茨城県の牛久駅の中にある店。お手頃価格のランチがあり、地ビールなども飲める。

「日本のワイン王」との異名を持つ、神谷傳兵衛(=かみやでんべい、1856-1922)が造った日本初の本格的ワイナリー『シャトーカミヤ』の直営店。

ドラマの撮影にも使われてる『シャトーカミヤ』には親近感があったので立ち寄った≫人気blogランキング



牛久駅の改札を出ると、右前方に『ハースブラウン』というベーカリーがある。その脇の通路の奥に店がある。

 

通路の入り口に、看板&メニューが出てた。

店までの通路は、雑貨店と、UFOキャッチャーとプリクラに挟まれてて、ちょっと侘しい雰囲気で、この先に飲食店があるとはとうてい思えない。



正面に扉のない入口が2つあり、左手の入口から入ると、棚にワイン、日本酒、ブランデーケーキなどの商品が並んてて、シャトーカミヤのお土産ショップになってた。



店内でつながってるので、どっちから入ってもほとんど同じだが、右手の入口から中に入ると、正面にレジがあり、その奥が厨房になってる。入って右手に2〜4人のテーブル席で計約20人分くらいの客席があった。

レジ近くにいた、40代位の接客係の男性にいらっしょいませと迎えられて、レジ右手にある客席の空いてる席に座った。

窓のない店内には、ガーデン風の椅子&テーブルが置かれてて、一見さびれてるようだが、レジ台がワイン樽だったり照明に葡萄の蔓が絡めてあったり、大正、昭和初期のダンスホールを連想させるようなレトロな雰囲気の造り。

お昼時間だったが、50代以上の女性や男性の1人や2人連れなどで、席はほとんどいっぱいだった。



 

メニューから、日替わり駅ビル弁当¥800と特製ビーフシチュー¥900を注文した。どれもドリンク付き。

あまり待たずに、料理が運ばれてきた。

■ランチ

日替わり駅ビル弁当 ¥800

駅ビル弁当は、3つに仕切られた長方形のお弁当箱に、さわらの西京焼&れんこんはさみ揚げ、常備菜&漬物4品(春雨和え、しば漬け、煮豆、玉子焼)、サラダが盛り合わせになってて、これに、ごはん、みそ汁が付いてて、品数の多い、結構ボリュームのある内容だった。ドリンク付きなので、お得なランチ。



特製ビーフシチュー ¥900

先にサラダが運ばれてきてから、ビーフシチューとライスが運ばれてきた。

ビーフシチューは、苦みのない滑らかなデミグラスソースの中に、2cm前後位の牛肉がいくつか入っていて肉好きの男性も満足できそう。固形野菜の姿はなく、シンプル仕立てではあるが、まろやかな味わいだった。高値のビーフシチューがこんな手頃な価格で味わえたのはうれしかった。




ランチドリンク&デザート

食後、ドリンク(コーヒーor紅茶)とミニデザートが付いてた。駅ビル弁当のデザートは、ゼリー&ブランデーケーキの2種盛りだった。メニューにはデザート付きと書いてなかったようだが、優雅なランチが楽しめた。


 

テーブル上には、シャトーカミヤ内のブルワリーで造られてる地ビール(ヘレス、ピルスナー、デュンケルの3種で各グラス¥300、中ジョッキ¥500)のメニューが置かれてた。

地ビールは、缶ですら普通のビールより値段がうんと高いのが常識なのに、ここのは中ジョッキでたった¥500!しかも、作りたての工場直送とあっては、ビール好きの私としては見逃すことができない。…ということで、迷わず夜に再訪。

■晩酌セット
 

入口に掲示されてた、ドリンク(地ビール中ジョッキor日本酒orロゼワインのデカンタ)+料理1品(13種の料理から選べる)がセットになってる晩酌セット¥850を注文した。

地ビールに料理1品が付いてて、ラーメンと同じような値段なんて、ちょっと驚き。

ただし、晩酌セットは1人1回のみの注文とのこと。その後は、地ビール中ジョッキ¥500、料理は¥500で追加注文するというシステム。


シャトーの地ビール(左)へレス
         (右)デュンケル

地ビールは、3種から、ヘレス、デュンケルで注文した。

3種とも、国際ビール大賞で受賞歴のあるビールとのこと。ヘレスは苦みが抑制されててマイルドで飲みやすく、デュンケルは、濃いめの焙煎による、コクと香ばしさが特徴のビールだった。

晩酌セットの料理は、13種から選べた。ビールを飲んだ勢いで、いろいろ注文してしまった。

 
(左)ソーセージ盛合わせ
(右)牛タタキマリネ風サラダ

ソーセージ盛り合わせは、バジル風味など、数種のソーセージが盛り合わせになってて、粒マスタード、生野菜が添えられてた。ソーセージは今まで苦手だったが、なぜかここのは食べられた。種類も量もたっぷりめで、これで500円とはお得な感じ。

牛タタキマリネ風サラダは、薄くスライスした牛タタキの上に、揚ニンニクがトッピングされてて、サラダ風ドレッシングがかかってて、生野菜が添えてあった。牛タタキは脂身が少ない部位だったので、ヘルシーにサラダ感覚で食べられた。

 
(左)豚のあぶり焼き
(右)たこ唐&チーズカリカリ揚げ

豚のあぶり焼きは、甘めの味付けの豚バラ叉焼が、少し厚めにスライスしてあって、マスタード、生野菜が添えてある。ラーメン店の焼豚とは違って、豚肉が加熱しすぎてなくて、肉らしい弾力があって、ありがちだけどなかなかない1品。ボリュームもたっぷりめで、2人分くらいはあった。

たこ唐&チーズカリカリ揚げは、適度に下味の付いてるタコがカラッと熱々に揚がってて、チーズはミニサイズながら、衣がカラッと、中がトロリとしてて、ビールとの相性抜群だった。

 
(左)揚げ物盛り合わせ
(右)やわらかイカ焼き

揚げ物盛り合わせは、れんこんはさみ揚げ、ころっけ、梅肉入り鶏肉シソ揚げの3種が熱々の盛り合わせになってた。

やわらかイカ焼きは、一夜干しのイカが軽く炙ってあって、生イカより味に深みがあるのに、みずみずしさも感じられて、知る人ぞ知る酒の肴。自宅で調理すれば、丸まったりして、焼くにも、切るのもひと手間かかりので、ここなら、気楽に食べられる。


上海風やきそば

上海風やきそばは、麺と具(豚肉、しいたけ、野菜)がオイスター風味のソースであえてある焼きそばだった。


おすすめ単品メニュー
 (左)枝豆
 (中)なたわり
 (右)ホッキ貝サラダ  各¥300

おすすめ単品メニューは、つきだし風のおつまみで4種あった。

なたわりは、縦割りにした大根の漬物でポリポリとした歯ごたえが和風で、ホッキ貝サラダは、ホッキ貝がマヨネーズで和えてあるボリュームいっぱいのサラダだった。


(左)電気ブラン+チェイサー  
(右)冷詰ロゼワイン

晩酌セットを頼むと、わずか¥150をプラスするだけで、冷詰ロゼワイン、または電気ブランが飲める。

電気ブランは、チェイサーとともに運ばれてきた。
口に含むと、チリチリする位、アルコール濃度は高く、柔らかい甘味に大正ロマンが感じられる、そんな味だった。ビール一杯だけだと物足りない人は、これを飲むとたった千円でしっかり酔える。

冷詰ロゼワインは、まろやか&豊かな味わいで、全く酸味なく、ワインを知り尽くした店ならではの保存のよさが感じられた。


(左)日本酒富貴特別純米 ¥600
(右)白ワイン  ¥500

勢いで、日本酒と白ワインも注文してしまった。

日本酒はます酒で、桝にもかなり日本酒が入っててたっぷり飲めた。白ワインはすっきりした味わい。


(右)電気ブランハイボール ¥450

電気ブランハイボールは、浅草の神谷バーでも出しているカクテルとのこと。背の高いグラスに、電気ブランの炭酸割りが入ってて、グラスの縁にオレンジが添えてあった。飲む時に、鼻からオレンジの香りが自然に入ってくる、さわやかなハイボールだった。

全く目立たない場所にあるし、晩酌セットなど、システムも些かわかりにくいが、駅ビル内という、便利な場所にあって、国際ビール大賞で賞を取ってる地ビールが、こんな手頃な価格で味わえるとは感動した。会社帰りに毎日でも立ち寄りたい店。時間つぶしや待ち合わせにも使えそう。さらに、料理は、ありきたりに見えるが、質の良さが感じられ、ボリュームもたっぷり。ランチもいいが、晩酌セットなど、夜に飲む場所として、おすすめ度は、7.4。

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 ■『シャトーカミヤ』牛久駅ビル店
 茨城県牛久市牛久町282
 電話:029-871-7019
 営業時間:月〜金…10:00〜21:00
      土日祝…10:00〜20:00
      ランチ…11:30〜14:30