笠間市の手打蕎麦店。

国道50号の石井交差点から北に入って約200mの道路沿いにある。

所用のついでに、行ってみた。≫人気blogランキング

笠間は、日本三大稲荷(伏見、笠間、祐徳)のひとつとも言われる笠間稲荷神の門前町として、古くから栄えてきた町で、江戸時代中期から、笠間焼きの産地としても知られてる。

笠間芸術の森周辺には、おしゃれな形のギャラリーが点在していた。陶芸教室の看板もあちこちに掲げられてて、町全体がアートな雰囲気に包まれてる感じ。

日本六古窯のひとつ信楽からルーツがある笠間焼きは、その技術は、江戸時代後期から益子へと伝わっていった。



笠間市総合公園の木々を背景に、白い外壁の店が建ってて、ちょっとモダンさ漂う和そば店って感じ。

山や丘陵に囲まれた盆地で、市街地のそばに山がある。高層ビルがないためか、空が大きく見えた。

店頭部分が10台位止められる駐車場になってた。



白地の暖簾をくぐって入った。

縦長の店内は、入ってすぐ正面がレジで、左がガラス窓で囲まれたそば打ち部屋になってた。作業台、石臼、こね鉢などが置いてあるのが見えた。



右手にテーブル席(4人×2,2人×4)があって、その奧に小上がり(4人×3)があった。通路を挟んで小上がりの向かい側(奧の左側)が厨房で、40代位の男性が1人で働いてて、この人が店主かも。

木の質感生かした和風の店内は、椅子や壁紙に、アクセントカラーに濃いブルーを用いてあって、アートの町らしい斬新さが感じられる。

すぐに50代位の花番さんが気づいてくれて、空いてる席に案内してくれた。

 
 

メニューには、そばの揚げだし、そばの雪どけ、そばの磯辺揚げなど、見たこともないそば料理が載ってて、ちょっとびっくり。端から全部注文してみたかったが、食べきれないのであきらめた。

そばがき¥730、石挽き十割そば¥850、天せいろそば(石挽き二八そば)、ミニイカ天丼¥350を注文した。

持ってきてくれた韃靼そば茶を飲みながら、しばし待つ。

店内には、「新そば」と書かれた紙が貼られてて、いよいよ本格的なそばシーズンの到来って感じがする。

レジ近くには、お土産品になりそうな、そばせんべいなど、そばかりんとうなどが陳列されててた。


そばがき ¥730

最初にそばがきが運ばれてきた。

大ぶりな鉢の中に入っていたそばがきには、表面に、バーナーで炙ったような焼き色がついてて、初めてみるタイプ。

箸で切り分けて食べてみると、そばがき全体が、まんべんなく空気を抱え込んでて、ふっくら膨れてるようで、ぷっくり&もちもちしてる。圧力を加えると、湯船の中で、タオルの中の空気を絞ったみたいにプシュプシュと細かい泡が出てきそうな感じ。

焼き餅より粘りがソフトで、そばのやさしい風味が感じられる。添えてあったそばつゆ、薬味(ねぎ、辛み大根)で食べた。



石挽き十割そば ¥850

石挽き十割そばは、薄い緑色をした太さ2mm強のそばだった。手繰りよせて持ち上げると、10〜15cmの長さがあるので、充分にすすって食べられた。

表面には新そばらしい、なめらかさがあって、噛むと内部には粘りけがあってもっちりとした食感。

そばつゆは、ボリュームのある鰹節の香りの中に、しっかり塩分が感じられる、骨太タイプっぽいのものだった。



天せいろそば(石挽き二八そば) ¥1250

天せいろそばは、十割そばより、いくらか白っぽいうす緑色のそばで、太さは2mm弱とちょっとだけ細め。口に含むと、ちょっとシコシコ固めに打って、十割よりライトながら新そばの香りはあった。

天ぷらは、車海老、キス、春菊、なす、かぼちゃ、しいたけの6点盛りで、高く盛り付けてあった。音がする位パリッと香ばしく揚げてあった。


ミニイカ天丼 ¥350

ミニイカ天丼は、身厚のイカと春菊の天ぷらを、濃い色で濃い味の天つゆで絡めてあった。


そば湯

そば湯は、ほんのり白濁したナチュラルなもので、新蕎麦のいい香りもあった。ゆかしさの中に、フレッシュな味わいがある。


そばせんべい ¥520

帰り際、陳列されてたそばせんべいを購入した。

アートな地域でそばを食べてると芸術的な雰囲気に浸れる。蕎麦、つゆともに、行く店、行くたびに同じものには二度と出会えない。蕎麦もアートなのかも。おすすめ度はちょっと遠いので、7.2。

■石挽蕎麦家『尚庵』
 茨城県笠間市石井1803-1
 電話:0296-72-5676
 営業時間:平日 …11:30〜16:00
      土日祝…11:30〜18:00
 定休日:水曜日

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