2007年11月24日
そば処 朋

筑西市にある、自家製粉の手打ち蕎麦店。
こぢんまりした平屋建てで、屋根周りを木の縦格子で覆ってあって渋い風情。
眼前に畑が広がってる、コンクリート塀に囲まれた農家っぽい民家の敷地内にある。≫人気blogランキング
店は見つけにくく、通り過ぎたりしてたどり着くのに苦労した。
国道50号の信号のある玉戸交差点の、100m東の目立たない道に北に入り、50m行った所に店がある。東から50号を行くと、じっと右を見てると店は見える。
店の前(母屋っぽい建物との間)が空いてて、車が3〜4台位止められそう。ここが駐車場のよう。
暖簾をくぐって、店に入った。

横長の店内は、左手に4人テーブル席が2つ、2人テーブル席が2つがあり、右手は、奧が厨房とそれに面したカウンター5席があって、通路を挟んで手前側に4人テーブル席が2つ、小上がりになってた。
窓が格子木で覆われてる店内は、直射日光が入らないのでほの暗く、天井や壁に木材使われてて、ナチュラル&無骨さが漂っててちょっとサロン風の隠れ家的ムード。
接客係の若い女性にどうぞといわれて、空いてる席に座った。
厨房には、60歳くらいの眼鏡をかけた男性がいて、足下には、はき慣れた下駄(白い鼻緒)をはいてて、髪がちょっとボサボサで、研究者or技に打ち込む職人って感じのこの人が店主のよう。イメージ的には背を高くしたお茶の水博士みたいで、接客係の女性(娘or孫?)と2人で店を切り盛りしてる。

そば中心の絞られたメニューから、ちょっと考えて、二八そば¥800、十割そば(限定品)¥1000に、鴨汁¥200、かき揚げ¥150を追加して注文した。
メニューに昼の部、と書いてあったので夜の部もあるのかなと思ったが、店の入口にあったチラシを見たら、営業は3時頃までと書いてあった。
厨房は、よけいな備品、食材が置かれていなくて、ガランと片付いてた(調理台の上のまな板の上には、かぼちゃとレモンしか載っていなかった)。
茹で釜周辺もきれいに整ってて、メンテが行き届いてる感じ。天ぷら鍋は、ちょっと使い込んだ感じだった。


二八そば ¥800
二八そばは、丸いざるの上に、広げるように平たく盛り付けてあって、脇には、薬味2つ(ねぎ&わさび、辛み大根)、そばつゆが添えてあった。
薄い緑色をしたそばは、太さ2mm位にそろってて、切り立てらしくエッジが立ってた。箸で持ち上げると、30cm以上の長さがあった。口に含むと、なめらかでもっちりしてて、二八なのに新そばらしい香りがしっかり感じられる。
つゆは丸みなく、生醤油に近いきりっと強めのつゆで、口に含むなり、甘さはあるものの、その醤油風味が瞬時に浸透するかのように口いっぱいに広がる。
ねぎ(きれいな薄切りで、水にさらし後、水分を拭き取ってある)は、量控えめに添えてあった。
辛み大根は、注文受けてから、接客係の女性がすりおろしてた。キメ細かめにすりおろしてあった。


十割そば ¥1000
十割そばは、四角いへぎに、平たく盛りつけてあった。
色は、薄い緑色で、二八より芯に抱えてる緑が多い色で、太さはほとんど同じ2mm位のものだった。箸で持ち上げると、長さは15m位だった。
口に含むと、二八より固め。単にかたいというのではなく、圧力をはね返すしっかりした弾力があるため、歯ごたえがあって固いと感じられるよう。
表面に十割そば特有のざらつきはあるものの、そば自体に粘りがあるので、なめらかに食べられた。

鴨汁¥200
鴨汁は、オプションでつけられるようになってて、うれしい。これだと、そばつゆと鴨汁の2つの味が楽しめる。
鴨汁は、鴨肉(1コ)と縦切りの長ねぎだけで作ってあった。鴨肉はちょっと圧具切りされてて、本鴨に近い肉質のものだった。汁の中に入っていたため、ちょっと固めの食感だったが、その分汁にも鴨の風味が感じられた。
三つ葉、ゆずも入ってないし、炒めるなどよけいな調理を施していないので、鴨肉以外の油の味もなく、ストレートに鴨自体の味とそばとの相性が楽しめた。

かき揚げ ¥150
かき揚げは、長ねぎのかき揚げ+かぼちゃで、香ばしく上がっていた。脇には、添えてあったレモンは、色がまだらで自家製かも。(輸入レモンは、きれいだけれど、ワックスや防カビ剤が気になるので、私はほとんど使わない)
カウンター席には座っていた男性は、そばをさっさと注文して、さっさと食べて帰っていった。こうやって、ふらりと訪れる客が多いのかも。
二八と十割で、長さはことなるものの、捻れなどのない、まっすぐ伸びやかで、しかもなめらかなのは、そば打ちの技のなせる業のよう。そばは冷たい水で締めすぎてないのでやさしい蕎麦の風味が伝わってくる。
伸びやかなそばには、飾り気のないそばの持ち味が存分に生かされてた。そば打ちの腕がしっかり感じられる。おすすめ度は、7.3。
■そば処『朋』
茨城県筑西市玉戸987-17
電話:090-8816-8654
定休日 毎週水曜、第2日曜
営業時間 11:00〜午後3時頃
応援クリック、お願いします♪ →
大きな地図で見る
国道50号の信号のある玉戸交差点の、100m東の目立たない道に北に入り、50m行った所に店がある。東から50号を行くと、じっと右を見てると店は見える。
店の前(母屋っぽい建物との間)が空いてて、車が3〜4台位止められそう。ここが駐車場のよう。
暖簾をくぐって、店に入った。

横長の店内は、左手に4人テーブル席が2つ、2人テーブル席が2つがあり、右手は、奧が厨房とそれに面したカウンター5席があって、通路を挟んで手前側に4人テーブル席が2つ、小上がりになってた。
窓が格子木で覆われてる店内は、直射日光が入らないのでほの暗く、天井や壁に木材使われてて、ナチュラル&無骨さが漂っててちょっとサロン風の隠れ家的ムード。
接客係の若い女性にどうぞといわれて、空いてる席に座った。
厨房には、60歳くらいの眼鏡をかけた男性がいて、足下には、はき慣れた下駄(白い鼻緒)をはいてて、髪がちょっとボサボサで、研究者or技に打ち込む職人って感じのこの人が店主のよう。イメージ的には背を高くしたお茶の水博士みたいで、接客係の女性(娘or孫?)と2人で店を切り盛りしてる。

そば中心の絞られたメニューから、ちょっと考えて、二八そば¥800、十割そば(限定品)¥1000に、鴨汁¥200、かき揚げ¥150を追加して注文した。
メニューに昼の部、と書いてあったので夜の部もあるのかなと思ったが、店の入口にあったチラシを見たら、営業は3時頃までと書いてあった。
厨房は、よけいな備品、食材が置かれていなくて、ガランと片付いてた(調理台の上のまな板の上には、かぼちゃとレモンしか載っていなかった)。
茹で釜周辺もきれいに整ってて、メンテが行き届いてる感じ。天ぷら鍋は、ちょっと使い込んだ感じだった。


二八そば ¥800
二八そばは、丸いざるの上に、広げるように平たく盛り付けてあって、脇には、薬味2つ(ねぎ&わさび、辛み大根)、そばつゆが添えてあった。
薄い緑色をしたそばは、太さ2mm位にそろってて、切り立てらしくエッジが立ってた。箸で持ち上げると、30cm以上の長さがあった。口に含むと、なめらかでもっちりしてて、二八なのに新そばらしい香りがしっかり感じられる。
つゆは丸みなく、生醤油に近いきりっと強めのつゆで、口に含むなり、甘さはあるものの、その醤油風味が瞬時に浸透するかのように口いっぱいに広がる。
ねぎ(きれいな薄切りで、水にさらし後、水分を拭き取ってある)は、量控えめに添えてあった。
辛み大根は、注文受けてから、接客係の女性がすりおろしてた。キメ細かめにすりおろしてあった。


十割そば ¥1000
十割そばは、四角いへぎに、平たく盛りつけてあった。
色は、薄い緑色で、二八より芯に抱えてる緑が多い色で、太さはほとんど同じ2mm位のものだった。箸で持ち上げると、長さは15m位だった。
口に含むと、二八より固め。単にかたいというのではなく、圧力をはね返すしっかりした弾力があるため、歯ごたえがあって固いと感じられるよう。
表面に十割そば特有のざらつきはあるものの、そば自体に粘りがあるので、なめらかに食べられた。

鴨汁¥200
鴨汁は、オプションでつけられるようになってて、うれしい。これだと、そばつゆと鴨汁の2つの味が楽しめる。
鴨汁は、鴨肉(1コ)と縦切りの長ねぎだけで作ってあった。鴨肉はちょっと圧具切りされてて、本鴨に近い肉質のものだった。汁の中に入っていたため、ちょっと固めの食感だったが、その分汁にも鴨の風味が感じられた。
三つ葉、ゆずも入ってないし、炒めるなどよけいな調理を施していないので、鴨肉以外の油の味もなく、ストレートに鴨自体の味とそばとの相性が楽しめた。

かき揚げ ¥150
かき揚げは、長ねぎのかき揚げ+かぼちゃで、香ばしく上がっていた。脇には、添えてあったレモンは、色がまだらで自家製かも。(輸入レモンは、きれいだけれど、ワックスや防カビ剤が気になるので、私はほとんど使わない)
カウンター席には座っていた男性は、そばをさっさと注文して、さっさと食べて帰っていった。こうやって、ふらりと訪れる客が多いのかも。
二八と十割で、長さはことなるものの、捻れなどのない、まっすぐ伸びやかで、しかもなめらかなのは、そば打ちの技のなせる業のよう。そばは冷たい水で締めすぎてないのでやさしい蕎麦の風味が伝わってくる。
伸びやかなそばには、飾り気のないそばの持ち味が存分に生かされてた。そば打ちの腕がしっかり感じられる。おすすめ度は、7.3。
■そば処『朋』
茨城県筑西市玉戸987-17
電話:090-8816-8654
定休日 毎週水曜、第2日曜
営業時間 11:00〜午後3時頃
応援クリック、お願いします♪ →
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コメント一覧
1. Posted by ぇす 2007年11月24日 21:46
薬味に辛み大根とは魅惑的ですね。
けど、私の家(御野立庵に結構近い)から筑西市は遠い。
そいや、水戸の茨城町寄りにある『そば吉』(水戸市萱場町503-1)という店はキノコや海草が乗った蕎麦が結構有名です。
また、石岡市にある『健康食堂・食堂』(石岡市旭台3丁目17)は新鮮な魚が食べられる店で、この辺りでは珍しく「へしこ」が食べられます。
けど、私の家(御野立庵に結構近い)から筑西市は遠い。
そいや、水戸の茨城町寄りにある『そば吉』(水戸市萱場町503-1)という店はキノコや海草が乗った蕎麦が結構有名です。
また、石岡市にある『健康食堂・食堂』(石岡市旭台3丁目17)は新鮮な魚が食べられる店で、この辺りでは珍しく「へしこ」が食べられます。
2. Posted by uno 2007年11月25日 12:48

両方とも面白そうな店ですね。そんな店があるとは知りませんでした。機会があったら行ってみたいと思います。
ブログを拝見しました。大量に書いてあるのでビックリしました

3. Posted by ぇす 2007年11月26日 08:11
いやいや、チョット理由アリで時間だけは有り余ってるもので。(^^;
最近は、こちらを参考に友人とアッチだコッチだと言ってます。
そうそう、洋食だと時間に関係なくランチというメニューがあるかすみがうら市市役所千代田庁舎の近くにあるボンジュール(6国沿い)も悪くないですよ。
後、つくば市の蘭亭(土浦野田線沿い)も好きだったけど暫く行ってないなぁ。
最近は、こちらを参考に友人とアッチだコッチだと言ってます。
そうそう、洋食だと時間に関係なくランチというメニューがあるかすみがうら市市役所千代田庁舎の近くにあるボンジュール(6国沿い)も悪くないですよ。
後、つくば市の蘭亭(土浦野田線沿い)も好きだったけど暫く行ってないなぁ。
4. Posted by uno 2007年11月29日 07:02
5. Posted by ぇす 2007年11月29日 13:41
実は私は高校生の頃にボンジュールでウェイターのバイトをしていました。
厨房のメンツは当時とは変わってしまいましたが味は保たれていると思います。
ただ、最近はホールで働いてくれる人がいないらしくフランスレストランというより洋食屋という表現が似合う店になっていますが逆に居心地は良いかも(笑)
厨房のメンツは当時とは変わってしまいましたが味は保たれていると思います。
ただ、最近はホールで働いてくれる人がいないらしくフランスレストランというより洋食屋という表現が似合う店になっていますが逆に居心地は良いかも(笑)
6. Posted by Thori-Tung 2007年11月30日 20:59
レストラン・ボンジュールと言えば、ダチョウ料理は未だ健在なのでしょうか。
それと、一度で良いから2階に上がって見たいものだ、なぁーんて言ったりして………。
それと、一度で良いから2階に上がって見たいものだ、なぁーんて言ったりして………。
7. Posted by ぇす 2007年12月01日 05:03
ボンジュールのダチョウ料理は健在だと思いますよ。
というか、ダチョウ料理がメニューに載ったのはここ数年の事だと記憶してます。
ちなみに、二階は張りぼてなので上がれません(苦笑)。
ただ、裏に宴会場があり私がバイトしていた頃は百里基地の方々が立食パーティーなどをしていました。
また、こそ〜っと和室もあったりしますが私がバイトしていた頃でさえ休憩室としてしか使われてなかったのでお客さんが使った事は一度として無い事でしょう(笑)。
それと、つくば在住のunoさんには役に立たない情報ですがボンジュールは近場なら出前もしてくれたりします。
というか、ダチョウ料理がメニューに載ったのはここ数年の事だと記憶してます。
ちなみに、二階は張りぼてなので上がれません(苦笑)。
ただ、裏に宴会場があり私がバイトしていた頃は百里基地の方々が立食パーティーなどをしていました。
また、こそ〜っと和室もあったりしますが私がバイトしていた頃でさえ休憩室としてしか使われてなかったのでお客さんが使った事は一度として無い事でしょう(笑)。
それと、つくば在住のunoさんには役に立たない情報ですがボンジュールは近場なら出前もしてくれたりします。
8. Posted by Thori-Tung 2007年12月01日 07:48
ところで、色温度が4,700Kだと見辛い局面も在るかとは思いますが、『クルーゾフ効果』に関してましては如何お考えなのでしょうか?
9. Posted by 旧筑波道 2009年09月11日 20:11
行って来ました。いい蕎麦店ですねぇ。店構えは、隣の農家?の敷地を間借りしてるようでどうってことないですが、蕎麦に対する店主のこだわりや、その腕前、顔の広さは半端ではないと思いました。人柄は気さくも気さく、じつに話好きな方ですね。しかし、蕎麦への拘り、本物への執念は話のふしぶしから感じられます。
その蕎麦、お昼過ぎには十割はなくなり、やむなく二八を注文しましたが、北海道は弟子屈【JA摩周湖】のもので、顔が利くのか、ここが日本で一番早く味わえると言っていました。久々に美味い新蕎麦をいただきました。他の蕎麦店の方も言ってますが、蕎麦うちは自慢の速さで一芸の持ち主でもあります。なんでも空気をあまり抜かないようにしているとのこと、10分で1升の蕎麦粉を打ってしまうようですよ。巧みの技ですね。
駐車場が狭いですが、適当なところへ停めて、少し歩いてでも行く値打ちのある蕎麦店のひとつと思います。十割は開店少しでなくなりますので早めに行かれたほうがいいと思います。
その蕎麦、お昼過ぎには十割はなくなり、やむなく二八を注文しましたが、北海道は弟子屈【JA摩周湖】のもので、顔が利くのか、ここが日本で一番早く味わえると言っていました。久々に美味い新蕎麦をいただきました。他の蕎麦店の方も言ってますが、蕎麦うちは自慢の速さで一芸の持ち主でもあります。なんでも空気をあまり抜かないようにしているとのこと、10分で1升の蕎麦粉を打ってしまうようですよ。巧みの技ですね。
駐車場が狭いですが、適当なところへ停めて、少し歩いてでも行く値打ちのある蕎麦店のひとつと思います。十割は開店少しでなくなりますので早めに行かれたほうがいいと思います。
10. Posted by uno 2009年09月12日 08:17
旧筑波道さん 書き込みありがとうございます
一足先に新蕎麦ですか
いいですね。
店主はそば打ちでは有名な人だと聞きます。
一足先に新蕎麦ですか
いいですね。店主はそば打ちでは有名な人だと聞きます。

