那珂市の手打そば店。

ゆったりと広がる畑の脇の、くぐり門のある和風モダンな薄い柿色の建物。垣根などがないので、周辺の長閑な環境に馴染んでいるかのよう。

常磐道那珂ICの3km程南にある≫人気blogランキング



2005年頃オープンした店とのことで、建物はまだ新しい感じ。奥(西側)のソーラーパネルのある2階建てが住まいで、手前の平屋が店舗。

門の前が駐車場になってた。

 

暖簾尾の掛かっている門をくぐると、植え込みの間に2手に分かれるように敷石のアプローチが設けられてた。敷石の上を歩いていくと、片開きの木製扉に辿り着いた。

表示が何もないので、勝手口のように見えるが、どうやらここが玄関のよう。

ちょと怖々、扉を開いて中に入ると、2重になってる玄関扉の間に設けられた2帖程の空間になってて、右手の窓ガラス越しにそば打ち部屋が見えた。



もう1つの扉を開けて中に入ると、店内は横長。正面にレジと、その後ろに厨房があって、厨房右手はお酒が並んだバー風のカウンター席が5席あった。

レジ左手に、こぢんまりとしてる明るいテーブル席(4人×3)があった。



テーブル席の左手奥には、古木や和紙をあしらった、はんなり雅なお座敷席(4人卓×2、6人卓2)になってて、そば殻を敷き詰めたテーブルが配置されてた(靴棚の手前の段差のところで、靴を脱いで上がるようになってた)。

いらっしゃいませと、接客係の若い女性が元気に迎えてくれて、空いてる席に座った。

厨房にいた50代位の眼鏡をかけた真面目そうな男性が店主のよう。おくさんらしき女性と、接客係の若い女性と共に切り盛りしてた。




メニューには、石臼自家製粉で粗挽きしてて、そばは外一、田舎、十割の3種あると書いてあった。

ちょっと考えて、ざる(十割)¥800、つけ鴨(外一)¥1350、そばがき(粗挽き)¥750、天ぷら盛合せ¥800などを注文した。

ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。


 そばがき ¥750

そばがきは2種(粗挽き、細かい挽き)から粗挽きを選んだ。

土色の器の中に、湯と共に葉脈模様の入ったそばがきが入ってた。

そばがきは、淡白であるながらもっちりとした弾力があって、柔らかなそばの風味が感じられる。思ってたより粗挽きではなかったものの、いくらかざらついた食感が粗挽きっぽい。


 天ぷら盛合せ ¥800

天ぷら盛り合わせは、海老1ヶ、舞茸、かぼちゃ、さつまいも、いんげん、豆(串に刺してある)、ししとう、れんこん、ぎんなんと盛り沢山な内容。色白の衣で、花を散らしたようにサクッと揚げてあった。


 ざる(十割)¥800

ざる(十割)は、黒や白っぽい粒子の混じった薄茶色で2mm程に手打ちされてた。口に含むと表面がざらざらしてて、堅めでありばがらもっちりとした歯ごたえち共にそばの香りが伝わってくる。

そばつゆは、醤油色がそう濃くはないが、甘さなくだしの風味と塩分のしっかり効いた濃い口タイプのものだった。


 つけ鴨(外一)¥1350

つけ鴨は、外一で注文した。十割より、いくらか薄い茶色の2mm強程のそばで、表面のざらつきいくらか控えめ。そばの香りもライトだった。

鴨汁は、甘さ控えめの濃い口に仕上がってた。スープ表面に粒子の細かい炒め油&鴨油が浮いてて、スープ自体に鴨の風味は薄めながら、油分が溶け込んでてコクがあって、焼き色のついた長ねぎ3つ、厚切りの鴨肉4つが入ってて、鴨肉のボリュームと味わいがしっかりと楽しめた。


 釜上そば ¥500

釜揚うどんは食べたことがあるが、蕎麦のは初めて。店主自ら運んできてくれた。

丼の中に、茹で湯とそばは入ってた。箸で持ち上げて、そばつゆなしで食べれみると、適度なぬめりと、もっちりとした歯ごたえがあって、口いっぱいにふくよかな穀物の甘みと香りが広がった。

その素朴な味わいが気にいって、ほとんどつゆなしで食べてしまった…。


 そば湯

ちょっと素人っぽさが感じられる家族経営的な温かい雰囲気で、客が多いと時間がかかりそうなので、時間に余裕のある時に訪れるのがよさそう。

つゆは甘さ控えめ、天ぷらや鴨肉はボリュームがあり、その日のおすすめメニューがある。蕎麦だけでなく、居酒屋としても楽しめる男性好みの店。おすすめ度は7.1。

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■『だぼう』
 茨城県那珂市東木倉855-3
 電話:029-295-6386
 営業時間:11:30〜14:30、17:30〜20:30
 定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)