軽井沢にある蕎麦店。雑誌やテレビなどで紹介されてる。平成12年7月のオープン。

浅間山の伏流水とそば粉だけで打った4種(さらしな蕎麦、おらが蕎麦、田舎蕎麦、石臼挽き蕎麦)の十割手打ちそばが食べられる。

グレー&白のサイディング(=パネル)外壁の民家風2階建て。道路に背を向けて建ち、大きめの看板が数カ所に出てるが、ここが蕎麦店だとは気づきにくい≫人気blogランキング



国道18号(軽井沢バイパス)の塩沢交差点にある。

以前は、目立ったようだが、2009年頃、南側隣地との境界に板塀が設置されたため、玄関が全く目立たなくなった。

駐車場は、建物西側と、少し離れた場所に2カ所(20m南に第2駐車場、50m西に第3駐車場)ある。



建物西側の駐車場の奥に白地の暖簾がかかり、板塀に添って設けられた細いアプローチを行くと、玄関へと辿りつく。この歩道、先の道路へと繋がり、通り抜けもできる。



玄関扉は2重で、その間は、2人用椅子の置かれた1.5帖程の待ち合い風空間になってて、その左手の引戸の向こうが店内になってた。

午後2時を過ぎていたが、玄関前には待ち客が数組並んでた。順番待ちの用紙に、名前と人数とを記入して、列の後ろに並んだ。

 

玄関前には、禁煙の表示(説明)、待ち合いには、駐車場の案内図などが貼られてた。



客席が空くと、女性従業員が扉を開けて出てきて、順番待ちの用紙の名前を読み上げ、いらっしゃいませと迎えながら、店内の席へと誘導していた。

この時、開いた扉から、店内の賑わってる様子が見えるので、もうすぐ自分たちの名前が呼ばれてると、期待が高まる。

10数分程待って、店内から出てきた女性従業員に名前が呼ばれて、店内へ招き入れられた。



入ると、左手がガイドブックや、お土産品のそば茶や漬物などの陳列コーナーで、右手の厨房に面したカウンター様の小窓のところがレジになってた。



筋交(すじか)い風にばってんに交差した板材を隔てて、その先の窓際にテーブル席(4人用×3、2人用×1)が配置されてて、その奥には6人用小上がり席になってた。



通路と間仕切り格子を間に、右手は薪ストーブの置かれた広めの部屋になってて、8人用位の大テーブルと4人用テーブルがゆったりめに配置されてた。

床、壁、間仕切りに、木の質感が溢れる店内は、外観から想像してたより席数が少なく、素朴で温かな雰囲気。現代的で、田舎っぽさなく軽井沢らしい。

 
 

メニューを見て、じっくりと考えた。

◎さらしな蕎麦
1番粉(そばの実の中心部の粉、でんぶんが主体の白色のサラサラした粉)で打ってある蕎麦

◎おらが蕎麦
2番粉(そばの実の中層部分の淡黄色の粉、香り&風味があり栄養価も高い)を自家ブレンドして打ってある蕎麦

◎田舎蕎麦(挽きぐるみ)
殻をとって(=丸抜き)、甘皮ごと挽いた粉で打ってある蕎麦

◎石臼挽き蕎麦
夏蕎麦の新蕎麦を殻をとって(=丸抜き)石臼自家製粉して打ってある蕎麦

の4種のそばから、相盛り蕎麦¥1150と、石臼挽き蕎¥1000、もりうどん¥840、蕎麦がき¥840、岩魚の焼きがらし¥750などを注文した。

店内は満席だったが、あまり待たされることなく、順番に料理が運ばれてきた。


岩魚の焼きがらし ¥750

岩魚の焼きがらしは、「焼き枯らし」と書くように、鮎や岩魚(いわな)などの川魚を、遠火で時間をかけて焦げないようにじっくりと炙った料理で、昔はこうやって保存食にしてたよう。

以前、戸隠の『うずら家』で食べたことがあるが、こちらのは表面は青みかかった光沢があって、部分的にこんがりと焼き色が付いてて、少し干物っぽく、いかにも珍味って感じ。乾きすぎてないので、食べやすいが、真空パックで保存されてたみたいで、身が圧縮されてて、ふっくら感はあまりなかった。


蕎麦がき ¥840

蕎麦がきは、大きめの鉢に、ホタージュ状or粥状の濃厚なそば湯をたっぷりかけた状態で運ばれてきた。

そば湯が濃厚で、蕎麦がきの表面と解け合うように一体化してて、そば湯と蕎麦がきの境界が、わからないほど。淡白な粘りのあるもっちり感とぽったり感とを同時に味わえた。


だし巻き玉子焼 ¥420

だし巻き玉子焼きは、大きめの長方形型の玉子焼きで、ふっくらと焼けてた。半熟な部分なく、水分が多くない玉子焼きで、とろみのついた餡がかかってた。餡のとろみが滑らかに絡んで、のどごしよく食べられた。


上天ぷら盛り合わせ ¥900

上天ぷらは、海老天2ヶ+野菜天(かぼちゃ、長茄子、丸茄子、なた豆?、ピーマン、みょうが)の盛り合わせで、藻塩が添えてあった。中位の厚みの衣で、油切れよく揚がってて、野菜の種類が多く、バリエーションが楽しめた。


もりうどん ¥840

もりうどんは、光沢のある太うどんで、滑らかで弾力があって、つるつる&もちもちしてて食べやすかった。



石臼挽き蕎麦 ¥1000

石臼挽き蕎麦は、夏蕎麦とのこと。うっすら緑みのある薄茶色のそばで、少し形にバラ付きがあった。口に含むと、表面にざらつきがあって、若々しいそばの香りが感じられる。秋そばより、香りが軽く、フレッシュな味わい。



相盛り蕎麦 ¥1150

相盛り蕎麦は、さらしな蕎麦、おらが蕎麦の盛り合わせで、人気品のよう。

さらしな蕎麦は、白雪そばとも言われてる、きれいな真っ白な半透明なそば。長さは5〜10cmと短めで、すすって食べられないが、やさしいもっちり感があって、そば自体の風味がないが上品な味わい。

おらが蕎麦は、3〜5mm程薄茶色のそばで、石臼挽きそばより滑らかな食感で、口に含むと、そばの香りがふんわりと感じられた。

2種類のそばが食べ比べできるので、お得感がある。


アイスクリーム ¥300

アイスクリームは、たっぷりめにブルーベリーソースがかかってた。


そば湯

そば湯は、やや濃いめながら、ナチュラルなそば湯だった。

やや値段は高めながら、量的にはちゃんとあるので、満足できる。軽井沢は実は、そば店が多いことに気がついた。

食べ終えて、店を出る時には、暖簾がしまわれてた。駐車場まで歩いて行く際、30代位の男性が店の外周の草むしりをしてるのが見えた。もしかしたら店主?と思った。

軽井沢は、東京からの客でごった返す観光地。休日だったせいか、そば屋だけでなく、いろんな店が混んでた。静かな林の中に、大都会が移転して来たような雰囲気。最近の流行を取り入れて、現在の軽井沢を代表するような蕎麦屋のよう。

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十割さらしな蕎麦『志な乃』 長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢746
 電話:0267-44-1830
 営業時間:
  11:00~15:00
  17:00~19:00
  (夜は土日祝のみ)
 定休日:火曜日