茨城県牛久市にある小さな手打ち蕎麦店。平成10年(1998)オープン。

店主は大手化学会社に勤務しながら、池袋にあった生粉打ち亭のそば道場に通い、定年退職を機に開業した。

生粉打ちという十割そばが得意らしい久しぶりに行ってみた。≫人気blogランキング



2階建てアパートの1階にあって、珠算教室、クリーニング店、ラーメン店と一緒に並んでる。駐車場は共同で10台分くらいあった



生成の暖簾をくぐって入った。縦長の店内は、左奧が厨房とそれに面したカウンター席(3席)で、左手前〜右手に厚みのある木製テーブル(4人×3)があった。気どらない中に温もりが感じられる。

厨房に60代位の男性と女性がいて、店主夫妻のよう。いらしゃいませと迎えられて、空いてる席に座った。

 
 

『禁煙にご協力下さい』という貼り紙が3〜4箇所にあって、以前は喫煙OKだったが、禁煙に変わったみたい。

飲食店の多くが、禁煙になってるが、手打ち蕎麦店は、特に禁煙の比率が高いみたい。よどみのない空気の中で蕎麦が味わえるのは、やっぱりうれしい。


 天せいろ(そば:生粉打ち) ¥1150

天せいろは、そば&天ぷらにそばつゆ、薬味、天ぷら用塩、漬物が添えてあった。

生粉打ちそばは、幅2mm強のうっすら緑かかった色のそばで、口に含むとざらざらした食感の中に柔らかなそばの香りが感じられる。

そばつゆは、ほんのり甘みのある中口タイプのもので、薬味のねぎはきれいに薄くスライスされてて、えぐみがなかった。

天ぷらは(海老、ピーマン、なす、しいたけ、レンコン、かぼちゃなど)で、色白のサックリした衣で油切れよく揚げてあった。


 合鴨南蛮(そば:生粉打ち) ¥1250

合鴨南蛮は、うす色のそばつゆに、厚めの鴨肉6ヶ、焼き色のついた長ねぎ7ヶが入ってた。鴨肉は、やや弾力があり、肉の量もたっぷりめ。そばと鴨の味がシンプルに味わえた。

そばは、温かいそばつゆをまとって、いくらかふっくらしてて、冷たいそばよりやさしい食感。


 合鴨汁そば ¥1200

合鴨汁そばは、濃い味仕立てのつけ汁の中に、鴨肉6ヶと細切りの長ねぎが入ってて、そばと鴨肉をワイルドに楽しめた。10%打ち粉入りのそばは、香りは控えめでのどごしがいい。


 そば湯

そば湯はナチュラルなものだった。

調理は2人で行ってるので、混んでる時などは、注文にくるのが遅くなったり、料理が来るのに時間がかかることもある。しかし、料理は手抜きせず丁寧に作ってあり、いつも茹でたて、揚げたての状態で出してくれるので、店の流れに合わせる気持ちでゆったり待つと、心のこもった料理が食べられる。

天ぷらや天丼なども良質なことを考えると割安価格。3種類(せいろ、田舎、生粉)の蕎麦を、好きなメニューで注文できるのはうれしい。華やかではないが、失われた日本人の謙虚、奥ゆかしさ、節度、が感じられる隠れた名店。おすすめ度は、7.2。


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■『梧桐』
 茨城県牛久市神谷5-1-24 →茨城県南の蕎麦店リストへ
 電話:029-873-4011  →茨城そばマップへ
 営業時間:11:30〜14:45、18:00〜20:45
 定休日:月曜、火曜