2009年04月23日
辻口博啓美術館 LE MUSEE DE H(ル ミュゼ ドゥ アッシュ)@七尾

能登の和倉温泉にある、地元出身のパティシエ辻口博啓氏の美術館。
スイーツ&ギフトが購入できて、併設されたカフェでオリジナルスイーツが味わえる。
加賀屋が創業100周年記念として七尾市の活性化のため、漆工芸家:角偉三郎氏(かどいさぶろう、1940-2005)の美術館に併設して、2006年オープンした≫人気blogランキング
辻口氏は、石川県七尾市に和菓子屋『紅屋』の三代目として生まれた。高校卒業後上京し、洋菓子店で修行しながら、1990年「全国洋菓子技術 コンクール」で最年少優勝。1995年「クープ・ド・フランス インターナショナル杯」で優勝、1997年「クープ・ド・モンド」優勝(アメ細工部門個人最高点を獲得)し、国際的に有名なパティシエとなった。
1998年にオーナーシェフとして『モンサンク レール』(自由が丘)をオープン。2002年には「自由が丘ロール屋」をオープンする傍ら、「ヘーゼルナッツ国際大会」で総合優勝。
2003年からは、19年前に閉店した生家の和菓子店「紅屋」を「和楽紅屋」という和スイーツの店として玉川高島屋に復活するなど、創作の場をさらに広げ、現在では「和をもって世界を制す」をコンセプトに、テーマの異なる10店舗を束ねつつ、プロデュースや企業とのコラボなど多方面に進出。従来の「パティシエ」の概念を大きく打ち破り、菓子道を邁進してる。

加賀屋の正面玄関から150m程北東の三角屋根の9階建てマンションにある。
加賀屋からは、湾沿いの道や駐車場を、潮風に吹かれながらぶらぶら歩いていった。

マンション1〜2階の黒い外壁で覆われてるところが美術館になってた。
パティシエの美術館…、から想像してた姿とは違う建物だったが、外壁にスタイリッシュなシルバーの看板っぽいプレートが2枚出てて、上:角偉三郎美術館、下:辻口博啓美術館と表示されてた。
入口脇の案内を見ながら、館内に入った。

入ると、2階まで吹き抜けになった天井高の真っ暗な通路がまっすぐ伸びてた。
前方に見える光りの方へと進んで行くと、正面突き当たりが七尾湾が見渡せる大きな窓を一辺とした、長方形型の空間になってて、ゆったりとしたテイクアウト&ギフトコーナー(パティスリーブティック)とその奥にカフェコーナーが併設されてた。

黒&シルバーの素材を用いて、無彩色、無機的に造られた店内は、窓から見える七尾湾の眺め、彩り豊かなケーキの色彩が、コントラストを描くように映えてて、洗練された雰囲気。奥の壁に、ケーキのデッサンが描かれてるのも、美術館らしい。
先に美術館を見学をすることにして、今通ってきた通路まで戻り、通路右手奥の一画にあるコンパクトな受付で女性スタッフに入場券を渡して、先導されて開けられた大きな扉の中へと入った(入場券は加賀屋の宿泊に付いてた)。

扉を入ると、(冷房が効いてて、照明を落としてある)、暗くて冷たい横長の長方形型の空間になっていて、正面の壁にははめ込まれたクリスタルキャンパスLEDで幻想的に照らし出されてて、左右の壁際に、オブジェ風のシュークルダール(砂糖の芸術)が展示してあった。

ここを通り抜けて、先に進むと通路〜2階の角偉三郎氏の温もりのある漆工芸の作品が展示してあった。
思ってたより小規模だが、能登の自然の中で培われたジャンルの異なる作品が見れたのでよかった。

美術館を見学した後は、お菓子販売コーナー&カフェコーナーへと戻った。



カフェコーナーは、女性グループなどで混雑してた。ショーケースに並んだケーキを買って帰ることにした。

(上)左から セゾンドガトー ¥500
ソレイユ ¥550
セラヴィ ¥550
(中) 能登ミルプリン ¥350
(下)左から マッチャ ¥520
さくらロール ¥450
スフレフロマージュ ¥420
■ソレイユ
オレンジ色の艶やかな半球形のケーキ。
アールグレイのスポンジの上に、生クリームをのせ
かぼちゃのムースで包み、表面を酸味のある
オレンジの薄い層でコーティング。
てっぺんに、レール状のチョコ、外周に、アールグレー
のマシュマロが飾ってある。
アールグレーの気品ある香りに、かぼちゃのやさしい
風味、オレンジの酸味がアクセントになってる。
■能登ミルクプリン
表面の5mm程の生クロームの下には、遺伝子組み換え
飼料を使っていない能登牛のミルクで作った滑らかな
プリン層がある。
濃厚なのに、すっきりしてて食べやすい。
■さくらロール
やさしいピンク色のロールケーキ。
ふんわりとしたスポンジに、カスタードクリームを薄く
塗り、生クリームを載せて巻いてある。
生クリームは、塩が振りかけてあり、細かめのチョコ、
オレンジ、が混じってる。
塩味がほんのりと効いてて桜餅の味がした。
■マッチャ
薄いスポンジ層に、大粒の小豆の入ったホワイトチョコ
レートクリームを載せ、抹茶のムースで包んである。
上には、生クリーム+抹茶マカロンがトッピングされ
てる。
抹茶ムースは、米粉っぽいものでコーティングされて
て、ベトつかず、さらさら乾いた感触。
甘さの中に、抹茶の濃厚な渋み&コクが感じられる。

(上)左から バルケットフリュイ ¥500
フレ ¥550
(下)左から クラシックショコラ ¥450
エクレールショコラ ¥420
リ・カッチキ ¥500
■エクレールショコラ
細くて小さめサイズのエクレア。
シュー皮はココアを入れたチョコ生地で出来てて、空気
感少なく堅め。
中央の切り込みの中に、能登ミルクで作ったカスタード
クリームを入れ、生クリームとスライスアーモンドを
載せ、チョコレートでデコレーションしてある。
シュークリームらしい、ふんわり感はないが、密度の
ある大人のエクレアの感じ。
■リ・カッチキ
スポンジ層の上に、2種(アプリコット、地元産の
活地気米)のムースが載ってる、3層構造のケーキ。
真ん中のムース層には、アプリコット果肉が混じってて
ムースの滑らかな弾力の中に、アプリコットのさわや
かな酸味が感じられる。

能登ミルク ¥220
能登ミルクは、200mlで220円とちょっと高いが、遺伝子組み換え飼料を用いない能登の牛からしぼった牛乳で、冬場は乳脂肪分が約4.0になる。乳臭くなく、クセなく、コクがあるのにすっきりとしてて、あっという間に飲み干してしまった。
店内では、この牛乳で作ったプリン:能登ミルクプリン、チーズケーキ:能登ミルクフロマージュが販売されてた。

ケーク・オランジュ(大)¥900
お土産用に、購入したケーク・オランジュ(大)¥900と、金沢バームクーヘン¥1600。
ケーク・オランジュは、長さ10cm程の半円柱形のケーキ。しっとり油分のある生地の中には、オレンジピールが混じってて、ほんのりオレンジ&洋酒の香りがする。


金澤バウムクーヘン ¥1680
金澤バウムクーヘンは、直径13cm程で、2週間程日持ちがするので、お土産にぴったり。
年輪状の各層は薄めで、油分がやや多めでしっとりしてる。外周に塗られてるフォンダンは、粉砂糖っぽく粉粉してて、和風なバームクーヘン。
ル ミュゼ ドゥ アッシュのケーキは、甘さ抑えめのふんわりとしたケーキではなく、しっかりした甘さのある小ぶりなケーキで、抹茶やゴマなど、和風の素材だけでなく、和菓子の色彩や技術を取り入れて作ってある季節感のあるケーキで、セレブやブランド志向の女性中心に人気があるのもうなずける。
加賀屋とのコラボ、石川県立美術館とのコラボなど、幅広く活動してるため、辻口シェフの手作り感はあまりないが、華やかで小ぶりなケーキに、濃い緑茶や濃いめのコーヒーを添えれば、至福のティータイムを過ごせる。小ぶりなので、ついたくさん食べちゃいそう。
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■辻口博啓(つじぐち ひろのぶ)美術館
『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』
石川県七尾市和倉町ワ部65-1
電話:0767-62-4002
営業時間:美術館…8:00〜17:00
カフェ…9:00〜19:00(LO18:00)
生ケーキ販売…10:00〜
定休日:無休
1998年にオーナーシェフとして『モンサンク レール』(自由が丘)をオープン。2002年には「自由が丘ロール屋」をオープンする傍ら、「ヘーゼルナッツ国際大会」で総合優勝。
2003年からは、19年前に閉店した生家の和菓子店「紅屋」を「和楽紅屋」という和スイーツの店として玉川高島屋に復活するなど、創作の場をさらに広げ、現在では「和をもって世界を制す」をコンセプトに、テーマの異なる10店舗を束ねつつ、プロデュースや企業とのコラボなど多方面に進出。従来の「パティシエ」の概念を大きく打ち破り、菓子道を邁進してる。

加賀屋の正面玄関から150m程北東の三角屋根の9階建てマンションにある。
加賀屋からは、湾沿いの道や駐車場を、潮風に吹かれながらぶらぶら歩いていった。

マンション1〜2階の黒い外壁で覆われてるところが美術館になってた。
パティシエの美術館…、から想像してた姿とは違う建物だったが、外壁にスタイリッシュなシルバーの看板っぽいプレートが2枚出てて、上:角偉三郎美術館、下:辻口博啓美術館と表示されてた。
入口脇の案内を見ながら、館内に入った。

入ると、2階まで吹き抜けになった天井高の真っ暗な通路がまっすぐ伸びてた。
前方に見える光りの方へと進んで行くと、正面突き当たりが七尾湾が見渡せる大きな窓を一辺とした、長方形型の空間になってて、ゆったりとしたテイクアウト&ギフトコーナー(パティスリーブティック)とその奥にカフェコーナーが併設されてた。

黒&シルバーの素材を用いて、無彩色、無機的に造られた店内は、窓から見える七尾湾の眺め、彩り豊かなケーキの色彩が、コントラストを描くように映えてて、洗練された雰囲気。奥の壁に、ケーキのデッサンが描かれてるのも、美術館らしい。
先に美術館を見学をすることにして、今通ってきた通路まで戻り、通路右手奥の一画にあるコンパクトな受付で女性スタッフに入場券を渡して、先導されて開けられた大きな扉の中へと入った(入場券は加賀屋の宿泊に付いてた)。

扉を入ると、(冷房が効いてて、照明を落としてある)、暗くて冷たい横長の長方形型の空間になっていて、正面の壁にははめ込まれたクリスタルキャンパスLEDで幻想的に照らし出されてて、左右の壁際に、オブジェ風のシュークルダール(砂糖の芸術)が展示してあった。

ここを通り抜けて、先に進むと通路〜2階の角偉三郎氏の温もりのある漆工芸の作品が展示してあった。
思ってたより小規模だが、能登の自然の中で培われたジャンルの異なる作品が見れたのでよかった。

美術館を見学した後は、お菓子販売コーナー&カフェコーナーへと戻った。



カフェコーナーは、女性グループなどで混雑してた。ショーケースに並んだケーキを買って帰ることにした。

(上)左から セゾンドガトー ¥500
ソレイユ ¥550
セラヴィ ¥550
(中) 能登ミルプリン ¥350
(下)左から マッチャ ¥520
さくらロール ¥450
スフレフロマージュ ¥420
■ソレイユ
オレンジ色の艶やかな半球形のケーキ。
アールグレイのスポンジの上に、生クリームをのせ
かぼちゃのムースで包み、表面を酸味のある
オレンジの薄い層でコーティング。
てっぺんに、レール状のチョコ、外周に、アールグレー
のマシュマロが飾ってある。
アールグレーの気品ある香りに、かぼちゃのやさしい
風味、オレンジの酸味がアクセントになってる。
■能登ミルクプリン
表面の5mm程の生クロームの下には、遺伝子組み換え
飼料を使っていない能登牛のミルクで作った滑らかな
プリン層がある。
濃厚なのに、すっきりしてて食べやすい。
■さくらロール
やさしいピンク色のロールケーキ。
ふんわりとしたスポンジに、カスタードクリームを薄く
塗り、生クリームを載せて巻いてある。
生クリームは、塩が振りかけてあり、細かめのチョコ、
オレンジ、が混じってる。
塩味がほんのりと効いてて桜餅の味がした。
■マッチャ
薄いスポンジ層に、大粒の小豆の入ったホワイトチョコ
レートクリームを載せ、抹茶のムースで包んである。
上には、生クリーム+抹茶マカロンがトッピングされ
てる。
抹茶ムースは、米粉っぽいものでコーティングされて
て、ベトつかず、さらさら乾いた感触。
甘さの中に、抹茶の濃厚な渋み&コクが感じられる。

(上)左から バルケットフリュイ ¥500
フレ ¥550
(下)左から クラシックショコラ ¥450
エクレールショコラ ¥420
リ・カッチキ ¥500
■エクレールショコラ
細くて小さめサイズのエクレア。
シュー皮はココアを入れたチョコ生地で出来てて、空気
感少なく堅め。
中央の切り込みの中に、能登ミルクで作ったカスタード
クリームを入れ、生クリームとスライスアーモンドを
載せ、チョコレートでデコレーションしてある。
シュークリームらしい、ふんわり感はないが、密度の
ある大人のエクレアの感じ。
■リ・カッチキ
スポンジ層の上に、2種(アプリコット、地元産の
活地気米)のムースが載ってる、3層構造のケーキ。
真ん中のムース層には、アプリコット果肉が混じってて
ムースの滑らかな弾力の中に、アプリコットのさわや
かな酸味が感じられる。

能登ミルク ¥220
能登ミルクは、200mlで220円とちょっと高いが、遺伝子組み換え飼料を用いない能登の牛からしぼった牛乳で、冬場は乳脂肪分が約4.0になる。乳臭くなく、クセなく、コクがあるのにすっきりとしてて、あっという間に飲み干してしまった。
店内では、この牛乳で作ったプリン:能登ミルクプリン、チーズケーキ:能登ミルクフロマージュが販売されてた。

ケーク・オランジュ(大)¥900
お土産用に、購入したケーク・オランジュ(大)¥900と、金沢バームクーヘン¥1600。
ケーク・オランジュは、長さ10cm程の半円柱形のケーキ。しっとり油分のある生地の中には、オレンジピールが混じってて、ほんのりオレンジ&洋酒の香りがする。


金澤バウムクーヘン ¥1680
金澤バウムクーヘンは、直径13cm程で、2週間程日持ちがするので、お土産にぴったり。
年輪状の各層は薄めで、油分がやや多めでしっとりしてる。外周に塗られてるフォンダンは、粉砂糖っぽく粉粉してて、和風なバームクーヘン。
ル ミュゼ ドゥ アッシュのケーキは、甘さ抑えめのふんわりとしたケーキではなく、しっかりした甘さのある小ぶりなケーキで、抹茶やゴマなど、和風の素材だけでなく、和菓子の色彩や技術を取り入れて作ってある季節感のあるケーキで、セレブやブランド志向の女性中心に人気があるのもうなずける。
加賀屋とのコラボ、石川県立美術館とのコラボなど、幅広く活動してるため、辻口シェフの手作り感はあまりないが、華やかで小ぶりなケーキに、濃い緑茶や濃いめのコーヒーを添えれば、至福のティータイムを過ごせる。小ぶりなので、ついたくさん食べちゃいそう。
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■辻口博啓(つじぐち ひろのぶ)美術館
『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』
石川県七尾市和倉町ワ部65-1
電話:0767-62-4002
営業時間:美術館…8:00〜17:00
カフェ…9:00〜19:00(LO18:00)
生ケーキ販売…10:00〜
定休日:無休