茨城県取手市のラーメン店。店主は洋食出身で、ネットで評判の店。

藤代駅の500m西にあり、カスミ藤代店から100m取手よりにある。2004年頃のオープン。

建物東側のビルの谷間風の狭い空き地が、1〜2台分の駐車場スペースのよう≫人気blogランキング



取手市役所藤代庁舎の向い側の4階建てビル(マンション)の1階にあるテナントの1つ(いちばん東側の店)。

前を通りかかっても、店はあまり目立たない。



間口2間半程のこぢんまりコンパクトな店で、店頭にメニューが掲示されてた。



店内は縦長の長方形型で、左手奥が縦に細長い厨房になってて、それ面してL字のカウンター席(10席)があった。右の壁際に、待ち客用の席があった。

壁が白&腰板張りの店内は、赤茶系のカウンターに座面が緑色の椅子が配置され、チェーン店のような安っぽい派手さはなく、落ち着いた雰囲気。

厨房では、50代位の男性が1人で調理&接客をしてた。洋風調理着&白い長靴姿のこの男性、彫りの深い時代劇俳優のような風貌で、テレビでみたことがあるような気がした。

 

メニューから、中華そば¥650、ベーコンキャベツタンメン¥700に決めて、カウンター越しに注文。店主は、作業中の手を止めて、こちらを向いて注文を受けた。

厨房の壁際に、入口側から、麺茹で用大鍋(深ざる7つが入ってる)、コンロ、スープ用寸胴(大)と並び、通路を間に、カウンター内側には、調理台(下は冷蔵庫のよう)、流し台があり、厨房奥には大きな冷蔵庫があった。

店主は、注文受けると、注文受けた早いもの順に、2〜3人分づつのラーメンを作り始めた。待ちながら、店主の丁寧な調理をじっと見た。

調理台に人数分の丼を置き(どのラーメンも同じ丼)、麺茹で用大鍋のお湯を注いで丼を温める。お湯を捨てた後、丼に、各ラーメンに合わせて調味料を入れていく。

醤油ダレ、節系粉末、カレー粉、水溶き片栗粉風の白い水溶液(マグカップに入ってる)、ラード風の固まり、等など、調理台の上には、大小のタッパーにいろんな調味料が準備されてた。

それと同時進行に、麺の準備をしていく。麺茹で用大鍋の脇に置かれた、木のヘギには、2種(太麺、中麺)の麺が用意されてた。太麺も中太も、通常用の1玉に、ビニール袋に入った予備用の麺から取り出した数本を加えてて、これが1人前となる。1人前の量は、製麺所の1玉よりも多いみたい。

太麺と中麺のラーメンを同時に作る時には、先に、麺茹で鍋の中の深ざるに太麺を投入、菜箸でかき混ぜた後、タイマーをセット。数分の後、中麺を投入という風に時間差で、麺を茹でてた(太麺の茹で時間は約6分、中麺は約3分だった)。また、麺を茹でながら、もやし、キャベツ&ベーコン(タンメン用)を別の深ざるで茹でてた。

麺が茹で上がるタイミングを見計らって、コンロの上の、深鍋から、調味料の入った丼にスープを注ぎ、その後、湯切りした麺を入れ、もやし、長ネギ、水菜などの具材をトッピングして、仕上げていく。

味噌ラーメンは、取り出した雪平鍋に味噌とスープを入れ、コンロで味噌を溶かしながら温めた後、丼に注いでた。

これらの作業を、慣れた様子で黙々と行ってた。

調理作業が一段落した時には、スープ用の大きな寸胴を、長い棒で撹拌し、その後、ここから、コンロ上の深鍋に白濁したスープを移してた。


中華そば ¥650

・麺…ストレート中麺
・スープ…醤油色濃いめ、油分中〜やや多、魚粉浮く
・具…焼豚、もやし、メンマ、長ネギ、水菜、
   のり(4つ切り)、人参

中華そばは、醤油色のやや濃い、若干ぽったり感のあるスープで、パウダー状の魚粉が多めに浮遊し、魚介類の風味濃厚だった。魚粉には、さば節などが使ってあるとのことで、かつおより、風味が庶民的。

麺は、ほぼストレートの中麺。ぬめりっぽい滑らかな口あたりで、噛むともっちりとした弾力があって、存在感のあるスープとのバランスが良かった。

スープの味は濃いめながら、茹でもやしなどによって、くどさなく食べられる。長ネギ、水菜、人参(みじん切り)のトッピングは、ラーメンらしからぬ彩りを添えてて、洋食出身のためかも。煮豚タイプのチャーシューは、柔らかすぎず、肉らしい食感だった。


ベーコンキャベツタンメン ¥700

・麺…ストレート太麺
・スープ…白濁、油分中〜やや多め
・具…キャベツ、もやし、ベーコン、トマト
   長ネギ、水菜、のり(4つ切り)、人参

ベーコンキャベツタンメンは、ストレート太麺、白濁スープの上に、軽く茹でてから炒めた野菜(もやし、キャベツ、ベーコン)が載ってた。

スープ表面には、スープ自体の油分+うっすら黄色いバターも浮いてて、軽めのバターラーメン風に仕上がってた。

野菜は、軽く茹でた後、フライパンに移して炒めてたのには驚いたが、しんなりとシャキッとの間の食感で、生トマトの存在もあって、コクがあるのに、くどすぎないタンメンに仕上がってた。

周囲の客は、どのラーメンも、のり玉で注文してる人が多かったので、再訪。すると、厨房では、店主と一緒に30代位の女性が働いてて(店主と面立ちが少し似てて、娘さん?)、待ち席端のテーブルでは、身内らしい小学生っぽい女の子2人が、顔を寄せ合って何やら勉強or遊びながら待ってる様子で、この日は家族経営っぽい雰囲気だった。

店内が整ってて、かわいい小物(会計のプレートなど)が置かれ、カウンターに準備されてるレンゲの上に、ハンカチ風の布が掛かってる、など男所帯じゃない雰囲気があちらこちらに漂ってるのは、このためかも。


塩そば ¥650

・麺…ストレート中麺
・スープ…白濁、油分中
・具…焼豚、もやし、メンマ、長ネギ、水菜、
   のり(4つ切り)、人参

塩そばは、若干ぽったり感のある白濁スープ+弾力のあるストレート中麺。シンプルなのに、奥行きが感じられる、まろやかで食べやすい塩ラーメンだった。


カレー風味中華そば ¥750

・麺…ストレート太麺
・スープ…黄色帯びた醤油色、油分中〜やや多、魚粉
・具…焼豚、もやし、メンマ、長ネギ、水菜、
   クルトン、のり(4つ切り)、人参

カレー風味中華そばは、通常の中華そばに、自家製ブレンドらしいカレー粉を大さじ1杯弱加えてた。

ほんのり黄色かかってる位で、見た目には、カレーラーメンには見えないが、スープを口に含むと、魚粉と一緒にカレーの風味とぴりっとした辛さが感じられる。トッピングの1〜1.5cm大の自家製クルトンが、最初はカリッと、その後はスープと馴染んで、ラーメンの個性を引き立て、もっちりとした太麺との相性がよかった。


味噌のり玉 ¥800

・麺…ストレート太麺
・スープ…油分多め、背脂あり、魚粉
・具…焼豚、もやし、メンマ、半熟煮玉子1ヶ、長ネギ、
   水菜、のり(4つ切り×5)、人参

味噌のり玉は、背脂が多めに浮いた、ちょっと濃い味で、こってり系のラーメンが好きな人に向きそう。

のり玉とは、半熟煮玉子1ヶ+のり4枚が追加されてるラーメン。半熟煮玉子は卵黄がとろりと流れるちょうど良い半熟加減で、各々単品で追加するより、¥50お得。


鎌倉山つけめん ¥750

・麺…ストレート太麺、刻みのり
・つけ汁…酸味強、甘みなし、魚粉、白ごま
・具…焼豚、メンマ、かまぼこ、長ネギ、水菜、
   人参

鎌倉山つけめんは、酸味の強いつけ汁に、ストレート太麺、別盛りされた具が添えてあった。

弾力のある太麺が、つけ汁の酸味に負けてないので、酸っぱいのが好きな人にはよさそう。ここの太麺は、温かくても、冷たくてものどごしがいい。


(左)チャーシューネギ丼 ¥250
(右)自家製チャーシューと水菜ピラフ(小)¥250

ピラフとチャーシューネギ丼は、ラーメンと平行してコンロのところで、フライパンでちゃんと炒めて作ってて、作りたてで香ばしかった。

ピラフは、コンロの上の熱したフライパンに、バター(マーガリン?)を入れ、予め冷凍してあったバターライス、刻んだチャーシューなどを入れて、リズミカルに慣れた様子で炒めてた。

チャーシューネギ丼は、フライパンで刻んだチャーシューを炒め、これを小丼によそった白いごはんの上に載せ、仕上げに長ネギ、水菜、人参(みじん切り)、刻みのりをトッピングしてた。

麺の質は良く、スープは丁寧に作ってある。功利のための無駄な虚飾がなく、サイドメニューの丼も値段の割にボリュームたっぷりで、しっかり食べたい人向き。さばぶしがエッセンスに聞いてて、庶民的な魚風味が男性などに受けそう。量的にも質的にも充実していて、満足感が高い。久しぶりに、おすすめ度は、7.2としよう。

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■『麺屋 鎌倉山』
 茨城県取手市藤代678-1
 電話:0297-82-5573
 営業時間:11:30~15:00
      18:00~21:00
(スープがなくなり次第終了)
 定休日:火曜日