新潟市の本町市場にある、夜のみ営業の居酒屋。創業32年で、3年前に改装したそう。

昭和の風情漂う、人情横丁の南側向かいにある。

夕方だったが、本町市場の露天の店や鮮魚店などは店じまいをしてた≫人気blogランキング



本町交差点からアーケード街を抜け、白龍大権現を通り過ぎてすぐ右に50m行くとある。

この辺りは、夕方になると営業してる店はあまりなく、人通りが少なくなる。

 

紅(くれない)色の暖簾の脇に、杉玉(すぎたま)が掛かってて、お酒(日本酒)へのこだわりが感じられる店構え。

店頭にメニューが掲示されてた。



店内はまだ新しく、意外に広い。右手が厨房とそれに面したL字のカウンター席になってて、腰高の棚を隔てて、左手と奥とにテーブル席が配置されてた。

写真やビールのレトロなポスターなどが貼ってある店内は、備品がすっきりと配置されてて、硬派な雰囲気。

厨房で働いてた50代位の細身の男性が店主のよう。いらしゃいませと迎えられて、どうぞと言われた奥の席に座った。

夕方6時前だったが、店内には、すでにビールを飲んでいる先客(男性グループ)がいた。店主らしき男性は接客、料理など、1人で行ってた。

 

メニューはお手頃価格で、新潟の家庭でよくあるような肴が多かった。



まず、生ビール¥450、「麒麟山」純辛(純米吟醸酒)大銚子¥950を注文。

料理は、ちょっと考えて、玄関上部の壁に掲示されてた本日のおすすめメニューから、黒崎茶豆¥680、刺身盛合せ¥1000、シメサバ¥840などを注文。


(左)生ビール キリン一番絞り ¥450
(右)「麒麟山」純辛(純米吟醸酒)大銚子¥950

すぐに、生ビール(キリン一番絞り)と日本酒「麒麟山」純辛が背の高い、大きめの銚子(大徳利)で運ばれてきた。


お通し ¥320

生ビールと一緒に、運ばれてきたお通しは、もやし、油揚げ、えのき茸などの和え物だった。


黒崎茶豆 ¥680

黒崎茶豆も、すぐに運ばれてきた。新潟名物の甘みのある枝豆をつまみながら、冷えた生ビールをグビグビを飲んだ。


イワシぬた ¥630

ちょっと待って、イワシのぬたが運ばれてきた。

イワシを酢でしめて、ワカメ、きゅうりと共に、酢みそで和えてある。脂ののったイワシが、酢みそでさっぱりと味わえる。地味な印象だが、イワシの味がしっかり生かされた季節の料理。


シメサバ ¥840

シメサバは、この店の人気メニューのよう。

市販のシメサバのように、塩&酢で力一杯加工してあるシメサバではなく、塩分ほとんどなく、軽く酢の風味が効いてて、生サバに近いシメサバだった。


刺身盛合せ(イナダ、ハチメ、イカ)¥1000

刺身は、地物3種の刺身盛合せで、派手ではないが、この季節の良質の魚が選んである。すぐ近くに市場があるだけに鮮度は良かった。

玄関から、20〜30代位の男性が、レジ袋を下げて入店してくると、店内左手のスペース(客から見えない、控え室?)へと入り、すぐに酒店風の前掛けをしながら客席側へと戻ると、接客や厨房で調理のサポートなどの作業をしてて、男性2人で切り盛りしてる店のよう。

店主とは、特に言葉などで打ち合わせはしてないのに、しっくりかみ合ってて、横顔の頬のラインが似通ってて、親子らしい。


(左)「鶴齢」越淡麗(純米吟醸酒)¥630
(右)「麒麟山」グリーンボトル(純米酒)¥630?

日本酒を2種、追加注文した。小さいお銚子で運ばれてきた。

 

大銚子は、小銚子の1.5倍量くらい日本酒が入る。並べてみると大きさの違いがわかる。

ぐい呑みは、25種程の中から、自分の好きな柄のを選べた。


焼きナス ¥630

焼きナスは、香ばしく炙ってあって、かつおぶし、だしがかけてあった。どこにでもある料理だが、新潟の野菜は、水が良いせいか、他所とはひと味違う気がする。


イカみそ漬け焼き ¥680

イカのみそ漬け焼きは、照りよく焼けてた。身が立体的でプリプリしてるのに、柔らかく、鮮度のいい状態のイカを漬け込んで作ってあるから、この味が出る。ごはんのおかずにもなりそう。お土産にしたい、一品だった。


焼おにぎり(クジラ汁付き)¥630

最後は、焼きおにぎりで締めくくった。ごはんにかつおぶしを混ぜて、香ばしく焼いてあった。メニューにも書いてなかったが、クジラ汁が付いてた。クジラ汁は、これを食べると、夏バテしないと言われてる、新潟の夏の風物詩。



この付近だけは夜は人通りが少なくなるが、実は中心街に近くて便利な場所にある。この店のある5番町は、最近店が少なくなった感じだが、市場の食材でお店を開けば繁盛すると思われる。

店内は、早い時間からグループ客が何組かいて、後から合流して10数人になって盛り上がった客や、カウンター席でコロッケなど食べてボトルのお酒を飲んでる男性1人客、など、常連らしき地元客で賑わってた。

最近の居酒屋は、女性に受けるためのインテリアとメニューが多いのに対し、この店は硬派な雰囲気。料理は派手な物があまりないので、一見すると新潟らしくないように感じるかもしれないが、地味だが新潟の食材を伝統的な方法で作ってあり、おふくろの味、との店名通り。さすが本町市場で営業しているだけのことはあり、値段の割に材料は充実してた。新潟の知る人ぞ知る、穴場の店。

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■おふくろの味『案山子(かかし)』
 新潟県新潟市中央区東堀前通5番町423-1

 電話:025-224-9401
 営業時間:
  17:00~翌2:00
   (LO1:00)
 定休日:日曜、祝日