茨城県桜川市真壁町の蕎麦店。

「真壁のひなまつり」に行ったら、暖かかったためか見物客が多かった。ふと見ると、そば屋があるのに気づいたので入った。

店頭に2台の駐車場があり、柱を間に2つ並ぶ1間幅の引き戸があり、それを跨がるように暖簾がかかってた≫人気blogランキング



真壁町には、江戸時代〜昭和中期の建造物が多く残り、100余りの見世蔵、土蔵、門、家屋などの国の文化登録材がある。この古い町並みを見に来る人をもてなそうと、住民の有志が家で保有している新旧の雛人形を自宅やお店などで飾るようになったのが、「真壁のひなまつり」の始まり。



平成15年から始め、テレビなどでも採り上げられ、来訪者、雛人形を飾る軒数ともに増え(今年は191軒)に増え、年々華やかさを増してる。

 

マップが載ってるちらしが、あちこちに置かれていた。マップは上が北ではなく、ちょっと見づらい。飲食店や土産物店ものせれば、もっと良いような気もする。

 

いちばん左側の戸を開けて、そば店に入った。中は、8人用テーブル席(4人用のテーブル席が縦にくっつけてある)を中央に、左右の壁寄りに4人用×2つづつが配置され、奥が厨房になってた、左右どちらの引き戸からも入れるようになってた。

天井、壁が板張りの店内は、昭和30年代の雰囲気で、厨房前のカウンターには、現役らしい台付き黒電話が置かれてた。

壁にはメニューの他、地域の商店のものらしきカレンダーが貼られてて、数えたら16個もあった

厨房では、40代位の店主らしき男性が働いてて、客席側では店主の奥さんらしき女性が注文をとるなど接客を担当してた。





メニューを見ると、かなりお手頃価格。18種程あるメニューから、けんちんそば¥750、天とりそば¥550、カレーうどん¥500を注文(メニューの下段の金額は、大盛りの価格)。天カレーという珍しいメニューもあった。

昼時のためか、店内はひなまつりを見に来てた人たちで混み合ってた。

外からエプロン姿の女性が、入口引戸をのぞきこみつつ小さく開けると、”○○ちゃーん”と店主奥さんに呼びかけて、もりそば2つに注文して去った。少しすると別のエプロン姿の女性が、天カレー2つを注文しに来てた。近所の人がこうやって出前の注文に来てるよう。

あまり待たずに、そばが運ばれてきた。


 天とりそば ¥550

あまり見かけないメニューの天とりそばは、レトロな丼に、かき揚げ+鶏肉の載ったそばが、縁ぎりぎりまでたっぷりめに入ってた。きれいにスライスされた長ねぎが添えてあった。

つゆは、関東風にやや濃い色だが、塩分は強くなく、甘すぎず食べやすい味。そばは、4mm幅ほどの機械打ちのそばで、やや柔らかめながら、熱に負けて、切れたりすることなく、伸びやかな食感で味わえた。

かき揚げは、玉ねぎ、にんじん、桜えび入りので、そばつゆをたっぷりめに含みながら、つゆ、そばと馴染んでた。鶏肉(胸肉?)は、脂身の少ない部分で、パサ付きなく柔らかくて鶏肉らしい味わい。お手頃価格なのに、男性客も満足できる肉のボリューム。


 けんちんそば ¥750

けんちんそばは、天ざる、上天ぷらと並ぶ、この店の最も高価格の品(といっても750円)。

具(大根、にんじん、ごぼう、里芋、さつまげ、豚肉)がたっぷり入ってて、ボリュームがあって、根菜類のせいか身体が温まった。茨城の特産メニューだけある。


 カレーうどん ¥500

カレーうどんは、ほんのりトロミのあるルー(つゆ?)の中に、中細タイプのもので、少しやわらかめのうどんが入ってた。

ルー(つゆ?)は自家製らしい香ばしさの中に、ピリッと辛さが効いてて、長ねぎ、鳥肉というシンプルな具で作ってあって、見た目よりあっさり、大人向きの味になってた。

水がなかなか運ばれてこなかったので、セルフサービスかと思ってしまうほどで、来客はほとんどが近所の人という、地元密着店で、初めて来る客には慣れていない感じ。ひなまつりを観るのには便利な場所にあり、ノスタルジックな雰囲気で、お手頃価格で内容は充実している。真壁町に行ったら立ち寄ると面白い店。

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 ■『丸三そば』
  茨城県桜川市真壁町真壁272-7
  電話:0296-55-0040