柏市にある鰻店。約10年前にここに移転したが、創業30年になるらしい。

懐かしい風情の木造2階建てで、1階に間口の小さい店4軒が並ぶ。北側から2軒目の青いテント看板に店名が表示されてた。

柏駅から約150mと近く、駐車場はないみたい≫人気blogランキング



この辺りは、一方通行の細い道路の両脇に、2階建ての商店や飲食店が軒を連ね、昭和の趣が残ってる。古くからある飲み屋街のよう。



店頭にメニューが掲示されてた。

看板にうなぎ専門店とあるものの、定食や焼き鳥メニューもあり、1年を通してうなぎだけで経営することの難しさが感じられる。

暖簾をくぐり、玄関扉を開けて店内へ。



入ると、縦に細長い店内は、右手が厨房とそれに面したカウンター席7席と、通路を間に左手〜奥が小上がり席(2人×2、4人×1)になってた。こぢんまりした店だが、きちんと整理されてた。

厨房にいた30〜40代位の男性と、客席側にいたちょっと年配(60〜70代)の男性にいらっしゃいませと迎えられて、空いてる席に座った。厨房の男性が調理を、年配の男性が接客を担当してて、男性2人(親子?)で切り盛りしてるよう。

平日の午後1時を過ぎてたが、店内には先客が2組程いた。

 

うなぎのメニューはどれもお手頃価格。その他の定食メニューもあった。

  

焼き鳥や、おつまみもあり、夜は居酒屋も兼ねてるよう。

メニューから、うな丼¥1200、うな重(上)¥1700を注文した。

注文受けた後、厨房で調理してた男性が、串打ちされた状態の白いうなぎを取り出してるのが見えた。白焼きの状態で保存しておいたのを、焼き始めるよう。

少し待って、半月盆で料理が運ばれてきた。


 うな丼 ¥1200

うな丼は、黒い丼によそったごはんの上に、鰻が3/4身のってて、これに、肝吸い、冷や奴、漬物が付いてて、思ってたより、ちゃんとした鰻が載ってるうな丼だった。

うなぎは、表面に適度に焦げ目が付いてて、ふっくらと焼けてた。うなぎ&ごはんは、甘さ控えめのタイプのタレが絡んでた。甘さ控えめのタイプのタレはつくば近郊ではちょっと珍しい。東京上野で食べた『伊豆栄』の鰻を思い出してしまった。

最初は、甘みによるまろやかさがないので、若干しゃっぱくめに感じるが、慣れてくると、甘さによるクドさないので、鰻自体の風味があっさりとストレートに感じられてきた。

肝吸いに入ってた肝もプルンと立体的で苦みなく、食べやすかった。鮮度が悪かったり、泥抜がちゃんとされてない肝は、苦みがあったりして食べにくいが、この店はさすがに専門店というだけあって、ちゃんとした肝吸いだった。

うなぎもふっくらしてて、これで¥1200なら、今時お得。店構えに金をかけてない分だけ庶民価格になってるよう。


 うな重(上)¥1700

うな重は、四角いお重によそったごはんの上に、鰻が1尾分のってて、これに、肝吸い、冷や奴、漬物が付いてた。

四角いお重に入ってるので、うな丼より高級感があった。うな丼と同じ大きさ&質の鰻が用いてあるようで、味に遜色はなかった。鰻の量が多い分、しっかり満足できた。

最近は、高級な雰囲気の鰻店が増えたが、20〜30年前は鰻店といえば、こういったあまりきれいでない店がほとんどだった。元来、うなぎは高級な食べ物ではなく、今時のホルモン焼き屋のように、栄養をつけるための庶民の食い物だった

狭い通りの小さな古い店なので、客に侮られそうだが、鰻は注文受けた後、炭火焼きされた熱々の状態で提供され、鰻のふっくら香ばしさが堪能できる。うなぎ専門店と銘打つだけのことはある。接待とかには向かないかもしれないが、庶民的なお得価格なので、うなぎを食べるのだけが目的なら重宝する店。おすすめ度7.0。

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■うなぎ『くしだ』
 千葉県柏市末広町10-23

 電話:04-7143-4805
 営業時間:
   11:30~23:00
 定休日:日曜日