取手市にある手打そば店。藤代駅から2km程東南にある。

切妻と入母屋をミックスしたような、屋根が3つ重なった純和風の建物。

駐車場は店の前に4台分ほどあった≫人気blogランキング



県道208号から、南西に少し入った田んぼに面した集落の中にある。「禅味会」というのは、「市川一茶庵」で修業し、手打ちそば店を開業した人の会で、全国で三十数店あり、この店はその1つ。「市川一茶庵」は、足利の一茶庵の片倉康雄氏に師事した人が、昭和31年に開いた店である。



店の前には、ゴールデンウイーク頃に植えた稲苗から若稲へと育った水田が広がってて、全国でも上位に入る米の産地であることが実感できる。

家紋&店名が手刺繍された暖簾をくぐり、網戸を開けて店内へ。



中に入ると、正面〜右手が大きめテーブルの置かれた広めの玄関兼テーブル席コーナーになってた。

玄関脇には、せんべいなど、お土産用の商品みたいな品が並んでて、販売品かも。

テーブル席の周りには、テレビ、水槽、酒のボトルなどいろんな物がちょっと雑然と置かれてて、お座敷席はちょっと古めいてて、ちょっとレトロ感漂うアットホームな雰囲気の蕎麦店。玄関前には、三輪車など子どもの日用品もあったので、親子3代で住んでる店舗兼住まいって感じ。

いらっしゃいませとテーブル席近くにいた60代位の女性に迎えられて、お座敷席へと上がる。テーブル席近くにいた60代位の男性が店主のよう。30代位の女性がお茶を運んだり、注文を取ったり接客の手伝いをしてて、背の高そうな30〜40代位の男性が廊下を歩いてて、店主夫妻が切り盛りしてる店を若夫婦がお手伝いしてるみたい。



2〜3m先の段差のあるL字の上がり框の先(ここで靴を脱いで上に上がると)が、右手奥が厨房、奥に伸びた廊下を介して左手の8帖×2間の和室にテーブル(4人卓)が6つ程配置されてた。

 

メニューは割と豊富。

 

夜は宴会場にもなってるみたい。



運ばれてきたそば茶を飲みながら、注文品を選ぶ。店のおすすめ品、鴨汁そば¥800と、土日限定の試食セット¥1000、とろろ(つけ汁)¥200を追加して注文した。


 鴨汁そば ¥800

鴨汁そばは、薄茶色の3mm強程の太さの堅めの食感の存在感のあるそばだった。鴨汁は少し濃い口仕立て、やや形が不揃いな鴨肉+斜め切りの長ネギが入ってて、鴨肉は堅めながら鴨らしい風味がしっかり味わえた。


 試食セット ¥1000

試食セットは、そば、田舎そば、御膳そば(2種)、うどんの5つから、好きなものを組み合わせて注文できるセット。この日の御膳そば2種は、茶そば、白雪そばとのことだったので、全種類盛り(5種盛り)で注文した。

ちょっと待って、運ばれてきたトレイに載った笊の上には、中央に鮮やかな緑色の茶そばを中央に、濃淡のある4色の麺がきれいに盛り合わせにされてた。

黒みかかった茶色の5mm程の太いそばが、田舎そば。堅さが無骨な素朴な風味なそば。薄茶色の3mm程のそばが、通常のそば。田舎そば程ではないが、噛みこたえのある。艶のある白い太麺がうどん。手打ちのようで、太さはあるのに、のどごしよく食べられた。透明感のある白い細打ちそばが、白雪そば。蕎麦の実の芯に近い部分の粉で打ってあるそば(=さらしなそば?)で、香り控えめのあくまで上品なそば。中央の鮮やかな緑色のそばは茶そば。スーパーなどの市販品とは異なり、口に含むとふんわりお茶の香りが口〜鼻へと抜ける。一茶庵の流れをくむ変わり蕎麦が5種類で¥1000ならお得な感じ。

そばつゆは、甘さの程よく効いた、角のない中口〜やや濃いめのつゆ。醤油と甘さが馴染んでて、ちゃんと熟成されてるそばつゆって感じ。


 とろろ(つけ汁)¥200

追加した、とろろ(つけ汁)は、中鉢にたっぷりめに入ってた。

とろろ+そばつゆがしっかり混ぜてあって、うずらの卵ではなく、鶏卵1ヶが落としてあった。そばつゆと馴染んだとろろの粘りによって、そばがつるつる滑らかに食べられた。量が多く、濃い味仕立てのになってて、一升そば(10人前)とか、五合そば(5人前)とか、ボリュームのあるそば用になってる。

鴨あられそば¥1000に興味があったので再訪。天ざる¥1360とともに注文した。



 鴨あられそば ¥1000

鴨あられそばは、鴨の薫製入りの珍しい品で、どんな料理なんだろうといろいろ想像してたら、ぶっかけ風の冷たいそばだった。

つけ汁をかけた冷たいそばの上に、千切りきゅうり、レタス、スライス玉ねぎ、鴨の薫製(千切り)、刻み海苔が載せてあって、小皿でわさびが添えてあって、茶碗蒸し付きだった。

鴨の薫製は、キンと冷たくて、冷凍保存されてたよう。ハムっぽい食感で、ほんのり薫製っぽいにおいが香る。きゅうり、レタス、玉ねぎと合わさって、サラダ感覚で食べられた。


 天ざるそば ¥1360

天ざるそばは、刻みのりのトッピングされてた薄茶色のそばは、3〜4mmとやや太さにばらつきがあって、若干粉っぽさ&堅めの食感のそばだった。天ぷらは、海老天2ヶ、インゲン2ヶ、ピーマン、さつまいもの盛り合わせで、厚すぎない衣でカラッと揚げてあって、そばつゆ、薬味(大根おろし、ねぎ)、茶碗蒸しが付いてた。


 そば湯

平日が、店内には店主夫妻でけで切り盛りしてた。若夫婦は、休日とかに店の手伝いをしてるのかも。

長閑な地域にある蕎麦店。こんなところにも足利の一茶庵の系列の蕎麦があるとは驚き。田舎の普通のお家を訪れたような雰囲気で手打ち蕎麦が食べられる店。

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■禅味そば処『やまひら』
 茨城県取手市高須1056-9

 電話:0297-83-6885
 営業時間:
   11:30~20:30
 定休日:火曜日