、平成13年、国の登録文化財に指定された。

一色範疇とは、土浦藩の国家老で、廃藩置県後に常陽銀行の前身の「第五十国立銀行」を1878年に創設した人物。その隠居所として文久3年に建築された。



枯山水風の庭をL字に囲むように2棟が建つ。北側にある茅葺きの建物が主屋で、ここが登録文化財に指定されてる。

鄙びた風情漂う草庵風の佇まい。一般の民家のようにも見える。

玄関周りには、看板など飲食店を示すものはなかった。

 

すりガラスの玄関引戸を開けて中に入ると、正面地袋の上に、レトロな電話機や壷の飾られてる一間幅の玄関になってる。

店内に向かって、声をかけたが、店の人はこなかったので、靴を脱ぎ右手の棚に収納して室内に上がった。左手は6帖の和室で、飾金具のある和箪笥が2棹と椅子が置かれ、レジ&待ち席用の部屋になってた。

レジ後ろの襖の奥が厨房になってるよう。少し待ってると、襖の向こうから、接客係の女性が出てきて、こちらへどうぞと席へと案内してくれた。

6帖和室の先は、8帖間×4が田の字型に配置され、ガラス障子の外側を廻らすように南〜西〜北とコの字の縁廊下が通ってた。



3部屋は畳の上にテーブルが配置されてた。



1部屋は掘りごたつ式の大きめの囲炉裏テーブルが置かれてた。



北側縁廊下の向こう側は、なだらかな傾斜を描く裏山に設けられた裏庭になってて、池の中では赤い金魚が泳いでた。



ランチメニューは8種と意外に豊富。千円以下のメニューもある。

 

夜は宴会場になるみたい。つまみの種類が多かった。

正午頃には、ほぼ満席になった。グループで来てる女性客がほとんどで、おしゃべりしながら、食べたり料理を待ってて、にぎやかだった。

やや待って、30分くらいして、料理が運ばれてきた。



 かき揚げ丼 ¥900

かき揚げ丼は、半月盆で運ばれてきた。

かき揚げ丼は、小海老のかき揚げに、茄子・かぼちゃ・ししとうのなど天ぷらが添えてあって、ごはんと天ぷらに、ほんのり甘みのあるタレが絡んでた。これに自家製豆腐(岩塩で食べる)、サラダ、小鉢(根菜のきんぴら風煮物)、漬物、みそ汁が付いてた。この値段にしては品数多くてリッチな雰囲気。食後、コーヒーが運ばれてきた。



 もみじ御膳 ¥1400

周りの女性客もほとんどこの品を注文してて、人気メニューのよう。

もみじ御膳は、大きめの和盆で運ばれきた。いろんな料理が盛り合わされてて、とても豪華。運んできた際、接客係の女性が、料理内容を説明してくれた。

楕円の長皿には、揚物2種(ヒレ&玉ねぎの串揚げ、若さぎフライ+ソース)、玉子焼(甘口に焼き上げてある)、刺身こんにゃく&酢みそ、さわらの幽庵焼き、小里芋、さつま芋チップスが、木の葉を添えて盛り合わされてた。刺身は、3種盛り(かんぱち、サーモン、タコ)で、これに、茶碗蒸し、自家製豆腐、サラダ、小鉢、ごはん、みそ汁、漬物が付いてた。食後、コーヒーとデザートのシフォンケーキが運ばれてきた。

武家屋敷という仰々しさはなく、草庵風の鄙びた風情に時代の流れが感じられる。別棟は、法事などの宴会場として使われてるよう。品数が多く盛り合わされた内容で、女性に人気があるのは納得できる。料理が出てくるまで時間がかかるので、ゆっくり時間がある時に、プチ観光がてらランチを楽しむのによさそう。

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一色範疇記念館『和食 つじ山』
 茨城県土浦市西真鍋町10-4
 電話:029-824-7728
 営業時間:
  11:30〜14:00
  17:30〜22:00
 定休日:月曜日