境町の商店街にある、石臼自家製粉の手打蕎麦店。

白壁の蔵みたいな建物と箱形の工場みたいな建物を連ねた店構えは、堂々としてて割烹のような雰囲気。

水海道の所用のついでに、足を伸ばして行ってみた。≫人気blogランキング

駐車場は店の前に4−5台分くらい。他にもあるそうで、店員に問い合わせて下さいと書いてあった。



玄関扉は2重。1つめの扉を入ると、2畳くらいのスペースで、石臼が2つ置かれてた(手碾き石臼10万円と電動石臼)。

石臼って10万円もするんだ〜と思いながら、その先にある扉を開けて中に入った。

店内は、正面奥に厨房があって、その手前がアイランド式に突き出たカウンター8席があり、右にテーブル席(4人×3)があった。左側は、奧:お座敷、手前:テーブル席(4人×2)になってた。

お座敷を障子戸で仕切ってある店内は、飾り柱や艶のあるテーブルが配置されてて、上品な和の雰囲気。

厨房から20代位の細身の女性が出てきて、にこやかに迎えてくれて、空いてる席に案内してくれた。

 
 

メニューから、一品料理を2品、鴨汁そば¥1200、天もり十割そば¥1630、そばがき¥1050、たまご焼き¥680を注文した。ゆり根かき揚げ天ぷら¥770も、季節商品だったのでつい注文してしまった。

店内右手は、ガラスの窓越しに石臼が2台置かれた広めの製粉部屋になってるのが見えた。粉用のふるいだけではなく、天井には、チェーンが吊ってある鉄骨が装備されてて、まるで製粉工場のよう。

ここにおかれてた石臼は、そば店でよく見る花崗岩のような白っぽいのものではなく、キメの細かい黒っぽい石(御影石)の石臼で、いかにも特注品という感じ。

ガラス窓に、奥久慈産常陸秋そばと表示されてた。

ちょっと待ってたら、料理が運ばれてきた。


 そばがき ¥1050

そばがきは、薄く緑がかった色をしてた。
口に含むと、ふわっとそばの香りが濃厚に感じられた。泡雪or生クリームのように細かく泡だった感触で、なめらか&ソフトにもちもちしてる。

そばつゆ、生醤油が添えてあったので、両方で食べてみた。


 玉子焼 ¥680

玉子焼は、焼きたての熱々だった。

ふわっと膨らんだ玉子が、載せてあるお皿に水分が染み出るくらい、だしをしっかり抱えてた。ほんのり甘さがあり、家庭の玉子焼と、料亭の甘さ抑えた出し巻きとの中間の玉子焼。大根おろしを添えて食べると、お酒に合う大人の味になる。

強めの火加減で作ったみたいで、焼き色が付いてて、油の風味とともに香ばしさが、感じられた。


 ゆり根かき揚げ天ぷら ¥770

ゆり根のかき揚げには、にんじん、三つ葉、小えびが入ってて、彩りがきれいだった。繊細な衣が、花を散らすように具を包んでて、音がするくらいサクサクに揚がっていた。


 鴨汁そば ¥1200

鴨汁そばは、彩美そばor全粒そばから、全粒そばを選んだ。
少し茶色がかった2.5〜3mmのそばで、少し固めの食感だった。

鴨汁は、薄切りの合鴨5〜6枚、長ねぎ、三つ葉、柚子が入っていて、鴨に合わせてそばつゆより若干甘めだった。


 天もり十割そば ¥1630

十割そばは、薄い緑色の2mm幅の細めのそばで、そばのしっかりした香りに加え、沈む混むようなやさしい歯ごたえ&粘りがいかにも新そばらしかった。

そばつゆは、かつおの香りの中に醤油のシャープさが感じられる甘さ控えめのタイプのものだった。


 そば湯

うっすら白濁したそば湯は、ぽったりなめらかだった。

 そばチーズケーキ ¥320

チーズケーキは、小ぶりながら、密度ある濃厚さが味わえた。

チーズ層は、そば粉で作った粘着力のあるしっかりした土台。トッピングとして丸抜きが散りばめてあって、力強さを感じるチーズケーキだった。

電気店からの転身した店とのことで、既存の概念にとらわれることなく、独自の思考で蕎麦のおいしさを研究してるよう。そば粉の品質管理に徹底してこだわってる。そばのいろいろな味が楽しめる店。おすすめ度は、7.3.

■『蕎楽』 お店のHP
 茨城県猿島郡境町293-5
 電話:0280-81-1133
 営業時間:11:30〜15:00、17:00〜20:00
 定休日:火曜日

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