洞峰公園北側の道沿いにあるウィーン菓子の店。カーブに、クリーム色の建物が2棟並んでて、東側のがこの店。西側の建物には、パン『MORGEN(モルゲン)』があり、店主同士が兄弟とのこと。

外壁には、KONDITOREI(ドイツ語:洋菓子店)と書かれてて、オーストリアの国旗(赤、白、赤の横ストライプ)によく似た旗が掲げられててた。

Siegerの店主は、スイス・オーストリアなどで3年間修行した後、1979年、つくばにオープンした(最初の店舗はテナントで、1983年からここで営業)。つくばのケーキ店としては老舗格ともいえる。≫人気blogランキング

道路を挟んで斜め向かい側にある駐車場に車を止めて、店まで歩いた。

この駐車場、シーゲルとモルゲンの共同駐車場として、数年前にできた。それ以前は路駐車が多くて、この店の前のカーブを通るのに難儀した。(今でも時々路肩に止めてるマナーの悪い人がいるけれど、、、)



玄関入ると、正面にケーキの並んだショーケースがあって、その周囲には、クッキー、ゼリーなどいろんなお菓子が陳列されてた。



左手の店舗の半分くらいのスペースは、カフェになってて、カフェ併設のケーキ店のよう。

菓子類の並んだ棚やカフェコーナーは、濃いめの色彩の調度品でまとめられてて、店内には、ヨーロッパ調の重厚感が漂ってて、格式ある店って感じ。

ショーケース内には50種くらいのカラフルなケーキが並んでた。全体的に、色調が少し重々しい丸形のケーキが多い。ショートケーキも珍しい丸形だし、モンブランもよくある円錐形ではないし、一般的なケーキ名から想像するケーキのイメージとはちょっと違う感じ。ウィーン菓子なので、パティシエ(フランス語)とは、地域性のな違いかも。

ともあれ、ショーケースの中から6つを購入して、持ち帰った。


 上左から:ブルレアチーズ ¥390
      パニエ     ¥420 
      ショートケーキ ¥390
 下左から:モンブラン  ¥390 
      クラール   ¥390
      ザッハトルテ ¥390

■ショートケーキ
 生クリームとスポンジとが交互に4層になってる。
 生クリームは層に厚みがあり、存在感が圧倒的。
 ふわっと泡立ててあり、乳臭くない。
 少しざらざらした食感のスポンジの甘さと黄桃の甘さが加わると、
 生クリームのこってりさが感じられるショートケーキ。
 コーティングされてないいちごが、トッピングされてた。
 
■ブルレアチーズケーキ
 スポンジとブルーベリー風味のチーズ層が交互(4層)になってる
 ブルーベリー風味のチーズ層は、ゼラチン多めのせいかかためで
 (はんぺんくらいのかたさ)、紫色&白の混じり具合に濃淡が
 あってエレガントな印象。
 
■クラール
 厚さ7mm程のスポンジの上に、パッションフルーツ&マンゴー
 の黄色いムースがのってて、周りを鮮やかな黄色ゼリー状ソース
 でコーティングされてる。ムース上部(中央)に、白あんのように
 ぽってりしたソース(とても甘くて酸っぱい)が入っている。
 濃厚な甘さのマンゴーより、パッションフルーツの酸味が刺激的
 チョコがトッピングされてる。

■ザッハトルテ
 オーストリアの代表的な菓子。メッテルニヒの命で1832年に創出
 されたとされる。
 かためのスポンジ層の上にジャム(アンズ)を塗り、チョコ&砂糖
 コーティングしたシンプルなケーキ。ドイツでは無糖の生クリーム
 (追加すると¥500になる)を添えて食べるらしい。

■モンブラン
 上に渋皮付きの大きな栗がトッピングされてる。
 その下のマロンペーストは、濃厚に甘い。

洋酒入りのケーキも多く、ウイスキーボンボンが流行ってた頃を思い出した。昭和の頃、ケーキが高級品で、洋酒も値段が高く憧れの品だった。そんな頃のケーキは、今とは違ってしっかり濃厚な甘さが必要だった。

最近の日本のケーキやお菓子は、日本人の微妙な味覚と、健康志向をとらえて、甘さやカロリーを抑えて、軽やかな食べ口になってきた。この店は、洋菓子の原点のヨーロッパの伝統を守り続けているようで、懐かしさと重厚感が感じられた。

■ウィーン菓子『Sieger』
 茨城県つくば市千現2-13-2
 電話:029-852-5777
 営業時間:10:00〜19:00(ティールームは〜18:00)
 定休日:第一水曜、毎週木曜

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