ラーメンが食べられるレトロな雰囲気の居酒屋。「人生ラーメン」が有名。

常総市(旧水海道)の鬼怒川の土手沿いにある。わかりにくい場所にあるが、行き方は以前の記事を参照。

新しいラーメンが登場したと聞いたので、営業は18:00からだが久しぶりに行った≫人気blogランキング



店頭は以前と少し変わり、駐車場の一画に東屋(あずまや)が建てられ、そこにステンレス製の調理台みたいなものが置いてあった。時々、バーベキューでもしてるのかなあ?

玄関の支那そばと書いてある赤提灯の下には、背中に薪をしょって歩きながら本を読んでる、1m位の二宮金次郎の石像とその前には賽銭箱が置かれてて、飲食店としては奇妙な感じ。



昭和初期のイメージを描いた店内は、依然と変わらず簡素でレトロな雰囲気。奧に広めの厨房とそれに面したカウンター席があって、手前側にテーブル(4人×1,6人×2)が整然と配置されてる。

店内には、昭和らしいBGMが流れてる。以前は昭和初期の歌だったのが、石原裕次郎とかになってて、少し曲が若返ったみたい。



麺茹での釜が設置されてるカウンター内側(左端)に立ってる個性的な風貌の50代の男性が店主で、接客係の女性2人(奥さんと娘さんみたい)、客席からは見えない厨房右奧で、ラーメン以外の料理を造ってる男性(息子さんみたい)の4人で切り盛りしてる。

 

以前来た時は、メニューは壁の張り紙だけだったのだが、メニューの冊子ができてた。あまり以前と変わらないが、人生ラーメンpart2というのが新しいみたい。

ここはラーメン店というより居酒屋なので、まずはお酒を注文。


 日本酒「人生」 ¥400

日本酒を注文すると、店の人が、コップ&受け皿、1升瓶を持ってきて、目の前でコップからこぼれて、受け皿にたっぷりたまるように注いでくれた。

店主が酒蔵から選んで、自分でラベルを書いてるだけあって、すっきりした味。見かけは場末の飲み屋の安酒だが、低価格なのに上質な酒。


 搾りたてグレープフルーツハイ ¥500

少し高めだが、グレープフルーツがフレッシュで、口当たりよくカクテル風に味わえる。手間を考えるとお得な感じ。


 生ビール ¥550

冷えてるジョッキに、泡とビールのバランスよく注いである。


 冷奴¥250&ゆで玉子¥50

冷や奴は、半丁くらいの大きさの奴の上に、青じそ、ねぎ、しょうが、鰹節がトッピングされてる。ビールにぴったり。

ゆで玉子は、ちょっと半熟で、ラーメンの具としてもちょうどいい茹で加減。


 砂肝のからあげ ¥450

少し小ぶりな楕円形のお皿に、砂肝のからあげがこんもり約20個盛り付けてあった。コリコリとした食感で、しょうが風味の下味が付いてて食べやすかった。3−4人くらいで食べるとちょうどいいたっぷりな量。


 ポテトフライ ¥450

フライドポテトは、揚げたての熱々。皮付き太めのタイプのポテトで、中がホクホクで、マグドナルドのポテトより、ずっと食べ応えがある。ケチャップと、なぜかマヨネーズも添えてある。見た目よくないがポテトの味がしっかり楽しめた。みんなで食べるとあっという間に無くなってしまった。


 手羽餃子(2本) ¥400

名物料理の手羽餃子は、香ばしい色に揚がってる。
中骨を抜いて、餃子のタネが入れてあって、手間のかかった一品。超熱々なので、フ〜フ〜さましながら、鳥肉&餃子のタネのジューシーさを味わった。

せっかく来店したからには、注文せずにはいられない料理!


 生野菜 ¥600

生野菜は、たっぷり盛られててボリュームがあった。海草類やゆで卵がついてて盛りだくさん。単価は高いが3人分位はあるので何人かで食べるとお得な感じ。


 人生ラーメン ¥400

人生ラーメンは、スープ表面に、2種類のネギときらきら光る油分が浮いていて、透明なスープの中には麺がそろった状態で沈んでて、店主の美学が感じられる。

スープは、口に含むと柔らかで、使われた材料がどれも突出することなく、絶妙なバランスでとられてるダシって感じ。軟水が用いられてるので、スープそのものが柔らかで、細胞に浸透するかのように体に馴染じむ。

麺は、不透明な細麺で、細いながらももっちりした歯ごたえがあって大量生産された麺とは、風味や食感が異なる。

塩分控えめで、透明感ある味わいが、ラーメンの原点が感じられる。酒を飲んで最後に〆でこれを食べるのがいいという人も多い。


 ラーメン ¥500

ラーメンは、チャーシュー(薄切り3枚)、メンマ、わかめ、なると、ネギ(2種)がトッピングされてて、人生ラーメンほどの透明感はないが、トッピングの素材がスープとうまみを損なうことなく一体化して、ラーメンらしい充実感のある1杯となってる。


 人生ラーメンPART2 ¥500

新登場の『人生ラーメンPART2』は味噌ラーメンだった。
具は2種のネギ+白ごまというシンプルな味噌ラーメンで、スープに味噌のつぶつぶ感と辛み(唐辛子)が感じられて、甘口のやさしい味の味噌ラーメンになってる。

店主は、注文受けると丁寧にラーメンを作る。
特に、菜箸で麺を持ち上げながら、麺の下の方を平ざるで救うように湯切りをしてる様子は、他店では見たことのない独特の手さばきで、オリジナルなラーメンはこういう積み重ねから生み出されるものなのかも。

他のブログなどを見ると、この店にラーメン食べ歩きの人が遠くからも大勢来て、人生ラーメンだけを食べて帰る人が多いようだ。ここの人生ラーメンは完成度が高いが、遠くから時間と交通費をかけてやって来て、この具の無いラーメンだけを食べれば、物足りないに決まってる。特に男性は肉類が好きだし、夕食がこのラーメンだけで量的にも満足できるわけがない。

ラーメン食べ歩きの人たちは、具がたっぷり入ったラーメンが好きな人が多く、ご飯物を合わせて食べることが多い。この店はそういう客を想定してなかったようだ。経営戦略的には、単価の高いラーメンを食べに来る客のために、具が多くて単価の高いラーメン(バラ色人生ラーメン、とか)を2−3種、創作するといいような気がする。すると人生ラーメン、というブランドが利を産むかも。

また、夜の営業時間を短くして、土日だけで昼も営業すると、行く人は増えるかも。つくばでも食べて見たいと言う人は多いが、夜しか営業していない居酒屋なのでちょっと行きにくい。以前早い時間に行った時、子供もいる家族連れもいたが、店の雰囲気ととても合ってた記憶がある。

それはともかく、この店の趣旨というか、楽しみ方の王道としては、気の置けないグループで、割安だが良質な酒とつまみを、時間も懐具合も気にせず、古き良き昭和の時代の雰囲気に浸りながら心行くまで味わい、最後に人生ラーメンで〆るのがいいかも。人生ラーメンは、そういう食べ方を想定して作られた気がするが、おすすめ度は7.8くらいかな。

■『人生拉麺』
 茨城県常総市豊岡町乙1485-1
 電話:0297-24-1212
 営業時間:18:00〜深夜1:00
 定休日:月曜+不定休あり

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