茨城県行方市の手打蕎麦店。

店頭が砂利敷きの駐車場になってて、鄙びた風情で草庵風の建物が奥にある。

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国道354号から県道50号を北に折れ、わずか200m程行くと左手にある。

この辺りは、建物もまばらな長閑な地域。



駐車場と庭との境界には竹塀が巡らしてあり、庭門から玄関までは、短いながらも敷石が置かれたアプローチになってて、ワビ・サビが感じられるよう。

厚手の暖簾をくぐって店に入った。



入るとゆったりめの土間になってて、奧に囲炉裏型のテーブルが置かれてた。

この右手が厨房で、左手が靴を脱いで上がる客席になっていた。厨房では、40代位の男性と、近所のおばさんって感じの女性が2〜3人働いてた。

女性従業員にどうぞといわれて、左手の客席に上がった。

左手の客席は、中央に太めの飾り柱が建ててあって、この柱をコーナーにして奧が畳の間(6畳位、戸を閉め切れば個室になる)、それを囲んでL字型の板の間(ゴザが敷いてある)になっている。

テーブルは、木の表皮の凸凹を生かした無垢材で、出窓のところには、手動の石臼、観葉植物などが置かれてて、店内は素朴な雰囲気。



壁にメニューが貼られてた。

そばは、2種類(十割そば、田舎そば)ある。
他、手打うどん、おつまみ(鍋、焼魚、ゆばなど15種以上)がいろいろ揃ってて、そば家&居酒屋って感じ。

天ぷら系のそばがなかったので、十割そば:もりそば¥750、田舎そば:田舎かもそば(温)¥1400、かえざる→田舎そば¥600を注文した。

ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。


 もりそば(十割そば) ¥750

もりそば(十割そば)は、そば粉と水だけで打ったそばで、木製のお盆に載せて運ばれてきた。
そばは、丸笊にこんもりぎみによそってあって、そばつゆ、薬味(わさびと長ねぎ)、4つの小皿が添えてあった。

十割そばは、ほんのり緑かかった細打ちのそばで、そばのふくよかな香りが感じられ、弾力のあるもっちりした食感。そばつゆは、かつおの香りのあるどっしりしたつゆだった。

小皿は、たくあんと辛子漬のナス、レンコンの酢の物、青菜のごま和え、椎茸(石づき部分)煮物で、どれも素朴な味わいで、そばの途中で食べれば、箸休め的に楽しめた。


 かえざる(田舎そば) ¥600

かえざるの田舎そばは、殻ごと挽いた二八そばで、丸ざるによそってあった。

黒い粒子(殻の破片)が混じってる薄茶色のそばは、太打ちされてて、口に含むと香十割より固めで歯ごたえがあって、香りはライトながら味わいに重量感がある。



 田舎かもそば ¥1450

田舎かもそばは、濃淡のあるおしゃれな丼にそばつゆ控えめで具多めによそってあった。

そばつゆは、醤油色が薄いタイプのもので、長ねぎの緑など素材の色がきれいに出ていて、この店はメニューによって、濃い口醤油と薄口醤油を使い分けて用いてあるよう。

具は鴨肉2〜3ヶ、長ねぎ(たっぷり)、しめじ。鴨肉は少なかったが、つゆには鴨の油分と風味が濃厚に感じられて、色は薄めながら、しっかりだしと味付けが効いてて、存在感のある太打ちの田舎そばとの相性がとてもよかった。

月〜土は、2種のランチメニュー(田舎おろしそば&麦飯とろろ¥880、田舎肉そば&麦飯とろろ¥980)があるので、作業着姿の男性グループ、家族連れなどが来店してて、常連さんが多い店のよう。レジ脇には、自家製のお米が販売されてた。

噂に違わず、しっかりした蕎麦の香りが楽しめる風情ある手打ち蕎麦店。地元の人には飲み屋としても人気があるよう。おすすめ度は、7.2。

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■石臼挽自家製粉 手打そば『恵比壽』
 茨城県行方市玉造甲6277-1 →茨城県南の蕎麦店リストへ
 電話:0299-55-3539  →茨城そばマップへ
 営業時間:11:3020:00
 定休日:木曜日