2008年09月11日
うなぎ 桜家

店のすぐ東側にはきれいな小川が流れてる。安政3年(1856年)創業という話だが、異説もあるみたい。

小川(=源兵衛川)では、子どもたちが楽しそうに水遊びをしてた。昭和初期以前のようなその光景に驚いた。
町中を流れる川がこんなにきれいとは羨ましいが、橋のたもとに源兵衛川の由来が刻まれてた。
源兵衛川は、富士山の湧き水を水源とする、人工的に作られた農業用水路。高度成長期にが、水量の減少とともに、汚染がすすみ、ゴミ捨て場のようになってしまった川だが、国の政策と住民地道な活動によって、今では昔の姿を取り戻している。

玄関まわりは、格子木で囲ってあって、はんなり和風の雰囲気。警備のおじさんに、待ち時間30分くらいですと言われた。
店頭の順番待ち用の用紙に名前を書き込んで、建物東側に設けられてる待合風の場所(日よけと扇風機が設置されてる)で待つことにした。
順番が来ると、警備のおじさんが名前を呼んでくれる。
玄関前に冷水&紙コップが準備されてて、客はこの冷水を飲みながらのんびりと待ってた。
自分の名前を呼ばれたので、店内に入った。

引き戸を開けて、中に入ると、店内は奥に細長い形。まっすぐ正面に通路が伸びてて、その両脇に客席が配置されてる。
ほの暗い店内は、柔らかな和風照明が照らされてて、レトロな雰囲気。
奥から出てきた若い女性従業員が、席に案内してくれた。

通路を中程までいくと、右手に厨房がある。上がり口の脇には階段が見えてて、2階席もあるよう。

店内奥まで進み、階段を数段下がると、右手がお座敷席になってた。

メニューから、うまき ¥1570、うざく¥1050、うなぎ丼(2枚)¥2620、うなぎ重箱(2枚)¥2620、蒲焼御飯(3枚)¥3360、蒲焼定食¥3660を注文した。
うなぎ丼やうなぎ重箱の値段は2〜3つ記載されてるのは、うなぎの枚数(上から2枚、3枚、4枚)による値段とのこと。
ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。

うまき ¥1570
うまきは、鰻入りの玉子焼き(だし巻玉子)のこと。
鰻を中心に、きれいな層状に焼いてある玉子焼は作りたての熱々。食べると、タレの絡んだ鰻の甘からい味と、甘さ控えめのジューシーな玉子とが、濃淡の味わいを感じせながら、口の中で調和していく。
中央の鰻の存在がしっかり感じられて、どっしりとした味わいのうまきになってる。

うざく ¥1050
うざくは、うなぎの酢のもののこと。
薄切りきゅうり、うなぎの白焼きが、三杯酢を絡めて立体的に盛りつけてある。
うなぎのふっくらと焼けた身が、三杯酢ときゅうりによって、淡白にさわやかに味わえる。車じゃなかったら、日本酒を注文するのに、ああ残念…。

うなぎ丼(2枚)¥2620
うなぎ丼は2枚で注文した。
表面が香ばしく、立体的に焼けてて、箸で簡単に切り分けられる。口の中に入れると、ふっくらとした身は、とろけるように柔らかい。
ごはんは炊きたてで、適度な甘みのあるタレが控えめにかかってた。テーブル上に、うなぎのタレが準備されてるので、好みで足すことができるのもうれしい。

うなぎ重箱(2枚)¥2620
うなぎの重箱は、2枚で注文した。
うなぎ丼と内容も内容が同じだけど、お重に入ってるので、ちょっと高級感がある。

蒲焼御飯(3枚)¥3360
蒲焼御飯は、うなぎを3枚で注文した。
2段重の中に、ごはんと蒲焼きが入ってて、3枚だけあって、うなぎのボリュームもたぷり(ごはんは白いごはんorたれのかかったごはんか選べた)。
蒲焼きをおかずに白いごはんを食べるのは、同じ組み合わせなのに、うな丼やうな重とはまた違った味わい。だから和食ってすごい。

蒲焼定食 ¥3660
蒲焼定食は、2段重にうなぎ3枚と白いごはんがに入ってて、小鉢(ピーナッツ豆腐)が付いてた。
ピーナッツ豆腐は滑らかで、コクがあるのにわさびを添えて食べると油っぽくなく食べられた。

お吸物&漬物
丼、重箱、定食には、お吸物と漬物が付いてる。お吸物は、肝と玉子豆腐入りで、漬物は、ちょうどよく漬かったぬか漬けだった。
関西からの帰りのせいか、関東の方がごはんに粘りがあって、私好みの感じ。地元では、賛否両論のある店のようだが、つくばから行った感じでは、流石に江戸時時代から宿場町でにぎわっただけのことがある、洗練された炭火焼のうなぎ料理だなあと思ってしまった。おすすめ度は7.3。
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■うなぎ『桜家』 お店のHP
静岡県三島市広小路町13-2
電話:055-975-4520
営業時間:11:00〜20:00(売り切れじまい)
定休日:水曜日(祝祭日の場合は営業)


