東京、巣鴨の地蔵通り商店街にある鰻店。珍しい八ッ目うなぎもある。

間口の狭い敷地に建つ4階建てビルは、平成17年に改築された。

巣鴨駅から300mとわりと近い≫人気blogランキング



旧中山道のとげぬき地蔵通りは、山手線巣鴨駅の北西200mで白山通り(国道17号)から枝分かれし、都電荒川線の庚申塚駅までの600m程の通りで、「とげぬき地蔵尊」、「江戸六地蔵尊」と商店や露店が並び、健康長寿を願う年配客で賑わうことから、「おばあちゃんの原宿」として知られる

とげぬき地蔵尊(萬頂山高岩寺)は、1596年に江戸湯島で開かれ、下谷上車坂町を経て1891年に巣鴨に移転した。本尊の延命地蔵菩薩(秘仏)で病気治癒に霊験があるとされ、境内にある「洗い観音」は、自らの病気や痛いところを白布でこすると効き目があると言われてて、縁日である4の付く日は長い列ができる。

この「とげぬき地蔵尊」の30m程南東にある。つくばに引っ越す前は巣鴨に住んでたのでとっても懐かしい!

大正15年、福岡から上京した初代が開いた店で、開店当初から八つ目うなぎを看板に掲げてた。

八つ目うなぎは、目の後方に7つの鰓孔(えらあな)があり、目が8つあるように見えるのでこの名が付いた。

うなぎと同じ円筒形の体型だが、円口類(無顎類)ヤツメウナ科に分類され、うなぎなどの魚類とは異なる動物。3億4千年前からほとんど進化していない、脊椎動物としては最も原始的な種の一つ。栄養価が高く、うなぎよりも、ビタミンAは5倍、B2は13倍含まれ、江戸時代から鳥目・眼病予防に摂取されてた。



店の前に、食事メニューが掲示されてた。

 
 

店頭では、うなぎの蒲焼(大串、中串、小串)、八つ目うなぎの蒲焼(中串、小串)、うなぎのくりから・肝焼き・かぶと焼き、うなぎ焼きおにぎりと並んで、寒干し八つ目、ホルゲンなどが販売されてて、八つ目うなぎの蒲焼は、店頭で立ち食いすることができる。

八つ目の蒲焼は、身がやや固く独特の味がするので、ご飯のおかずよりは酒のつまみに向いてる。

この奥では、男性従業員がうちわで扇ぎながら、炭火でうなぎを焼いてて、並べた品がなくなると、焼きあがったものを追加してた。

販売コーナーの左横にある通路から、中に入ると、女性従業員にいらっしゃいませ、お2階へどうぞと声をかけられたので、通路をまっすぐ奥まで進み、突き当たりにあるエレベーターで2階に行った。



2階の客席は、縦長の構造になっていて、左右の壁寄りに2人用、4人用のテーブルがすっきりと配置されてた。

 

メニューから、うな重定食¥2600と蒲焼定食¥2700を注文した。

少し待って、料理が運ばれてきた。


 うな重定食(上) ¥2600

うな重定食は、炊きたてごはんの上に焼きたての鰻がのってた。

うなぎは、蒸してから炭火焼きしてあるので、表面は香ばしく、中の身はふっくら軟らか。バランスのいい甘さのタレは、やや控えめにかかってて、ベトつくことなくごはんとうなぎと絡んでた。

これに、肝吸い(麩、三ッ葉、椎茸入り)、漬物が添えてあった。


 蒲焼定食(上)¥2700

蒲焼定食は、ごはんとうなぎとが2段重ねのお重で運ばれてくる。ごはんとうなぎが別々になってるので、交互に食べたり、一緒に食べたりと味の変化を楽しみながら食べられた。

八つ目うなぎは、最近は穫れなくなって、入荷量も減ってきてるとのこと。店頭に並んでたので、うなぎ大串¥1700×4枚、八つ目中串¥1500×2枚、くりから¥300×2などを、お土産に購入して帰宅した。

ここ20年の間に、三代目になり、建物も新しくなったが、うなぎの炭火焼きの香ばしさと八つ目うなぎの独特な風味はちゃんと受け継がれてて、ちょっとホッとした。おすすめ度7.2。

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■八つ目や『にしむら』巣鴨店
 東京都豊島区巣鴨3-34-2
 電話:03-3910-1071
 営業時間:10:30〜20:00
 定休日:営業日カレンダー