石岡市の手打ち蕎麦店。

石岡駅の近くで、駅前の商店街の裏手にある。

住宅街の中に、唐突に建ってる風流な建物≫人気blogランキング



枯れた趣が加わった建物が、店頭の縄暖簾・やぐら型灯籠(=たて看板)等と調和し、時代劇にでも出てきそうな雰囲気。

建物の南側が4〜5台止められる駐車場になってた。



入ると、右手側に細長い形の客席が伸びてる。奧が厨房とそれに面したカウンター席、通路を隔てて手前が小上がりになってる。その奥の右には個室があった。

焦茶色の梁&丸柱を軸に、天井が高い店内は、昼間でもほの暗く、どっしりとしてて古民家風。小上がりには、重厚感ある一枚板テーブル(花梨こぶ座卓)があって、こだわりや思い入れが感じられる。

厨房にいた60代位の男性が店主のよう。一緒にいらっしゃいませと迎えてくれた50代位の女性が奥さんで、夫婦で営んでるみたい。

 

天井ファンの風によって、ゆったりと揺れてる和風照明の下で、メニューを眺めて、鴨汁そば¥1050と天ざるそば¥1280を注文した。

注文を受けると、店主は冷蔵庫から天ぷらの素材を取り出したりしてて、しばらくして準備が整うと、カウンター内の厨房で天ぷらを揚げはじめた。

奥さんは、右手奧の麺茹で釜などのある厨房の方にいて、夫婦で作業を分担しながら料理を作ってる様子だった。

ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。


 鴨汁そば ¥1050

薄茶色で少し太め(幅3〜4mm位)のそばは、手打ちらしく、太さや長さがちょっと不揃い。黒い粒子が混じってて、表面が少し凸凹してて、粗挽きの田舎そばって感じ。口に含むと、素朴な食感で柔らかなそばの風味が感じられた。

鴨汁は熱々で、大きめのお椀にたっぷり入ってた。
具は薄切りの鴨肉と長ねぎ。つけ汁にそばを浸すと適度に温まって、薄味仕立なので、味が濃すぎたりすることもなく、温そば感覚で味わえた。余熱で温めただけなので、通常の温そばよりそばの食感が生き生きしてた。


 天ざるそば ¥1280

天ざるは、のりがかかってなかったのでホッとした。

天ぷらは、海老、きす、舞茸、春菊など5点盛りで、衣がサクッと香ばしく揚がってた。

そばつゆは、甘さと塩分とのバランスのとれた、まろやかタイプのもの。塩や天つゆは付いてなかったので、そばつゆが濁らない程度に軽くつけながら食べた。


 そば湯

素朴な渋さが漂ってて、近くにこんな店があったらいいなあって感じ。普段着で入店してきた客は、注文しつつ店主と話をしてて、近所の顔見知りみたいだった。周囲の日常とは時空が異なるような雰囲気は、そば店にぴったり。おすすめ度は7.0。


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■『小野越』 ぐるなび
 茨城県石岡市府中1-3-13 →茨城県南の蕎麦店リストへ
 電話:0299-24-4555 →茨城そばマップへ
 営業時間:11:30〜20:30(火曜はお昼のみ)
 定休日:無休