2007年07月02日
とうふ そば処 しげふじ
フルーツライン沿いにあるので、すぐ店は見つかった。恋瀬交差点を過ぎてすぐの西沿いに“十割そば”の幟が立ってた。
道中、ロードレーサー数組とすれ違ったが、全力で自転車を漕いでた。見通しもいいし、信号機も少ないのどかなところだからだろう。また、ふと見上げた空には風に乗って漂うパラグライダーも見えたりして、退屈すろことはなかった。

店の裏手の駐車場から北を眺めると、のどかな景色が見える。つくばとは雰囲気がまったく違うのでまるで遠くに来たような気がする。この辺りは、八郷盆地と呼ばれる小高い(標高200〜500m)山や峠に囲まれた地域で、段差のある丘陵風景が視野いっぱいに広がってる。朝日峠を降りた所よりいっそう長閑な感じ。

平屋の建物は、まだ新しいみたい(築2〜3年位?)だが、腰高までが戸板の造りになってて、素朴で懐かしさも感じられる。
すぐ脇に、壁に「葯局」と表示された別棟(ここが住まいのよう)が建ってて、この裏手の空き地が駐車場で、8台くらいは止められそう。
長閑な景色と用水路(水門)の水音を体感しながら、2つの建物の周囲を半周するように玄関まで歩いた。

暖簾をくぐって扉を開けると、一般家庭の玄関みたいになってた。
店の人の姿がみえなかったので「こんにちは」と声をかけると、奥から「どうぞ」という返事が返ってきた。ここで靴を脱いで(棚に収納し)店内に上がった。


店内は、横長の形。玄関から右方にまっすぐ廊下が延びてて、この廊下を進んでいくと、左手に厨房、右手の8畳×2間の和室が客席になってて、4人卓×6が配置されてた。

空いてる席に座ってメニューを見た。
窓からは、長閑な景色の中に点在する民家が見えて、今までのそば店とはまた違った趣。


そばがき¥600、つけしゃも¥1300、しげふじセット¥1500(限定10食)を、接客してくれた60代位の上品でてきぱきした女性に注文した。
厨房にいた、60代位の柄布を頭にかぶって作業してた男性が店主のよう。夫婦で切り盛りしてるみたい。

そばがき ¥600
そばがきは、2つの鉢に分けてよそってあった。透明感のある弾力もむっちりしたそばがきは、2つの味(柚子味噌、ワサビ醤油)でしっかり楽しめた。

天ぷら ¥500
天ぷら(海老2ヶ、しいたけ、かぼちゃ、いんげん)は、油ぎれよく、サクッと揚がっていた。

つけしゃも ¥1300
つけ汁は、八郷産の軍鶏肉を使い、長ネギ(縦切り)、三つ葉が入っていて、濃いめの味付け。肉&皮は、鶏肉と同じように見えたが、食べてみると肉質ややかためで、汁表面にたっぷり油分が浮いていて、野生的なコクが感じられた。


しげふじセット ¥1500(限定10食)
しげふじセットは、先に、とうふ(冷)、おぼろ豆腐(温)、おから、大根おろし、漬物、そばつゆが運ばれてきた。
おぼろ豆腐は、作りたてっぽい温かい気泡含んだフワフワした豆腐で、口いっぱいにやわらかな甘みが広ったので、醤油なしで食べて甘みを堪能した。
冷たい豆腐は水切りしてあって、密度ある食感が楽しめた。
おからは、通常のおからとは全然違って、粗挽きした豆の形が残っているおからだった。大豆の食感と味が感じられて、おから=豆だったんだって実感できた。
すぐ後から運ばれてきたそばは、粗挽き十割そばだった。黒い粒子のある表面がざらざらしてるそばで、口に含むと香り&渋さが感じられた。
八郷の水を使ってるようで、素材の味が濃厚に生き生き感じれられた。

そば湯
そば湯は、湯飲みで運ばれてきた。

くずきり ¥350
くずきりは、太めの平麺タイプのもので、氷水の中から取り出して黒蜜で食べた。ざらざらした十割そばを食べた直後に、吸い付くような滑らかなくずきりの食感が新鮮だった。

しげふじシャーベット ¥250
こういう所にこういう店があるんだなあと、感心してしまった。雰囲気・味に、日本文化の甘さと渋さが感じられて、味わい深かった。豊かな自然にはぐくまれた旧八郷町の食文化を垣間見るのに重宝する店。おすすめ度は7.3。
■『とうふ そば処 しげふじ』
茨城県石岡市太田1707-2
電話:0299-44-3206
営業時間:11:30〜14:00
応援クリック、お願いします♪ →
大きな地図で見る
道中、ロードレーサー数組とすれ違ったが、全力で自転車を漕いでた。見通しもいいし、信号機も少ないのどかなところだからだろう。また、ふと見上げた空には風に乗って漂うパラグライダーも見えたりして、退屈すろことはなかった。

店の裏手の駐車場から北を眺めると、のどかな景色が見える。つくばとは雰囲気がまったく違うのでまるで遠くに来たような気がする。この辺りは、八郷盆地と呼ばれる小高い(標高200〜500m)山や峠に囲まれた地域で、段差のある丘陵風景が視野いっぱいに広がってる。朝日峠を降りた所よりいっそう長閑な感じ。

平屋の建物は、まだ新しいみたい(築2〜3年位?)だが、腰高までが戸板の造りになってて、素朴で懐かしさも感じられる。
すぐ脇に、壁に「葯局」と表示された別棟(ここが住まいのよう)が建ってて、この裏手の空き地が駐車場で、8台くらいは止められそう。
長閑な景色と用水路(水門)の水音を体感しながら、2つの建物の周囲を半周するように玄関まで歩いた。

暖簾をくぐって扉を開けると、一般家庭の玄関みたいになってた。
店の人の姿がみえなかったので「こんにちは」と声をかけると、奥から「どうぞ」という返事が返ってきた。ここで靴を脱いで(棚に収納し)店内に上がった。


店内は、横長の形。玄関から右方にまっすぐ廊下が延びてて、この廊下を進んでいくと、左手に厨房、右手の8畳×2間の和室が客席になってて、4人卓×6が配置されてた。

空いてる席に座ってメニューを見た。
窓からは、長閑な景色の中に点在する民家が見えて、今までのそば店とはまた違った趣。


そばがき¥600、つけしゃも¥1300、しげふじセット¥1500(限定10食)を、接客してくれた60代位の上品でてきぱきした女性に注文した。
厨房にいた、60代位の柄布を頭にかぶって作業してた男性が店主のよう。夫婦で切り盛りしてるみたい。

そばがき ¥600
そばがきは、2つの鉢に分けてよそってあった。透明感のある弾力もむっちりしたそばがきは、2つの味(柚子味噌、ワサビ醤油)でしっかり楽しめた。

天ぷら ¥500
天ぷら(海老2ヶ、しいたけ、かぼちゃ、いんげん)は、油ぎれよく、サクッと揚がっていた。

つけしゃも ¥1300
つけ汁は、八郷産の軍鶏肉を使い、長ネギ(縦切り)、三つ葉が入っていて、濃いめの味付け。肉&皮は、鶏肉と同じように見えたが、食べてみると肉質ややかためで、汁表面にたっぷり油分が浮いていて、野生的なコクが感じられた。


しげふじセット ¥1500(限定10食)
しげふじセットは、先に、とうふ(冷)、おぼろ豆腐(温)、おから、大根おろし、漬物、そばつゆが運ばれてきた。
おぼろ豆腐は、作りたてっぽい温かい気泡含んだフワフワした豆腐で、口いっぱいにやわらかな甘みが広ったので、醤油なしで食べて甘みを堪能した。
冷たい豆腐は水切りしてあって、密度ある食感が楽しめた。
おからは、通常のおからとは全然違って、粗挽きした豆の形が残っているおからだった。大豆の食感と味が感じられて、おから=豆だったんだって実感できた。
すぐ後から運ばれてきたそばは、粗挽き十割そばだった。黒い粒子のある表面がざらざらしてるそばで、口に含むと香り&渋さが感じられた。
八郷の水を使ってるようで、素材の味が濃厚に生き生き感じれられた。

そば湯
そば湯は、湯飲みで運ばれてきた。

くずきり ¥350
くずきりは、太めの平麺タイプのもので、氷水の中から取り出して黒蜜で食べた。ざらざらした十割そばを食べた直後に、吸い付くような滑らかなくずきりの食感が新鮮だった。

しげふじシャーベット ¥250
こういう所にこういう店があるんだなあと、感心してしまった。雰囲気・味に、日本文化の甘さと渋さが感じられて、味わい深かった。豊かな自然にはぐくまれた旧八郷町の食文化を垣間見るのに重宝する店。おすすめ度は7.3。
■『とうふ そば処 しげふじ』
茨城県石岡市太田1707-2
電話:0299-44-3206
営業時間:11:30〜14:00
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1. うどんレシピの情報サイト。 [ うどんレシピ.com ] 2007年07月03日 01:36
いつも楽しく拝見させて頂いています。私は"うどんレシピ"のブログをやっております。トラックバックを送信させて頂きました。不要でしたら削除してください。これからも更新楽しみにしています。
2. 【美楽】南禅寺とうふ [ 団塊おやじの電脳行商人 ] 2007年11月30日 17:20
【美楽】南禅寺とうふ価格: 3,675円発売元: 発送可能時期: 1週間以内に発送美味しい贈り物 お歳暮・お中元・各種ギフトにも喜ばれます 【南禅寺とうふ】江戸時代、南禅寺の参道の精進料理が出した湯豆腐が評判を呼び 、やがてこの地の名物になったといわれています。 大本...
コメント一覧
1. Posted by ころ 2007年07月02日 22:30
UNOさま「しげふじ」行かれましたか。
おすすめ度7.3で良かったです。
この店でも出している、「渡り舟」という
酒の酒米を裏の田んぼで作っています。
蔵元が知り合いなもんでワンプッシュ。
ここまでこられたのでしたら、かすみがうら市になりますが、「まいえ」から石岡市街へ抜ける途中にある手打ちそば 御野立庵にも
行ってみてはどうでしょうか。
レディースだけにデザートがついたりします。
おすすめ度7.3で良かったです。
この店でも出している、「渡り舟」という
酒の酒米を裏の田んぼで作っています。
蔵元が知り合いなもんでワンプッシュ。
ここまでこられたのでしたら、かすみがうら市になりますが、「まいえ」から石岡市街へ抜ける途中にある手打ちそば 御野立庵にも
行ってみてはどうでしょうか。
レディースだけにデザートがついたりします。
2. Posted by uno 2007年07月03日 21:33
その店もよさそうですね。
かなり先になりそうですが、
機会があったら行きたいと思いま〜す。
3. Posted by rosso 2007年07月05日 12:37
はじめまして。
「しげふじ」は割と近所なのですが,まだ行ったことがありません。
ですから,とても参考になりました!
ころさんの書いた「御野立庵」も,通るたびに気になっている店なのですが,まだ。
「しげふじ」は割と近所なのですが,まだ行ったことがありません。
ですから,とても参考になりました!
ころさんの書いた「御野立庵」も,通るたびに気になっている店なのですが,まだ。
4. Posted by uno 2007年07月06日 16:40
参考になったと聞いて嬉しいです。
御野立庵は私も前を通ったことがありますが、気になる店ですね。
5. Posted by いいだっち 2007年07月14日 18:43
「つくば食べ歩き2」も楽しみにしております。自分たち夫婦も、自転車+プチグルメなもんで(^_^;)
6. Posted by uno 2007年07月18日 18:31
御夫婦で、自転車+食べ歩きとはうらやましいですね。
7. Posted by YUKI 2008年07月28日 21:30
はじめまして!
お蕎麦が大好きなのでよくお蕎麦屋さんに行きます。
しげふじは、県外から来た友達を必ず連れて行きます。とっても喜んでくれます!
ここの器にもこだわりがあり、
お店のすぐ近くの陶芸家の方が作ったものだそうです。それが窓から見える場所にあり、
その陶器のこだわりを嬉しそうに教えてくれたのがとても印象的でした。
またこれからも参考にさせてもらいます!
お蕎麦が大好きなのでよくお蕎麦屋さんに行きます。
しげふじは、県外から来た友達を必ず連れて行きます。とっても喜んでくれます!
ここの器にもこだわりがあり、
お店のすぐ近くの陶芸家の方が作ったものだそうです。それが窓から見える場所にあり、
その陶器のこだわりを嬉しそうに教えてくれたのがとても印象的でした。
またこれからも参考にさせてもらいます!
8. Posted by uno 2008年08月05日 18:05
あの辺りは、都会とは別天地のようなところで、
県外の人を連れて行くのによさそうですね。
9. Posted by syoujinzawa 2008年09月06日 11:29
いつも興味津々で拝見させていただいています。
先月やっとこの[しげふじ]さんの蕎麦を賞味できました。割と近いところにいるのに腰が重かったですね。そばは腰があり味よく、そして、醤油をつけずに頂いたのですが、豆腐も大豆そのものの甘みがあり絶品でした。
ところで、ここで使われてる器は“梶谷 胖(かじたに ばん)”さんの作品です。床の間の“芸術品”もそうです。
http://www8.plala.or.jp/kajitani-ban/
窓から田んぼが見える写真の左手に建物が写ってます。入り口の坂道が白く見えますね。梶谷さんは、アメリカの芸術大学の教授までされ、15年ほど前に八郷のこの地に住まい兼工房を作り創作に励んでらっしゃるということです。年齢よりかなりお若く、たいへん気さくな方です、気軽に工房をのぞかれてはいかがでしょうか。
八郷は、その風景から芸術家を惹きつけてやまないところのようですね。
先月やっとこの[しげふじ]さんの蕎麦を賞味できました。割と近いところにいるのに腰が重かったですね。そばは腰があり味よく、そして、醤油をつけずに頂いたのですが、豆腐も大豆そのものの甘みがあり絶品でした。
ところで、ここで使われてる器は“梶谷 胖(かじたに ばん)”さんの作品です。床の間の“芸術品”もそうです。
http://www8.plala.or.jp/kajitani-ban/
窓から田んぼが見える写真の左手に建物が写ってます。入り口の坂道が白く見えますね。梶谷さんは、アメリカの芸術大学の教授までされ、15年ほど前に八郷のこの地に住まい兼工房を作り創作に励んでらっしゃるということです。年齢よりかなりお若く、たいへん気さくな方です、気軽に工房をのぞかれてはいかがでしょうか。
八郷は、その風景から芸術家を惹きつけてやまないところのようですね。
10. Posted by uno 2008年09月09日 06:26
あの辺は別天地のような雰囲気で
芸術家にむくのかもしれませんね



