ブログネタ
てごろな値段でうまいお店♪ に参加中!


新潟市古町にある和食店。昭和31年創業。

「わっぱ飯」とは、わっぱという木の弁当箱(5mm厚位の杉の板を曲げ加工して作ってある弁当箱)にごはんを入れ、肉や魚介類を載せて蒸した料理。先代店主が昭和27年に考案し、登録商標にした。

現代のように温かい料理がなかった当時、どうしたら暖かい弁当が食べられるかという願望から考案された料理のよう≫人気blogランキング

新潟駅から国道7号を北西に進み、信濃川を越えて600m程行くとデパートなどがある新潟市のメインストリートに出る。大和デパートがある古町交差点で、北に400m程入ったところにある。

 

このあたりは、商店、割烹などが建ち並んでる古くからの繁華街。雪国らしく、歩道には屋根が付いてて、雪が積もる冬でも歩きやすい。

ビルの谷間にある木造2階建てで、平成元年に建て直したよう。



店頭にメニューが掲示されてた。

 

紺地の暖簾をくぐって中に入ると、すぐ右手にレジがあって、上への階段があった。少し奥の右にカウンター席があり、さらに奥へ伸びる狭めの通路を進むと、途中にまた階段があり、その奥にお座敷席とテーブル席という構造になってた。



 

外観から想像してたのとは違って、奥に細長い店内はほの暗く、天井もいくらか低めで、明治〜大正を思わせるような雪国らしい懐かしい雰囲気。重厚感と温もりがあって、安らぐ感じ。

いらっしゃいませと絣(かすり)のユニフォームを着た接客係の女性がにこやかに迎えてくれて、こちらにどうぞと店内奥の席に案内してくれた。







メニューから、ばい貝含煮¥500、へぎ鮭¥700、赤ひげ塩辛¥400、わっぱ定食¥850、わっぱセット¥1700を注文した。

わっぱ飯は7種類から牡蠣わっぱと親子わっぱを選んだ(わっぱ定食、わっぱセットは、選ぶわっぱ飯によって値段が変わる)。

少し待ってたら、料理が運ばれてきた。


 ばい貝含煮 ¥500

ばい貝含煮は、醤油風味のだしで煮てあった。

関東ではつぶ貝だが、新潟でばい貝の方が一般的。刺身もいいが、醤油風味の煮物にすると、貝の風味が上品に味わえる。

鮮度がいいので、竹串で引っ張ると、クルンときれいにとれたワタは濃厚な味がして、酒のつまみによさそう。


 へぎ鮭¥700、赤ひげ塩辛¥400

へぎ鮭は、塩漬けの鮭を干して、薄くスライスしてあるもの。

カラスミっぽい外観で、いかにも乾きものって感じ。口に入れると、とにかくしょっぱい。ごはんのおかずにはならないが、これをかじりながら日本酒を飲むと、海&魚の深い味わいが感じられる。

「赤ひげ」は、新潟近海で穫れるオキアミの1種。冬の珍味ということで注文してみた。生の大根が添えてあった。イカの塩辛より、ニオイが強く、これもやっぱり酒の肴って感じ。


 
 わっぱ定食(牡蠣わっぱ) ¥850

わっぱ定食は平日のみのメニューで、わっぱ飯+小鉢2つ、みそ汁、漬物が付いてる。冬限定の牡蠣わっぱで注文した。



 
 ごはんは、しょっぱい程ではないが、
 ほんのりだし&醤油風味が付いてて、
 その上に中ぶりの牡蠣が5ヶ載ってた。

牡蠣には、それぞれ味噌ダレがかかってて、具の方が濃い味なので、牡蠣だけで食べても、牡蠣&ごはんで食べても、それぞれ濃すぎることなく味のバランスが楽しめる。ユニークな牡蠣料理な感じ。

トッピングされてる青のり、白髪ねぎ、ゆずが、磯の香りを引き立て、さわやかさに食べられるようになってた。

小鉢は、温泉玉子と切昆布煮だった。切昆布煮は量たっぷりめだった。


 
 わっぱセット(親子わっぱ) ¥1700

わっぱセットは、わっぱ飯に、のっぺと神馬藻(じんばそう)が付いてる。人気の親子わっぱで注文した。



 親子わっぱは、ほんのり味の付いたごはん
 の上に、薄切り塩鮭3枚とイクラが載って
 て、青のり、三ッ葉、ゆずがトッピング
 されてた。

塩鮭は、薄くスライスしてあるので、ごはんとの馴染みよく、食べやすかった。イクラの塩分がごはんと絡むと中和されて、相性がよかった。

のっぺは、里芋、こんにゃく、にんじん、袋たけ、など具が少し大きめに切ってあって家庭的だった。とと豆(火を通してあるイクラ)は、食感がゴムまり状ではなく、ちょっと珍しかった。

神馬藻(じんばそう)は、海藻特有のぬめりがあって、しゃりしゃりとした食感。初めて食べたが個性的な味&食感が、もずくより好きかも。トッピングされてる生姜によって、さっぱりと食べられた。

わっぱ飯は、薄味で炊いてあるごはんを、再び蒸し上げてあるので、ごはん粒が軟らかく崩れやすい。

この店の箸は先が細いタイプのものなので、通常の割り箸より食べやすいが、やみくもに食べるとごはん粒をつぶしてしまう。なので、先の細い箸の先を、ごはんとごはんの隙間にお箸を入れ、ごはん粒をそっと箸に載せるような気持ちで、食べ進むと、ごはんを立体的なまま食べることができる。

また、端の方から、ごはん粒が残らないよう食べ進んで行くと、最後まできれいに食べられる。

会計時、女将さんらしき女性が五玉そろばんをはじいて、計算してくれて、最後までレトロ感を満喫できた。

わっぱ飯は、ふわっとよそってあるので、ごはんの量がそう多くないので、お酒を飲んだ後でも食べられそう。

昼も夜も手頃な値段で、他にはない新潟のいろんな郷土料理が食べられる。建物も懐かしい莞爾で、遠くから来て新潟の味と雰囲気を楽しみたい人にぴったり。おすすめ度は、7.6。

応援クリック、お願いします♪ → ブログバナー4

わっぱ飯・郷土料理『田舎家』
 新潟県新潟市中央区古町9-1457
 電話:025-223-1266
 営業時間:11:30〜14:00、17:00〜22:30
 定休日:無休